米国株は全面高!ダウ-0.47% ナス-1.27% SP500-0.84% ラッセル-0.63% 自分-2.1%となっています。本日はハイボラティリティが発生しています。
ダウは一時プラスに移行していました。またQQQは非常に変動が大きく3%近くも動いています。FOMCで理由付けされていましたが、それよりも急激なドル安から先物含めて変調をきたし(SQが関係してると思う。)それによって、株式も再度調整が入ったとみています。
明日はいよいよSQです。明日を超えて株価が上昇目線になれるか、山場だと思います。セクターローテーションが起こってるようにもみえますが、そろそろ株価の調整が一巡したようにも見えるので、注目です。
では米国株投資家もみあげの「米国株は全面安!急激なドル安が示すSQに向けての調整か!?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数が+0.7%(149.74→150.78)
・大豆油指数が▲0.2%(34.88→34.84)
・原油価格40.18→41.03ドル/バレル
・ゴールド1958.1→1946.6
・10年債0.695→0.689(▲0.95%)
・VIX指数+1.80% (25.99)→+1.61% (26.46)
原油価格はSQも絡んでるので、調整として経済回復が進ん出る事を意味してると思います。10年債はドル安の影響もあると思うので、現在適正金利を調整に見えます。VIX指数はマーケットオープン時は+10%になりましたが、引けにかけてどんどん下げていきました。
先物だけみても様々な調整を行ってるように見えます。急激なドル安1ドル104円後半もそれが原因にも思えます。
マーケット中のボラティリティもその流れで調整されたように感じた日でした。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
4日前の出来高
10日平均 88,092,620 vs 1日83,895,859
3日前の出来高
10日平均 90,757,225 vs 1日64,878,838
2日前の出来高
10日平均 92,458,899 vs 1日51,860,176
1日前の出来高
10日平均 91,141,067 vs 1日75,011,286
本日の出来高
10日平均 93,862,260 vs 1日89,892,116
SPYの出来高は今日は上昇しました。特に資金が集まってるのは金融・資本財関係になります。金融セクターETFのVFHなどは10日平均の4倍の出来高を本日記録しています。ただそれでも金融セクターは今日は上昇はしていないです。
QQQ出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
4日前の出来高
10日平均 66,917,354 vs 1日71,634,097(VOO3,689,111)
3日前の出来高
10日平均 69,149,984 vs 1日38,154,873(VOO3,047,299)
2日前の出来高
10日平均 70,200,402 vs 1日41,280,916(VOO2,488,449)
1日前の出来高
10日平均 70,753,291 vs 1日40,946,551(VOO2,305,992)
本日の出来高
10日平均 71,357,277 vs 1日81,525,194(VOO2,836,415)
QQQは大きく出来高を増やしました。要するに売られたという事です。QQQ中心に、そしてVOOはそれほど出来高を伸ばしていません。ナスダック銘柄の調整が進んだと考えていいと思います。
マーケット状況
上昇セクター
特に資本財に資金が好調です。後は素材系ですね。金融も出来高チェックの時に確認したように出来高が上昇しています。金融は出来高が上昇しても、プラス圏に移行してないのが、大口投資家の値幅取りにも見えます。ヘルスケアの大型もハイテクグロース系も復調しつつあるように見えます。
下落セクター
GAFAMが継続的に絶不調です。ただそろそろ出来高が収束しつつあるようにも見えます。またテスラに関しても22日のバッテリーディを控えながらがも本日は下落しましたが、下落幅ほどは大きな出来高で売られては無いように見えます。
AAPL: 10日平均 204,158,633 vs 1日177,243,227(本日▲1.6%)
TSLA: 10日平均 88,753,922 vs 1日76,151,710(本日▲4.1%)
マーケット終了時
マーケットオープン時
コロナ状況(ニュートラル)
米国コロナ死者数推移
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
9月3日1055人増 vs 本日865人増です。本日は2週間前と比較して死傷者数は減少しました。大きな変動はないですが、依然として小康状態は続いています。
8月30日182,779人(前日対比1006人増)
8月31日183,069人(前日対比290人増)
9月1日183,598人(前日対比529人増)
9月2日184,689人(前日対比1091人増)
9月3日185,744人(前日対比1055人増)
9月4日186,797人(前日対比1053人増)
9月5日187,765人(前日対比968人増)
9月6日188,538人(前日対比773人増)
9月7日188,941人(前日対比403人増)
9月8日189,208人(前日対比267人増)
9月9日189,679人(前日対比471人増)
9月10日190,815人(前日対比1136人増)
9月11日191,789人(前日対比974人増)
9月12日193,016人(前日対比1227人増)
9月13日193,701人(前日対比685人増)
9月14日194,079人(前日対比378人増)
9月15日194,530人(前日対比451人増)
9月16日195,937人(前日対比1407人増)
9月17日196,802人(前日対比865人増)
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「米国株は全面安!急激なドル安が示すSQに向けての調整か!?」をまとめていきますね!
本日のまとめとしては、そろそろ調整が一巡した可能性です。特に現在マーケットの先導株になってると思われる【AAPL】は50日移動平均線でギリギリ持ちこたえました。QQQもです。もし調整が終了してない場合は、ここからまだ下げる可能性があります。
となると明日のSQでどうマーケットが動くかなんです。今日の下落はSQが関係してると思っています。18日のSQ、21日のSQ決済が控えてるのでオプション・先物関係の調整もまっています。
ここで切り返して上昇基調になって、大統領選挙の状況に目線が完全に移るかどうかまだ予断を許せない状況です。後もう少しで状況が収まる気もするので、我慢しましょう!
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
Keep your fingers crossed!
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