米国株は微上昇。ダウ+0.12% ナス-0.02% SP500+0.1% ラッセル+0.38% もみ+1.73%。今日は殆ど動きが無いように見えますが、オープン時はナス好調・ラッセル不調から引けには逆になっています。トレンド変化の可能性もあります。
今日は細かいトピックが沢山あります。それらを簡単に纏めているので、是非チェックしてください。今後のマーケット動向を占うには非常に重要なポイントだと思います。
僕は今日の動きは今後を占う重要なトレンドを象徴してるようにも思えます。それ位細かな変化が表れてきています。中小株にまた個人投資家の資金が入ってきてるのも大事です。
米国株投資家もみあげの「米国株は微上昇!トレンド変化?4つの重要トピック!」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
4重要トピック
ISM非製造業景気指数
総合 58.7(57.7)
事業活動 59.9(60.5)
新規受注 61.8(58.6)
雇用 55.2(48.7)
入荷水準 57.8(62.8)
仕入価格 64.2(64.4)
輸出 47.0(57.3)
輸入 53.5(51.8)
()は前回
非常に数値がいいです。レストランなどは落ち込んでいますが、それ以外のサービス業では人材不足も懸念されているそうです。レストランなど以外は完全に底打ちしてそうです。
SECの規制
今回のWSB銘柄に関しては規制は入りそうですが、扇動した責任者の逮捕などそういった類の規制で終わる可能性も出てきています。これをうけてAMC・GMEやそれ以外のペニー株も大きく上昇しています。NAKD・SNDL。またWSB銘柄のKOSSも堅調でした
コロナ救済案
こちらに関しては、共和党も民主党案に賛同し始めていて、もしかしたら満額の可能性もあります。ただし給付金に関しては1400ドルを維持するかどうか、この辺は微妙です。
30年債の金利上昇
30年債が2016年以来の水準まで戻って来ています。要は金利上昇の可能性が出てきたと考えていいと思います。金利上昇ヘッジも考えだしていいですし、ナスダックが引け間際に少しマイナスになった事とも関係ありそうです。
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数+0.58%(178.02→179.05)
・大豆油指数+0.47%(44.34→44.55)
・原油価格54.78→55.78ドル/バレル
・ゴールド1835→1833(▲0.15%)
・10年債1.103→1.132(+2.96%)+2.9bp(1bp=0.01%)
・実質金利 1日前▲0.42→本日▲0.41
*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数▲14.58% (25.83)→▲7.51% (23.63)
・HYG+0.30%→+0.10% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒です。)
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高に関しては控えめです。機関投資家はまだ動いてないですね。少しずつは入れてるんでしょうが、まだリスクをとれてはいないです。
QQQ・VOO出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
QQQの出来高は減少しています。アップル・テスラ・アマゾンが下落していますし、出来高は控えめです。(逆に売りも少ないとも言えそうです。)
VOOの出来高は昨日より上昇です。分かりやすいですが個人投資家は資金を入れ出してきています。ラッセルが上昇してる事からも分かりますね。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター)
今日は特に強かったのがエネルギーと金融、そして好決算だったグーグルです。またWSB銘柄も復調、ペニー株なども個人投資家の資金が戻って来てました。CPSHなどは130%も1日で上昇しています。またテスラを除くEV関係やクリエネにも資金が入りだしていました。
下落セクター)
強いというセクター派ないですが、まだアップル・テスラ・アマゾンには積極的に資金が入ってきていません。。ヘルスケアセクターも全体的に不調、半導体も軟調です。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL: パフォ(本日-0.78% 1日前+0.60%)
機関投資家比率 本日58% 1日前58%
→出来高は昨日とほぼ変わらずです。機関投資家の動きは鈍いです。相変わらず警戒の状況が続いてますね。雇用統計などの数字が良ければ動くかもしれません。
AMZN:パフォ(本日-2.00% 1日前+1.11%)
機関投資家比率 本日57% 1日前57%
→出来高はアマゾンは高いですね。個人は買って、機関は売ってるみたいな状況でしょうか。前々から織り込まれてた気もするし、少し様子見ですね。
Amazon Q4 EPS $14.09 vs. $7.23 Est.; Q4 Revs. $125.56B vs. $119.70B Est
EPSがとんでもない事になっていますね。決算の中身をチェックしてみてくださいね。
https://www.cnbc.com/2021/02/02/amazon-amzn-earnings-q4-2020.html
TSLA: パフォ(本日-2.07% 1日前+3.93% )
機関投資家比率 本日40% 1日前40%
→出来高は昨日より下落です。この辺りもアップルと同様に大型株に関しては慎重な姿勢が見えてきます。機関投資家の動きの鈍さを感じます。
コロナ状況(改善)
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
米国コロナ感染者数推移(1週間平均)
1週間平均が下落傾向が続いています。
米国コロナ死者数推移(1週間平均)
コロナ死者数は一旦下げ方向になりました。今日は下げているので少し安心です。
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「米国株は微上昇!トレンド変化?4つの重要トピック!」をまとめていきますね!
トレンドが正直な所個人投資家に人気の銘柄に集まりだしてる気もします。またビットコインなどにも手堅い資金が入ってそうです。クリエネ・EVはこのタイミングが焦点になりそうですね。
それ以外にはアーク銘柄関係も一部が好調になりつつあります。宇宙関連も注目してもいいと思います。
とにかくトレンドの移り変わりが早いです。個別株投資をするならこういった動きを必ずチェックしておきたいですね。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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