米国株は反発！ダウ+1.51% ナス+1.87% SP500+1.61% ラッセル+2.4% 自分+2.98%となっています。米国株は今日も上昇しました。主要銘柄の出来高はそれほど増えてないので、今日もショートカバーの可能性が高いです。
ショートカバーの可能性が高い理由としてはVIX指数がほぼ金曜日から変動していないからです。投資家のセンチメンタルがまだ買いに強くは動いてないと見えます。
とはいえその状況においてもここまで株価が上昇するのは、金曜日にお伝えしたように大口投資家の10年間での最高レベルのショートポジションの大きさが影響してる事を物語ってると思います。
米国株投資家もみあげの「米国株は全面高！本日もショートカバーで光が見えたか！？」をお楽しみください！
＊投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数が+0.25％(148.36→148.73)
・大豆油指数が+0.82％(32.78→33.09)
・原油価格40.14→40.57ドル/バレル
・ゴールド1862→1881(+1.09%)
・10年債0.656→0.661(+0.75%)+0.05bp
→金利は0.674まで上昇したが、10年債はリバランスの影響もあって買わたことによって、金利はほぼ上昇せず。
・VIX指数▲7.47% （26.38）→▲0.72% （26.19）
→一時24.9までVIX指数は下落するがほぼ変わらず。
先物は多少本日は切り返しました。ゴールドは金利上昇が抑えられたので上昇してるように見えます。10年債はリバランスで買われたことによって、上げ幅は限定的です。
全面高にしてはVIX指数がほとんど上昇していません。これはマーケットが買い気配になってるよりは、ショートカバー・売り圧力の減少とみることができます。
Put/Call ratioも改善されてるようにはみえますが、まだ不安定な状況を抜け出してはいない点が注意です。
https://stockcharts.com/h-sc/ui?s=$CPCE
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
4日前の出来高
10日平均 87,876,727 vs 1日63,054,482
3日前の出来高
10日平均 82,791,405 vs 1日90,973,361
2日前の出来高
10日平均 82,956,400 vs 1日75,905,736
1日前の出来高
10日平均 81,567,579 vs 1日60,744,562
本日の出来高
10日平均 80,206,502 vs 1日63,635,852
SPYの出来高は金曜日より少し上昇です。10日平均よりは少なく出来高も大きくは伸びていませんが、ショートカバーと引け間際に買いが入っている状況です。
QQQ出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
4日前の出来高
10日平均 65,368,427 vs 1日40,544,017（VOO2,734,389）
3日前の出来高
10日平均 59,524,451 vs 1日47,636,185 （VOO2,732,725）
2日前の出来高
10日平均 57,924,391 vs 1日70,018,114（VOO3,118,684）
1日前の出来高
10日平均 58,020,815 vs 1日 51,505,487（VOO2,631,228）
本日の出来高
10日平均 56,364,151 vs 1日 55,921,590（VOO2,400,767）
QQQはショートカバーの可能性が高いと思います。アップル・アマゾンなどは出来高は増えていません。VOOも金曜日よりは出来高が低いです。VIX指数が低下していないのがマーケットが本来の買い気配には完全に移行してないのが分かります。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター
今日は全面高です。特に上昇していたのは航空・金融・エネルギーです。この辺りは割安として値幅を取るために買われたと思います。
下落セクター
下落セクターは特にはないですが、公益は直近下落幅も低かったので、上昇率は限定的でした。
主要銘柄の状況
AAPL： 10日平均 179,214,730 vs 1日136,106,581（本日+2.42% 昨日+3.75% ）
→10日平均よりは出来高が低いです。積極的に買われてるより、売りポジション解消の可能性が高そうです。
TSLA： 10日平均 86,395,287 vs 1日49,028,787（本日+3.37％ 昨日+5.04％）
→10日平均より出来高は相当低いです。まだ積極的に買われてる状況じゃないです。
AMZN：10日平均 5,728,795 vs 1日4,086,591 （本日+2.56％ 昨日+2.5％）
→アマゾンも大きくは出来高は上昇してないないです。
コロナ状況（ニュートラル）
米国コロナ死者数推移
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
9月14日378人増 vs 本日259人増です。本日は死者数が微減しています。減少はしている状況ではあるので一安心ですが、2週間前の2日後は1400人も増加しているので、その前後がどうなるかに注目していきたいです。
9月7日188,941人（前日対比403人増）
9月8日189,208人（前日対比267人増）
9月9日189,679人（前日対比471人増）
9月10日190,815人（前日対比1136人増）
9月11日191,789人（前日対比974人増）
9月12日193,016人（前日対比1227人増）
9月13日193,701人（前日対比685人増）
9月14日194,079人（前日対比378人増）
9月15日194,530人（前日対比451人増）
9月16日195,937人（前日対比1407人増）
9月17日196,802人（前日対比865人増）
9月18日197,633人（前日対比831人増）
9月19日198,589人（前日対比956人増）
9月20日199,258人（前日対比669人増）
9月21日199,509人（前日対比251人増）
9月22日199,881人（前日対比372人増）
9月23日200,807人（前日対比926人増）
9月24日201,909人（前日対比1102人増）
9月25日202,810人（前日対比901人増）
9月26日203,774人（前日対比964人増）
9月27日204,497人（前日対比723人増）
9月28日204,756人（前日対比259人増）
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「米国株は全面高！本日もショートカバーで光が見えたか！？」をまとめていきますね！
今日のショートカバーですが、GAFAMは積極的に買われていません。どちらかというと指数関係のショートカバーが多かった気がします。
よって何か特定の銘柄が大きく上昇するというよりは全面的に高くなった気がします。ラッセルの上昇は追加経済政策の検討が進捗中という期待感もあるようにも思えます。
明日のマーケット後ははいよいよトランプ大統領とバイデン候補 のテレビ討論会があります。マーケットに与える影響がどれ位かまだ読めませんが、その点は注意です。
ショートポジションが歴史的に多かったために、大きなリスクがなければ上昇する可能性もあります。マーケットから逃げるよりは少しずつ買い進めて行く勇気が必要な局面かもしれませんね。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って！
＊投資判断はあくまで自己責任で
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