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米国株は凪!雇用統計は微妙も売りにはならず

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米国株は凪状態!ダウ+0.3% ナス+0.57% SP500+0.39% ラッセル+1.4% もみ+1.86%。中小株は相変わらず調子がいいですが、他の指数は大きな変化もなかったです。

 

なにより出来高が非常に低く、とはいえ金曜日の引けにも関わらず利確もなく、本当に凪状態でした。雇用統計が微妙だったのですが、それで売る理由にもならずです。寧ろ過熱感がなく、ボラも安定してきたのはポジティブかもしれません。

 

米国株投資家もみあげの「米国株は凪!雇用統計は微妙も売りにはならず」をお楽しみください!

 

*投資判断はあくまで自己責任で 

 

雇用統計

雇用統計(1月)22:30
結果 4.9万人
予想 10.5万人 前回 -22.7万人(-14.0万人から修正)(非農業部門雇用者数)
結果 6.3%
予想 6.7% 前回 6.7%(失業率)
結果 0.2%
予想 0.3% 前回 1.0%(0.8%から修正)(平均時給(前月比))
結果 5.4%
予想 5.0% 前回 5.1%(平均時給(前年比))

 

1月米雇用統計 詳細 労働参加率は61.4%

民間部門雇用者数
結果 0.6万人
予想 16.3万人 前回 -20.4万人(-9.5万人から修正)

製造業雇用者数
結果 -1.0万人
予想 3.0万人 前回 3.1万人(3.8万人から修正)

週平均労働時間
結果 35.0
予想 34.7 前回 34.7

労働参加率
結果 61.4%
予想 61.5% 前回 61.5%

 

総じて前回よりは改善していますが、予想よりは低い状況になっています。ただ雇用統計が悪いながらもコロナ救済案が動いてる。また雇用統計が良くない限りはFRBの金融支援は縮小には向かわないために、マーケットはネガティブには取ってないですね。(金利下落圧力)

 

各指数関係の動き

 各指数

・CRB指数+0.64%(180.24→181.39)

・大豆油指数▲0.38%(44.91→44.74)

・原油価格56.40→56.97ドル/バレル

・ゴールド1793→1811(+0.90%)

・10年債1.139→1.172(+3.04%)+3.3bp(1bp=0.01%)

・実質金利 1日前▲0.42→本日▲0.41

*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。

・VIX指数▲4.98% (21.77)→▲3.35% (21.04)

・HYG+0.22%→+0.11% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒です。)

 

リスクオンではあるんですが、株式には資金は入ってないですね。指数は上昇していますが、単純に昨日上昇した銘柄を利確、その資金を下落傾向の銘柄にいれてる。バリュエーションが少し割安に見える銘柄にいれてるなど、そんな動きでした。

 


 

 SPY出来高

S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。

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SPYの出来高に関しては直近で最低です。微妙な雇用統計、積極的な買いもなかったですが、売りも少なく、大型は小康状態といった感じでした。


QQQ・VOO出来高 

QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。

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QQQの出来高は昨日と変わらずです。昨日上昇した銘柄をうって、昨日下落した銘柄を買うといった流れかもしれないですね。

 

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VOOの出来高は昨日と変わらずです。個人も相変わらず指数には積極的には資金を入れてない状況です。

マーケット状況

セクター状況 

 

上昇セクター)

一般消費財などが調子が良かったでしょうか。また2日連続で航空・レジャー・レストランも上昇していました。単純に循環させてるだけかと。後は中小株も調子が良かったと思います。

 

下落セクター)

2日間連続で下落しているのはヘルスケアになると思います。一部保険分野が特に下落していますね。またWSB銘柄も本日は完全に勢いを無くしていました。下落は昨日のヒートマップと比較するとわかるのですが、昨日大きく上げたセクターを今日は下げてるだけですね。

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https://finviz.com/map.ashx?t=sec

 

昨日のヒートマップ

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主要銘柄の状況

 

AAPL: パフォ(本日▲0.3% 1日前+2.58%)

機関投資家比率 本日58% 1日前58%

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→出来高は昨日よりは下落です。というか昨日上昇した分を今日は売りましたといった流れだと思います。

 

AMZN:パフォ(本日+0.63% 1日前+0.55%)

機関投資家比率 本日57% 1日前57%

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→出来高はほぼ変わらずです。アマゾンは特には大きな動きなしです。

 

TSLA: パフォ(本日+0.29% 1日前-0.55% )

機関投資家比率  本日40% 1日前40%

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→出来高は昨日より上昇です。とはいえ大きな動きではないです。テスラはしばらく小康状態がつづいてますね。底固めともみえますが。。。

 

コロナ状況(改善)

死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。

このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。


米国コロナ感染者数推移(1週間平均)

1週間平均が下落傾向が続いています。

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米国コロナ死者数推移(1週間平均)

コロナ死者数はまた上昇傾向に変化しました。感染者数は確実に減ってはいるので、もう少し様子を見ましょう。

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https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA

 

  

まとめ 

では「米国株は凪!雇用統計は微妙も売りにはならず」をまとめていきますね!

 

1週間お疲れ様です。特に木曜日と金曜日が不気味な位静かに、全面的に上昇しているのが怖さも感じさせますが、来週からいきなり急落するのもあまりかんがえられなさそうです。

 

とはいえネガティブヘッドラインがあると崩れる可能性はありますが、ひとまずGME騒動も収まって流動性も正常化し、ボラも安定したのは現在の米国株の底堅さともいえそうです。週末はのんびりできそうですね。

 

では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!

 

*投資判断はあくまで自己責任で

 Keep your fingers crossed!

 

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