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米国株は横横!個人投資家は積極的・機関投資家は消極的

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米国株はヨコヨコです。ダウ-0.07% ナス-0.07% SP500-0.15% ラッセル-0.62% もみ+2.3%。但しまたもや中身はその数字からは分からない状態が継続しています。機関投資家と個人投資家の動きが明らかに違っています。

 

今日を見ていると個人投資家は非常に積極的に投資を継続してるのがわかります。個別銘柄を詳細に見ていくと機関投資家比率が高い銘柄の方が同じ属性でも不調となっています。逆に機関投資家は今日またもや90%近く上がったGMEなどに今日からインするなど明らかにスピードが劣ってるのが分かります。(時間外で更に50%近く上昇、ブラックロックがコールオプション入れたのも確認)

 

ちなみに機関投資家が好むアップル出来高9549万株、個人投資家が好むGMEは1億6870万株、株価はアップル141ドル、GMEが147ドルなので、アップルを上回った事が分かります。とんでもない事ですね。

 

米国株投資家もみあげの「米国株は横横!個人投資家は積極的・機関投資家は消極的」をお楽しみください!

 

*投資判断はあくまで自己責任で 

 

各指数関係の動き

 各指数

・CRB指数+0.57%(174.44→175.42)

・大豆油指数+2.26%(43.02→43.91)

・原油価格52.77→52.50ドル/バレル

・ゴールド1855→1851(▲0.24%)

・10年債1.030→1.036(+0.01%)+0.6bp(1bp=0.01%)

・実質金利 1日前▲0.43→本日▲0.45

*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。

・VIX指数+5.84% (23.19)→-0.95% (22.96)

→最終的には下がりましたが、場中はVIXはほぼ上昇

・HYG+0.02% →-0.14% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒です。)

 

中身を見てわかる通り指数関係はほぼ変化無しなんです。それ位全体としては警戒感がまだありました。FOMCとGAFAM・テスラの決算に警戒ですね。ただ個人投資家は相当積極的に動いています。これが指数関係と個人投資家銘柄の大きな違いとして出てしまっています。(VIXに変動がないのがその理由です)

 

 


 

 SPY出来高

S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。

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SPYの出来高は昨日より下落です。機関投資家の消極性が見えてきます。


QQQ・VOO出来高 

QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。

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QQQの出来高も下落です。GAFAM中心ですが、個人投資家はGAFAMへは投資しなくなっていますね。

 

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VOOの出来高も下落です。個人投資家はインデックスではない個別銘柄へ偏重しだしているいい証拠です。

マーケット状況

セクター状況 

 

上昇セクター)

話題のGMEは今日90%とほぼダブルバガーとなっています。それ以外にも個人投資家が好むショートスクイーズできる銘柄が上昇(AMC・BBBYなど)。大型ではGAFAMが好調。スーパーの小売り関係・不動産も好調でした。

 

マクロソフトは時間外に好決算です!自社株買いも増量ですね。

 

下落セクター)

下落セクターとしては金融規制懸念で中国株、クリエネ関係、オールド関係は全体的に不調でした。大型株の方が機関投資家の動きが鈍く不調ですね。

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https://finviz.com/map.ashx?t=sec

 


主要銘柄の状況

 

AAPL: パフォ(本日+0.18% 1日前+2.77%)

機関投資家比率 本日58% 1日前58%

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→出来高は非常に控えめな事が分かります。機関投資家はまだ警戒してる状態です。

 

AMZN:パフォ(本日+0.98% 1日前+0.03% )

機関投資家比率 本日57% 1日前57%

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→出来高は昨日より下落です。こちらも上昇はしていますが、機関投資はまだ積極的に買ってないのがわかります。リスクを警戒しています。

 

TSLA: パフォ(本日+0.26% 1日前+4.04% )

機関投資家比率  本日40% 1日前40%

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→出来高は半分です。個人投資家に人気があるテスラですが、個人投資家はテスラより更に値動きが軽い機関投資家比率が低い銘柄に投資してると考えられます。

 

コロナ状況(不安アリ)

死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。

このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。


米国コロナ感染者数推移(1週間平均)

1週間平均がやっと下落方向に向かっています。アストラゼネカのワクチンが失敗。他のワクチンにも供給遅れ懸念がありますが、このまま下落傾向に向かって欲しい所です。

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米国コロナ死者数推移(1週間平均)

コロナ死者数は上昇傾向。これが問題ですね。バイデン大統領も深刻に受け止めています。

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https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA

 

  

まとめ 

では「米国株は横横!個人投資家は積極的・機関投資家は消極的」をまとめていきますね!

 

今日は米国株全体としてはヨコヨコだったのですが、内実は個人投資家が大暴れしてるのがわかったと思います。GMEに関しては機関投資家も乗り込みだしたので、流石にここからは荒れだすと思うのですが、個人投資家の力が更に拡大したのが分かります。

 

今までは機関投資家・大口投資家がマーケットを作ると言われてきましたが、その時代が変わったと認識した方がいいと思います。個人投資家の動向も個別株投資をするなら絶対に要チェックですね!

 

では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!

 

*投資判断はあくまで自己責任で

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