米国株は全面高に。ダウ+1.58% ナス+1.56% SP500+1.39% ラッセル+1.19% もみ+2.13%。全指数がほぼ同じように上昇しています。リスクオンでもあったように見えます。
WSB(wall strett bets)による一部銘柄が大幅に下落して、マーケットの流動性が正常化したことにより、本日は機関投資家の買いが入っているように思えます。
過熱感はない買い方ではありますが、VIXも下落してボラティリティも低下したために、1月末のどちらに転ぶかわからない状況は抜け出したように思えます。
米国株投資家もみあげの「米国株が全面高に!ボラも解消で上昇目線か!?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数+0.45%(177.23→178.02)
・大豆油指数▲1.53%(45.03→44.34)
・原油価格53.67→54.78ドル/バレル
・ゴールド1859→1835(▲1.33%)
・10年債1.067→1.103(+3.36%)+3.7bp(1bp=0.01%)
・実質金利 1日前▲0.42→本日▲0.42
*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数▲8.98% (30.12)→▲14.58% (25.83)
・HYG-0.07%→+0.30% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒です。)
10年債が売られて、VIXが下落しているので本日はリスクオンになったと言えると思います。原油関係も上昇しています。一旦上昇目線に移行してると考えてもいいかと。また出来高も過熱感がないので、前回の調整はマーケットを結果的にいい方向に冷やしてくれたとポジティブに考えることもできそうです。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高に関しては昨日よりは落ちていますが、淡々と買われてきてるのがわかります。過熱感無く上昇してるのはこの局面だと寧ろ好感していいと思います。
QQQ・VOO出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
QQQの出来高は多少上昇しています。ハイテク関係中心に昨日より買いが入っていると想定されます。
VOOの出来高は昨日より下落です。そこまで大きくは変化はしてないですね。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター)
今日は全体的に上昇しています。特に資本財・金融、そしてテスラが強かったです。一旦落ち込んだセクターに機関投資家が買いを入れてるだけにも感じます。
時間外でアマゾンとグーグルの決算がありましたが、両者とも見た目は良決算に見えますね。またジェフベゾス氏がQ3でCEOから退くと発表しました。代わりにAWS CEO Andy Jassyが着任するみたいです。
下落セクター)
特に下落セクターがあるわけではないですが、EV関係がテスラ以外が軟調です。後はWSB銘柄のGMEなどはストップ安になっています。一連のWSB騒動も一旦収束しそうですね。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL: パフォ(本日+0.60% 1日前+1.65%)
機関投資家比率 本日58% 1日前58%
→出来高は昨日より減少です。ただそれでも上昇しています。オーダーフローは凄くよくなってるわけではないですが、上目線になってはいる事は分かります。
AMZN:パフォ(本日+1.11% 1日前+4.26%)
機関投資家比率 本日57% 1日前57%
→出来高はアマゾンは上昇しています。決算前の期待値もあったと思われます。
Amazon Q4 EPS $14.09 vs. $7.23 Est.; Q4 Revs. $125.56B vs. $119.70B Est
EPSがとんでもない事になっていますね。決算の中身をチェックしてみてくださいね。
https://www.cnbc.com/2021/02/02/amazon-amzn-earnings-q4-2020.html
TSLA: パフォ(本日+3.93% 1日前+5.83% )
機関投資家比率 本日40% 1日前40%
→出来高は昨日より上昇しています。テスラは13.5万台のリコールが入ったみたいですが、前回のリコール警告時も影響が軽微でした。
コロナ状況(改善)
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
米国コロナ感染者数推移(1週間平均)
1週間平均が下落傾向が続いています。
米国コロナ死者数推移(1週間平均)
コロナ死者数は一旦下げ方向になりました。ただ今日また少し上昇しています。
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「米国株が全面高に!ボラも解消で上昇目線か!?」をまとめていきますね!
アフターの決算においてもアマゾン・グーグルとも良決算でグーグル8%プラス、アマゾン1%プラスとなっています。これは地合いが良くなってきたとも考えることができそうです。
一旦は株式市場は安定化しそうですが、逆に今度はあまりにも上昇し出すとまた調整がはいってくるので、その点は注意ですね。短期的な上昇を示すようにビットコインなども上がっています。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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