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米国株長期投資実録(個別株&ETF)。米国駐在員。2018年9月資産1400万→10年後5,000万→20年後1億の目標へ!投資&金融リテラシー&米国生活など飾らない言葉で。お金で幸せになりましょう!

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米国株はポジション解消で下落!コロナ新規感染者数が過去最高に!

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米国株はポジション解消で下落!ダウ-0.58% ナス-2.45% SP500-1.21% ラッセル-1.48% 自分-5.17%となっています。昨日がリバウンドしただけになってしまいました。今日は徹底的にポジション解消で売られた感があります。

 

 

FEDが最低融資額を25万ドルから10万ドルに引き下げ、トランプ大統領が選挙後に追加経済政策額を凄まじい量にするといっても焼け石に水でした。どうしようもない下落です。

 

10年債も買われていない状況から、資金を移動させたというよりはとにかくポジション解消して現金化、大統領選挙後に備えようという動きがメインだったと思います。

 

ただし、足元でコロナ新規感染者数が過去最高にまた到達していて、その点が非常に気になります。

 

米国株投資家もみあげの「米国株はポジション解消で下落!コロナ新規感染者数が過去最高に!」をお楽しみください!

 

*投資判断はあくまで自己責任で 

 

 

各指数関係の動き

 各指数

・CRB指数が▲0.06%(144.81→144.73)

・大豆油指数が+1.94%(33.07→33.70)

・原油価格36.30→35.70ドル/バレル

・ゴールド1869→1878(+0.55%)

・10年債0.828→0.875(+6.37%)+4.7bp

→リスクオフに見えますが、10年債が買われていません。

・VIX指数▲6.73% (37.57)→+1.14% (38.02)

 →VIXは昨日からほぼ変わらないんです。

 

10年債は昨日から全然買われていません。要はリスクオフに動きというよりは単純に株式を現金化したといえそうです。またVIX指数もほとんど変わらず、指数関係はそこまで売られていなく、個別銘柄を狙い撃ちで大量に売られたと言えそうです。

 

現金化した資金はいずれ株式市場に戻ってくるはずなので、現状の不透明さが解消されることを待つしかない状況ですね。

 

こういった動きをアンワインドというそうです。巻き戻し(unwind)のこと。 これまでのポジション(持ち高)を解消する動きを指します。 相場が反転する兆しがある場合や重要イベントなどを前にリスクを回避する必要がある場合、取引を巻き戻す投資家が増え、金融市場を左右することがあります。

 

 


 

 SPY出来高

S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。

 

 

4日前の出来高

 10日平均 65,805,802 vs 1日85,606,203

3日前の出来高

 10日平均 66,914,249 vs 1日64,221,443

2日前の出来高

 10日平均 66,188,108 vs 1日125,814,457

1日前の出来高

 10日平均 73,101,664 vs 1日 88,670,086

本日の出来高

 10日平均 76,125,667vs 1日 119,260,197

 

SPYの出来高は1日前より増加です。売りがメインでポジション解消されている状況だったと思います。個別銘柄は大きな下落ですが、指数はなんとか耐えた状況と言えると思います。

 


QQQ出来高 

QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。

 

 

4日前の出来高

 10日平均 41,898,975 vs 1日 37,537,377(VOO3,310,409)

3日前の出来高

 10日平均 37,804,019 vs 1日 29,734,646(VOO2,145,406)

2日前の出来高

 10日平均 34,435,928 vs 1日 52,779,359(VOO5,630,980)

1日前の出来高

 10日平均 36,059,158 vs 1日 40,277,996(VOO5,335,966)

本日の出来高

 10日平均 36,132,370 vs 1日 64,689,289(VOO5,883,109)

 

QQQの出来高は昨日より大幅上昇です。約1.6倍。VOOも相変わらず出来高が非常に大きいです。ということは個人は積極的に売買しているのが、分かります。下落時において個人が押し目買いしてる背景もあったみたいです。

 

マーケット状況

セクター状況 

 

上昇セクター

意外とオールドエコノミーが強かったです。金利上昇で金融系が好調、ABBVは10%増配で上昇、CCLなどクルーズ系はCDCから営業再開の許可が出たことによって、上昇しています。グーグルは好決算で上昇です。

 

下落セクター

今日はナスダック銘柄が特に売られています。アップル決算不安からグーグル除いてGAFAMは売られています。またハイテクグロース株関係は暴落レベルで下落しています。10%近く下落した銘柄も沢山ありました。

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主要銘柄の状況

 

AAPL: 10日平均112,915,788 vs 本日189,967,409(1日前127,291,680)

パフォ(本日▲5.60% 1日前+3.71% )

機関投資家比率 本日60% 1日前60%

→出来高は1日前より1.5倍です。決算に関して特に中国の売上減少・iPhone出荷台数の減少で大きく売られたという事になりそうです。

 

 

TSLA: 10日平均 30,583,303 vs 本日42,396,636 (1日前22,364,589)

パフォ(本日▲5.55% 1日前+1.18%)

機関投資家比率  本日44% 1日前44%

→テスラも大型の個別に連れられて下げたといえそうです。一部アナリストからはアップグレードがありましたが全く影響せず、出来高も昨日の2倍近くで大きく売られたことが分かります。 

 

AMZN:10日平均 5,085,614 vs 本日8,359,471 (1日前6,383,455 )

(本日▲5.45% 1日前+1.52%)

機関投資家比率 本日58% 1日前58%

→出来高は1.4倍近くです。決算は悪くは見えなかったですが、売上上昇が物足りないように見えた点と、こちらもアップルの売りに連れられて売られたと思われます。

 

 

コロナ状況(ネガティブ)

死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。

このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。


米国コロナ感染者数推移

感染者数推移が更に過去最高値を更新してしまいました。1日の新規感染者数は8.8万人にいたっています。この状況を考えると大統領・追加経済政策が決まらないと本当に立て直しが厳しいと思います。

 

サンフランシスコの火曜日からロックダウン解除も延期になっています。

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米国コロナ死者数推移

 

10月16日828人増 vs 本日968人増です。死者数は2週間前より増加です。すでに新規感染者数はどんどん上昇しているので、死者数の増加も止まりそうもありません。最悪の状況に向かっていってる事になります。

 

10月8日211,801人(前日対比892人増)

10月9日212,773人(前日対比972人増)

10月10日214,377人(前日対比1014人増)

10月11日213,787人(前日対比590人増)

10月12日214,771人(前日対比394人増)

10月13日215,085人(前日対比314人増)

10月14日215,902人(前日対比817人増)

10月15日216,872人(前日対比970人増)

10月16日217,700人(前日対比828人増)

10月17日218,599人(前日対比899人増)

10月18日219,289人(前日対比690人増)

10月19日219,674人(前日対比385人増)

10月20日220,133人(前日対比459人増)

10月21日221,066人(前日対比933人増)

10月22日222,201人(前日対比1,155人増)

10月23日223,042人(前日対比841人増)

10月24日223,995人(前日対比953人増)

10月25日224,899人(前日対比904人増)

10月26日225,230人(前日対比331人増)

10月27日225,735人(前日対比505人増)

10月28日226,723人(前日対比988人増)

10月29日227,700人(前日対比977人増)

10月30日228,668人(前日対比968人増)

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https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA

 

 

まとめ 

では「米国株はポジション解消で下落!コロナ新規感染者数が過去最高に!」をまとめていきますね!

 

今週お疲れ様でした。個別株で特にハイテク系に偏ってる投資家の人は本当に下落がきつかったんじゃないでしょうか。(それは僕もです)

 

ただリスクオフして10年債や他の資産に流れてるというよりは1週間通してみていると、とにかくポジションを解消したという見方ができるとおもいます。(主に機関投資家が)

 

これは機関投資家の悪意とかではなく、ここまで状況が読めない大統領選挙前にリスクを抱えることができないという判断がメインだったと思います。

 

来週火曜日はいよいよ大統領選挙です。コロナ状況も深刻化してる中で大統領選挙後にインを考えてる投資家も沢山いると思います。銘柄選定が難しい局面ですが、しっかり土日に備えたいですね。(土日はそれ関連の記事をアップしたいと思います。)

 

では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!

 

*投資判断はあくまで自己責任で

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