米国株は全面高!ダウ+1.18% ナス+1.87% SP500+1.27% ラッセル+2.65% 自分+6.05%となっています。ナスダックとラッセルが特に上昇しました。またマーケット中のボラティリティも大分緩和されています。大きな変動も少なかったです。
本日は大型M&Aのニュースがポジティブに影響しています。またドル安で金利が下落したのも追い風になっています。とはいえ、図ったかのようにポジティブニュースが相次いでるので、何か意図を感じざる得ません。その点は注意です。
まだ今週は油断できません。FOMCとSQが控えています。これはマーケットを大きく変化させる可能性があります。とはいえ出来高が収束しつつあるのは好感できます。本日の状況をまとめていきますね。
では米国株投資家もみあげの「米国株は全面高!上昇でもFOMC・SQに警戒する理由」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数が+0.06%(146.41→146.5)
・大豆油指数が+1.87%(33.77→34.23)
・原油価格37.34→37.30ドル/バレル
・ゴールド1941→1958.5*過去最高値は2011年9月の1920
・10年債0.669→0.676(+0.99%)
一時0.652まで金利下落で、オープン時の上昇をブースト
・VIX指数▲9.56% (26.87)→▲3.80% (25.85)
今日は全面的にリスクオンだったと思います。特にVIXの場中のボラティリティが和らぎました。10年債も最終的には上昇しましたが、これ位なら株式に資金も集まりそうです。原油は少しこれくらいのレンジでもみ合いが続きそうです。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
4日前の出来高
10日平均 72,227,132 vs 1日111,096,545
3日前の出来高
10日平均 78,814,798 vs 1日82,110,711
2日前の出来高
10日平均 84,114,688 vs 1日89,237,958
1日前の出来高
10日平均 88,092,620 vs 1日83,895,859
本日の出来高
10日平均 90,757,225 vs 1日64,878,838
SPYの出来高は金曜日と比較すると大きく下落しました。これはいい兆候です。まだGAFAMへの売り圧力はありますが、大口投資家は買いも増やしてる状況は見えます。但しFOMCとSQが待ち構えてるために、油断は絶対に禁物です。
QQQ出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
4日前の出来高
10日平均 54,860,137 vs 1日95,662,484(VOO4,231,118)
3日前の出来高
10日平均 61,175,149 vs 1日62,898,165(VOO3,318,053)
2日前の出来高
10日平均 64,172,277 vs 1日68,909,975(VOO3,571,622)
1日前の出来高
10日平均 66,917,354 vs 1日71,634,097(VOO3,689,111)
本日の出来高
10日平均 69,149,984 vs 1日38,154,873(VOO3,047,299)
QQQの出来高もVOOの出来高も減少しています。こちらもいい兆候です。腰が据わった投資が増えてくるのはフラフラしていないマーケットを形成するのに大切です。但し上述したようにFOMCとSQが待ち構えているために、絶対に油断禁物です。
ポジティブニュース(M&Aなど)
エヌビディアのARM買収はマーケットに好感されています。これで特化型の半導体企業としては一歩抜きんでる可能性があります。今後も注目です。
もめにもめたTikTokの買収先はオラクルになりそうです。こちらでオラクルは急上昇です。またTikTokにソースを提供してる【FSLY】も株価が9.5%上昇しています。
アップルは明日のイベントでipadとアップルウォッチが期待されて上昇していますね。新型iPhoneの発表は関係者の間では可能性が低いと言われてるそうです。
https://seekingalpha.com/news/3613667-apple-expected-to-unveil-ipad-cheaper-watch-tomorrows-event
ファーウェイのスマホ撤退可能性はアップルに追い風になりますね。
独自OSもむなしく、ファーウェイがスマホ撤退か 経営トップが敗北宣言、最先端技術で米国の壁厚く(1/10) | JBpress(Japan Business Press)
マーケット状況
今日は寄り付き後からセクターローテーションが起こっています。
上昇セクター
ほぼすべて、TSLA+12%、アップル+3%、NVDA+6%など
下落セクター
アマゾン(ECが全体的に不調)、グーグル、FB、エネルギーなど
今日は特に全体的に上昇していました。中小株も非常に買われていた気がします。それが理由でラッセル2000が本日2.6%も上昇していますね。ただラッセルが調子良すぎる理由としては、ワクチン期待などがありますが、、、
ワクチンもまだ未定、そして今後コロナ追加経済政策も簡単には期待できない事は理解しておいた方がいいです。よって何かしらの歪みはあると考えます。
コロナ状況(ニュートラル)
米国コロナ死者数推移
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
8月31日290人増 vs 本日378人増です。本日は2週間前と比較して死傷者数は微増です。大きな上昇はしてないので、小康状態が続いてるという認識でいいと思います。
8月28日180,824人(前日対比1110人増)
8月29日181,773人(前日対比949人増)
8月30日182,779人(前日対比1006人増)
8月31日183,069人(前日対比290人増)
9月1日183,598人(前日対比529人増)
9月2日184,689人(前日対比1091人増)
9月3日185,744人(前日対比1055人増)
9月4日186,797人(前日対比1053人増)
9月5日187,765人(前日対比968人増)
9月6日188,538人(前日対比773人増)
9月7日188,941人(前日対比403人増)
9月8日189,208人(前日対比267人増)
9月9日189,679人(前日対比471人増)
9月10日190,815人(前日対比1136人増)
9月11日191,789人(前日対比974人増)
9月12日193,016人(前日対比1227人増)
9月13日193,701人(前日対比685人増)
9月14日194,079人(前日対比378人増)
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「米国株は全面高!上昇でもFOMC・SQに警戒する理由」をまとめていきますね!
株価が上昇するのは素直に嬉しいです。ただいきなり図ったかのようにポジティブニュースが頻出するのは非常に警戒心を高めます。紹介した以外にもアストラゼネカのコロナワクチン治験再開なども報道されていました。
大口投資家は投資するために理由が必要です。という事はまた逆もしかりです。FOMC・SQにおいて何かしら理由を付けていきなり下落させてもおかしくありません。だから油断しないように、投資するとしたらドルコストで刻んでが正解だと思います。
明日はアップルの新商品の発表イベントがあります。これは1投資家としてワクワクしながら見守りたいと思います。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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株価に天井感があるなかで、特に貴金属関係は高値を付けてるわけではなく、今後の上昇も期待できます。今のタイミングで検討してみてもいいんじゃないでしょうか。
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