米国株は閑散相場!ダウ-0.48% ナス-0.29% SP500-0.48% ラッセル-0.37% 自分+0.16%となっています。米国株が閑散相場だった理由は、マーケット変動の警戒感からです。出来高がスカスカでした。
今日日本時間の10時から大統領選挙に向けてトランプ大統領とバイデン候補のTV討論があります。このTV討論によって両者の支持率が大きく変動する可能性があります。こちらに対してのマーケットが非常に警戒感を高めたからと総括できます。
今日の各指数の出来高をみると本当にマーケットは今日はやる気がなく様子見をしたことが伝わると思います。いよいよ米国株の最大のイベントがやってくるなと身が引き締まります。
米国株投資家もみあげの「米国株は閑散相場!警戒感の理由は大統領選のTV討論会!」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数が▲1.32%(148.73→146.76)
・大豆油指数が▲1.30%(33.09→32.68)
・原油価格40.57→39.00ドル/バレル
・ゴールド1881→1898(+0.88%)
・10年債0.661→0.648(▲1.74%)▲0.13bp
→金利は下落です。10年債は今日はリバランスとリスクオフ的に買われた感じだと思います。とにかく今日は警戒感が高いマーケットでした。
・VIX指数▲0.72% (26.19)→+0.31% (26.27)
→一時27以上まで上昇しましたが、そこからほぼオープン前と変わらない状況に戻りました。(ショートカバー少し入った気がします。)
今日は先物的には原油価格が一時崩れそうになったために不調でした。逆にゴールドやシルバーがこの状況で買われるようになっていますね。株価が上下して方向性がないので今度はそちらに資金が集まった気もします。VIXは相変わらず警戒感が高いままです。
Put/Call ratioが劇的に改善されているように見えます。但し大口投資家はまだまだプット(ショート)できる資金を蓄えてるので、この指標は直ぐに変化します。注意は必要です。
https://stockcharts.com/h-sc/ui?s=$CPCE
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
4日前の出来高
10日平均 82,791,405 vs 1日90,973,361
3日前の出来高
10日平均 82,956,400 vs 1日75,905,736
2日前の出来高
10日平均 81,567,579 vs 1日60,744,562
1日前の出来高
10日平均 80,206,502 vs 1日63,635,852
本日の出来高
10日平均 80,104,395 vs 1日50,521,154
SPYの出来高は昨日よりも20%程減少しています。直近でも最低です。機関投資家は今日は本当に動いてないと感じました。これほど値動きが少ない日は珍しいです。
QQQ出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
4日前の出来高
10日平均 59,524,451 vs 1日47,636,185 (VOO2,732,725)
3日前の出来高
10日平均 57,924,391 vs 1日70,018,114(VOO3,118,684)
2日前の出来高
10日平均 58,020,815 vs 1日 51,505,487(VOO2,631,228)
1日前の出来高
10日平均 56,364,151 vs 1日 55,921,590(VOO2,400,767)
本日の出来高
10日平均 58,355,461 vs 1日 25,451,196(VOO2,282,068)
QQQは今日は本当に出来高も低いです。ショートカバーが2日連続して発生していましたが、今日はお休みです。完全に様子見モードにはいっていました。VOOはほぼ変わらずですね。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター
セクターではないですが、テーマ的にESG関係・FB・半導体(NVDAのVMawreとのAIチップのパートナーシップ)・BYND(ビヨンドミート)などちょっとしたテーマ株が今日は好調でした。
下落セクター
全体的に軟調でした。特にエネルギーが原油価格の下落に引きずられて大きくマイナス。金融関係も金利警戒感もあって軟調ですね。
主要銘柄の状況
AAPL: 10日平均 178,966,962 vs 1日98,418,534(本日▲0.76% 昨日+2.42% )
→10日平均よりもそして直近でも最低レベルの出来高です。マーケットの警戒感の高さを表しています。
TSLA: 10日平均 83,065,182 vs 1日49,919,719(本日▲0.51% 昨日+3.37%)
→10日平均より出来高は低いですが、昨日とほぼ同じくらいの出来高です。個人投資家が多少いじってる感じもありました。一時プラス圏になってマイナスに移行しました。
AMZN:10日平均 5,698,252 vs 1日3,427,609 (本日▲0.92% 昨日+2.56%)
→アップルと同じような状況です。但し10月中旬からアマゾンはプレミアムセールをスタートさせるみたいです。このポイントで大きな売上向上を期待できるかもしれません。
コロナ状況(ポジティブ)
米国コロナ死者数推移
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
9月15日451人増 vs 本日314人増です。本日は死者数が微減しています。減少はしている状況ではあるので一安心ですが、2週間前の1日後は1400人も増加しているので、その前後がどうなるかに注目していきたいです。
(サンフランシスコではレストラン店内での食事制限を解除する方向で動いてるみたいです。)
9月7日188,941人(前日対比403人増)
9月8日189,208人(前日対比267人増)
9月9日189,679人(前日対比471人増)
9月10日190,815人(前日対比1136人増)
9月11日191,789人(前日対比974人増)
9月12日193,016人(前日対比1227人増)
9月13日193,701人(前日対比685人増)
9月14日194,079人(前日対比378人増)
9月15日194,530人(前日対比451人増)
9月16日195,937人(前日対比1407人増)
9月17日196,802人(前日対比865人増)
9月18日197,633人(前日対比831人増)
9月19日198,589人(前日対比956人増)
9月20日199,258人(前日対比669人増)
9月21日199,509人(前日対比251人増)
9月22日199,881人(前日対比372人増)
9月23日200,807人(前日対比926人増)
9月24日201,909人(前日対比1102人増)
9月25日202,810人(前日対比901人増)
9月26日203,774人(前日対比964人増)
9月27日204,497人(前日対比723人増)
9月28日204,756人(前日対比259人増)
9月28日205,070人(前日対比314人増)
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「米国株は閑散相場!警戒感の理由は大統領選のTV討論会!」をまとめていきますね!
こんなにやる気がない米国株マーケットは久しぶりに見ました。ここまで出来高がスカスカで変動も無くなるとは、本当にマーケットの注目が高いのをひしひし感じます。
本日日本時間の10時からTV討論会が行われますが、是非ともお時間ある人は見てみるといいです。大統領選挙の状況を肌で感じれますし、メディアが伝える内容はバイアスがかかるので、直接見れる人は見た方がおススメです。
追加経済政策も前向きには検討してるみたいですが、大統領選挙と相まって先行きは不透明です。状況を客観的に見ながら投資継続したいですね。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
Keep your fingers crossed!
↓応援ポチっとありがとうございます!↓
↓面白かったら是非ともシェア願います↓
<書籍出版>
ソーテック社さんから書籍が出版されることになりました!電子書籍も発売予定です。10月中旬発売になる予定ですが、今までの自分の知識を結集して全て自分で書き下ろしたので是非読んでみてください!
<メルマガ創刊>
週刊で月曜日に配信です。「米国株のコツ」として週間展望や読者様からの質問コーナーを設けて、ブログとは違う自分自身の主観も含めていきたいと思います!1か月購読継続で1か月無料期間もあります。月間1100円です。