米国株は全面高!ダウ+1.08% ナス+1.23% SP500+1.09% ラッセル+1.98% もみ+1.73%。中小株が最も調子がよく、ただ全指数が素直に上昇した日といえそうです。SP500は最高値を更新しています。
今日は大きなヘッドラインもなく、ポジティブ要素もないのですが、オープン時は軟調も引けにかけて指数系が上昇していました。機関投資家は航空・レストラン・リゾートなどに資金をいれ、ヘッジポジション(ショート)を一旦解消してるように思えます。
米国株投資家もみあげの「米国株は全面高!出来高低いがヘッジポジ解消も」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数+0.67%(179.05→180.24)
・大豆油指数+0.81%(44.55→44.91)
・原油価格55.78→56.40ドル/バレル
・ゴールド1833→1793(▲2.22%)
・10年債1.132→1.139(+0.01%)+0.7bp(1bp=0.01%)
・実質金利 1日前▲0.42→本日▲0.41
*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数▲7.51% (23.63)→▲4.98% (21.77)
・HYG+0.10%→+0.22% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒です。)
見た目だけ見るとリスクオンに近いと思います。ただあまりにも単純に上がりすぎてるのが違和感を感じますね。出来高は高くはないので、機関のヘッジポジションが無くなってシンプルに買いを入れたとも言えそうですが、判断が難しいと思います。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高に関しては昨日より下落です。GAFAMへはアップル以外は資金もはいってなく、出来高は相対的に低くなってると思います。
QQQ・VOO出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
QQQの出来高も昨日より低いです。今日は後からみてもGAFAMが軟調なので仕方がないかと。
VOOの出来高は非常に低いです。個人投資家はまたインデックスは買ってないですね。個別銘柄に群がってると思います。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター)
今日は金融やオールド全体が買われていたと思います。特に方向性もなく、敢えていうならアップルを除いたGAFAM以外は満遍なく買われたと言えそうです。要は機関投資家が資金をバランスを見て入れたと考えられそうです。レストラン・リゾート・航空も買われています。ハイテクグロースも全体的に調子が良かったです。
下落セクター)
弱いのはヘルスケアの一部とアップルを除いたGAFAMと中小のモメンタム銘柄といえいそうです。機関投資家が上記を売って、上昇銘柄を買ったというアクションだと思います。まがWSB銘柄はほぼ全て下落しています。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL: パフォ(本日+2.58% 1日前-0.78%)
機関投資家比率 本日58% 1日前58%
→出来高は昨日よりは上昇です。アップルはヘッジポジションが無くなってオーダーが改善されたようには思えます。
AMZN:パフォ(本日+0.55% 1日前-2.00%)
機関投資家比率 本日57% 1日前57%
→出来高は急落ですが上昇しています。アマゾンもヘッジポジションが一旦解消されていますね。
TSLA: パフォ(本日-0.55% 1日前-2.07% )
機関投資家比率 本日40% 1日前40%
→出来高は昨日より下落です。テスラが最近では最も軟調かもしれません。まだ少し調整といった感でしょうか。個人投資家がテスラから離れてるのも影響がありそうです。
コロナ状況(改善)
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
米国コロナ感染者数推移(1週間平均)
1週間平均が下落傾向が続いています。
米国コロナ死者数推移(1週間平均)
コロナ死者数は一旦下げ方向になりました。今日は下げているので少し安心です。
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「米国株は全面高!出来高低いがヘッジポジ解消も」をまとめていきますね!
今日の全面高だとあまり参考にならない気もします。航空・レジャー・リゾートが上昇しているのは単純なローテだと思うので、それが今後の傾向になるとも思えません。
出来高も低く、決してオーダーフローがいいわけでもないので、機関投資家が一旦ヘッジポジを解消し終えたようにも見えます。これは主観ですが、一旦ここまで上昇したら今度はまた調整と考える事もできますので、その点は要注意です。
明日は雇用統計の発表もありますので、注目です!
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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