米国株はラッセルが絶好調!ダウ+0.9% ナス-1.37% SP500-0.14% ラッセル+1.88% もみ-2.0%となっています。ラッセル(中小企業指数)が絶好調となっています。なんと3月の暴落からの上昇率はナスダックを遂に上回ったみたいです。
不透明さの強まりとしては大統領選に関してですが、バイデン候補当選確定とされたのですが、最大手の選挙データを出してる下記サイトではバイデン候補の獲得数が259人に更新されています。(大統領には270人必要)
そしてコロナ新規感染者数はまたしても過去最高値を更新しています。確かにワクチン報道はポジティブですが、その中で株価が半年・1年先をを見込むといえどもセクターローテーションが強烈に行われるのは違和感があります。
米国株投資家もみあげの「米国株はラッセル絶好調!不透明さの強まり・セクターローテーション!?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数+1.52%(151.25→153.55)
・大豆油指数+1.61%(35.48→36.05)
・原油価格40.17→41.36ドル/バレル
・ゴールド1868→1877(▲4.6%)
・10年債0.951→0.956(+2.02%)+0.5bp
10年債はほとんど変わらず、金利は多少上昇しました。
・VIX指数▲3.66% (23.95)→▲3.26% (24.96)
→オープン時27近くだったのが、25以下になっています。
10年債はゼロヘッジ情報ですが、急激に発行されています。トランプ・バイデンどちらになるか不透明になりましたが、バイデン大統領になった場合は、FEDがQEで10年債を買付続けないと金利が上昇し続ける可能性があります。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
4日前の出来高
10日平均 84,308,848 vs 1日 116,422,948
3日前の出来高
10日平均 90,647,321 vs 1日 80,846,169
2日前の出来高
10日平均 93,311,366 vs 1日 72,981,187
1日前の出来高
10日平均 95,894,270 vs 1日 163,656,324
本日の出来高
10日平均 103,977,391 vs 1日 77,206,338
SPYの出来高は1日前の半分以下になってしまいました。実は勢いが衰えてしまった形です。機関・大口投資家はまたしても資金を抑えてしまった状態になってしまいました。不透明さが強まったのが要因だと思います。
QQQ出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
4日前の出来高
10日平均 40,132,833 vs 1日 69,498,075(VOO5,702,310)
3日前の出来高
10日平均 40,132,833 vs 1日 69,498,075(VOO5,702,310)
2日前の出来高
10日平均 46,760,842 vs 1日 38,279,050(VOO3,638,044)
1日前の出来高
10日平均 48,390,965 vs 1日 82,621,420(VOO8,018,176)
本日の出来高
10日平均 53,202,562 vs 1日 66,600,002(VOO3,889,290)
QQQは出来高減少です。ハイテク関係には資金が集まってないですね。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター
今日の上昇銘柄もダウが中心ですが、CCL・航空系など昨日爆上げした銘柄は今日はマイナスです。即座に利確されたみたいです。また昨日ワクチンの期待で上昇したMRNAなども下落。
個人投資家が一気に群がって即座に利確していく、個人投資家の動きが非常に速いイメージです。
下落セクター
CCL・航空系など昨日爆上げした銘柄は今日はマイナスです。即座に利確されたみたいです。また昨日ワクチンの期待で上昇したMRNAなども下落。
個人投資家が一気に群がって即座に利確していく、個人投資家の動きが非常に速いイメージです。
GAFAMはアップル以外は売られています。MSFT・AMZNともコロナ状況下で強い銘柄ですが、今はそんな事は関係ありませんね。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL: 10日平均133,700,438 vs 本日152,557,434 (1日前152,417,760)
パフォ(本日▲0.27% 1日前▲2.00%)
機関投資家比率 本日60% 1日前60%
→出来高は1日前とほぼ同じ。一時期下記イベント期待もあってプラスに移行したのですが、やはり引けに売られてマイナス圏に沈んでしまっています。
AMZN:10日平均 6,149,328 vs 本日8,022,410(1日前6,976,043)
(本日▲3.46% 1日前▲5.13%)
機関投資家比率 本日58% 1日前58%
→出来高は1日前より20%近く多くなりました。アマゾンは今日も売られていますね。オールドエコノミー上昇の前提として経済正常化、そうなるとECは需要が弱まるという想定かもしれませんが、、あまりにも売られすぎてる感はあります。
TSLA: 10日平均 29,385,031 vs 本日37,479,413 (1日前34,110,824 )
パフォ(本日▲2.59% 1日前▲1.86%)
機関投資家比率 本日43% 1日前43%
→出来高は1日前より多少増加です。一時400ドルを割りましたが、そこから直ぐに買い支えが入って持ち直した感じです。状況考えるともっと暴落してもおかしくないですが、投資家にしっかり買い支えられてる気もしますね。
新しいセルのおかげでモデル3に搭載される新しい82kWhのバッテリーパックの性能確認がされています。
コロナ状況(ネガティブ)
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
米国コロナ感染者数推移
感染者数推移が本日過去最高値をまたしても更新です。13万8千人/dayとなっています。どこまで増えていくのかちょっとわからなくなってきました。。
米国コロナ死者数推移
10月24日953人増 vs 本日679人増です。死者数は2週間前より久しぶりに減少しました。しかし感染者数増加が信じられない上昇率になってしまっているので、全く油断できません。死者数は増加から2週間程おくれて上昇する傾向があります。
10月22日222,201人(前日対比1,155人増)
10月23日223,042人(前日対比841人増)
10月24日223,995人(前日対比953人増)
10月25日224,899人(前日対比904人増)
10月26日225,230人(前日対比331人増)
10月27日225,735人(前日対比505人増)
10月28日226,723人(前日対比988人増)
10月29日227,700人(前日対比977人増)
10月30日228,668人(前日対比968人増)
10月31日229,708人(前日対比1040人増)
11月1日230,556人(前日対比848人増)
11月2日230,996人(前日対比440人増)
11月3日231,551人(前日対比555人増)
11月4日232,627人(前日対比1076人増)
11月5日233,729人(前日対比1102人増)
11月6日234,937人(前日対比1208人増)
11月7日236,099人(前日対比1162人増)
11月8日237,113人(前日対比1014人増)
11月9日237,572人(前日対比459人増)
11月10日237,572人(前日対比679人増)
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「米国株はダウ爆上げ!ワクチン報道で金利急上昇・原油高騰!?」をまとめていきますね!
もちろんワクチンによってコロナ状況が改善されて経済が正常化するのは本当に嬉しい事です。ただしワクチンが本格的に配布されるのは秋以降、株価が半年・1年先を織り込むといっても、余りにも急になんでもかんでもオールドエコノミーの上昇を促してるのは違和感が強いです。
またそれを予想してか個人投資家は投機的にオールドエコノミーに投資して即座に利確してる状況も見え隠れします。これでは底堅いマーケットになりません。
それもこれも下記不透明さの拡大が原因じゃないかと思っています。
・ワクチンによる急激な動きの過剰流動性(ハイボラ誘導)
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2020年11月10日
・コロナ感染はガンガン増加
・トランプ・バイデンがまた不透明
・資金余りの急激なセクターローテ
うーーん。。目先だけでもリスクがまた増えまくってる。
ちょっとだけ動かすけど静観だわさ。付き合うと本気で疲弊する。
投資家によっては大きな損失が出てる人、やっと報われた人、色々な人がいると思います。いつも言ってますが、過度に悲観・喜び過ぎない事、我慢して継続できた人には光が見えてくることを忘れずに投資を継続したいですね。(ラッセルが好調という事は中小企業の復活も見えてくるので、先行き的には明るい事も忘れずに)
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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