米国株はフライングの全面高!ダウ+2.06% ナス+1.85% SP500+1.78% ラッセル+2.91% 自分2.7%となっています。まだ大統領選の動向は固まってないと思っています。ただ気の早い我慢できない個人投資家は買い進めてる状況かと考えられます
今日の上昇銘柄を見ても、特にバイデン候補が有利といった傾向は見えないと思っています。事実クリーンエネルギー系や大麻系は下落してる銘柄もあります。(バイデン候補が勝利なら有利になると考えられる銘柄)
報道ではバイデン候補が有利と言われていますが、蓋を開けて見なければ本当にわからないのではやる気持ちを押さえたいところです。ということで本日の状況をまとめていきます。
米国株投資家もみあげの「米国株はフライングか!?気の早い個人投資家の見切り発車!」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数が+0.77%(145.91→147.02)
・大豆油指数が+1.75%(33.23→33.77)
・原油価格37.10→37.91ドル/バレル
・ゴールド1895→1907(+0.59%)
・10年債0.857→0.884(+4.6%)+2.7bp
→今日はリスクオンの10年債が売られたとみていいと思います。
・VIX指数▲2.13% (37.21)→▲7.03% (34.42)
今日は先物含めてリスクオンになったと考えていいと思います。大口は動いてないですが、個人投資家のフライング的な見切り発車で、出来高が薄い所に買いがはいり、VIX指数も大きく改善されていると思います。(要は本番はまだという事です。)
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
4日前の出来高
10日平均 66,188,108 vs 1日125,814,457
3日前の出来高
10日平均 73,101,664 vs 1日 88,670,086
2日前の出来高
10日平均 76,125,667 vs 1日 119,260,197
1日前の出来高
10日平均 79,220,349 vs 1日 77,464,775
本日の出来高
10日平均 80,984,617 vs 1日 85,140,767
SPYの出来高は1日前より上昇していますが、今日の上昇を裏付けるほど出来高は多くないです。むしろ薄いと言えます。大口投資家はまだ本格的に動いてないと考えていいと思います。
QQQ出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
4日前の出来高
10日平均 34,435,928 vs 1日 52,779,359(VOO5,630,980)
3日前の出来高
10日平均 36,059,158 vs 1日 40,277,996(VOO5,335,966)
2日前の出来高
10日平均 36,132,370 vs 1日 64,689,289(VOO5,883,109)
1日前の出来高
10日平均 38,668,889 vs 1日 37,653,065(VOO4,006,841)
本日の出来高
10日平均 38,991,955 vs 1日 41,000,861(VOO3,271,392)
QQQの出来高は上昇です。まだショートもQQQには入ってるみたいですVOOも出来高は減少です。個人投資家は指数よりも今日は中小株への買いを進めていたと考えられます。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター
今日は全体的に上昇しています。資本財と医療保険関係が強いです。医療保険はオバマケア継続という事はバイデン大統領が意識されています。また中小株でも決算が良くて下落していた銘柄、選挙に関係が少ないと思われる銘柄に資金が集まっていました。
【APPS】デジタルタービン12%、【WKHS】ワークホース12%、【LMND】レモネード10%、【PLUG】9%、【W】7%。但し【LMND】は11月5日、【WKHS】・【PLUG】は11月9日に決算が直ぐ控えてるので短期勝負の可能性があるから要注意です。
下落セクター
PYPLは決算はガイダンスが悪いという事で下落です。タイミングも悪かった気もします。エネルギーは切り返したのですが、バイデン大統領も意識されたと思います。石油関係は下落となっています。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL: 10日平均120,656,511 vs 本日104,247,482 (1日前121,627,632 )
パフォ(本日+1.50% 1日前▲0.19%)
機関投資家比率 本日60% 1日前60%
→出来高は1日前より20%程減少です。アップルなどにはまだ本格的な資金は入っていないです。出来高がそれを表しています。11月10日にマックの新機種発表が予定されています。
AMZN:10日平均 5,481,159 vs 本日4,799,527(1日前6,985,506)
(本日+1.49% 1日前▲1.10%)
機関投資家比率 本日58% 1日前58%
→出来高は1日前より30%程下落です。こちらも売りは多くはないですが、出来高は決して高くはないです。アマゾンにもまだ大口からは積極的に資金が入って来てない状況だと思います。
TSLA: 10日平均 30,837,806 vs 本日33,750,473 (1日前28,715,823)
パフォ(本日+5.78% 1日前+3.28%)
機関投資家比率 本日43% 1日前44%
→テスラは本日は出来高が少し上昇しています。そしてアップル・アマゾンより機関投資家比率が低いために個人から積極的に買いがはいってその分上昇したとみていいと思います。後はトランプでもバイデンでもそれほど影響は受けないと見られてる節もあります。
コロナ状況(ネガティブ)
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
米国コロナ感染者数推移
感染者数推移が今日は上昇率が控えめですんでいます。とはいえ8万人/dayを超えてしまっているので、依然として危険水域です。
米国コロナ死者数推移
10月20日459人増 vs 本日555人増です。死者数は2週間前より増加です。すでに新規感染者数はどんどん上昇しているので、死者数の増加も止まりそうもありません。
10月8日211,801人(前日対比892人増)
10月9日212,773人(前日対比972人増)
10月10日214,377人(前日対比1014人増)
10月11日213,787人(前日対比590人増)
10月12日214,771人(前日対比394人増)
10月13日215,085人(前日対比314人増)
10月14日215,902人(前日対比817人増)
10月15日216,872人(前日対比970人増)
10月16日217,700人(前日対比828人増)
10月17日218,599人(前日対比899人増)
10月18日219,289人(前日対比690人増)
10月19日219,674人(前日対比385人増)
10月20日220,133人(前日対比459人増)
10月21日221,066人(前日対比933人増)
10月22日222,201人(前日対比1,155人増)
10月23日223,042人(前日対比841人増)
10月24日223,995人(前日対比953人増)
10月25日224,899人(前日対比904人増)
10月26日225,230人(前日対比331人増)
10月27日225,735人(前日対比505人増)
10月28日226,723人(前日対比988人増)
10月29日227,700人(前日対比977人増)
10月30日228,668人(前日対比968人増)
10月31日229,708人(前日対比1040人増)
11月1日230,556人(前日対比848人増)
11月2日230,996人(前日対比440人増)
11月3日231,551人(前日対比555人増)
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「米国株はフライングか!?気の早い個人投資家の見切り発車!」をまとめていきますね!
米国株の個人投資家が本当に積極的過ぎます。待ち構えていたかのように、選挙後の株高を意識し出してると思います。ということは選挙結果が早急に決まってしまった場合は、凄まじい上昇が待っている気がします。
逆に考えるとこれだけ結果が出る前に上昇してしまうと、選挙結果が長引いた場合は更なる下落を一旦引き起こす可能性があるという事です。ボラティリティが上昇してしまうリスクがどんどん出てきました。
はやる気持ちもあると思うのですが、少しずつ少しずつリスクを取りすぎず投資を継続していきたいところです。大統領選の結果を待ちましょう!
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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