米国株は!ダウ+0.48% ナス-0.6% SP500+0.05% ラッセル-0.7% 自分-3.2%となっています。本日もボラティリティは非常に高かったです。そしてダウが好調、ナスダックが不調と差がつきました。
今日1日だけを見るとセクターローテーションが起こっています。S&P500は10年間9月11日の世界同時テロがあった日は下落したことがないデータがあり、意地で引き戻したようにも見えました。
報道などを見ていても特にプラス・マイナスの材料はなく、単純に投資家が今どちらに動いてるかを表したマーケットだったと思います。またハイテク関係はアップルが上昇しないと依然厳しい状況が続きそうです。
では米国株投資家もみあげの「米国株はダウ好調・ナスダック下落!アップルの復調が鍵か!?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数が+0.16%(146.17→146.41)
・大豆油指数が+1.72%(33.23→33.77)
・原油価格37.05→37.34ドル/バレル
・ゴールド1945→1941*過去最高値は2011年9月の1920
・10年債0.680→0.669(▲1.44%)
今日は金利は大きくは動いてないです。10年債は少し買われた程度だと考えます。
・VIX指数+3.12% (29.71)→▲9.56% (26.87)
VIX指数は一時29.73まで上昇しましたが、そこから持ち直しています。とはいえハイテク銘柄は売りが先行して、どちらかというとダウ銘柄に買いが入った形です。
今日はマーケットオープン時は全面的にリスクオンになっていたのですが、寄り付き後アップルが先導してハイテク関係の銘柄が下落していきました。
寄り付き後の変動がこの1週間非常に大きく、寄り付きで投資してしまうと大きく見込み違いが発生する形が続いています。但し指数関係はナスダックの下落などに比較して思ったよりは持ち直してるように見えます。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
4日前の出来高
10日平均 63,822,166 vs 1日138,647,500
3日前の出来高
10日平均 72,227,132 vs 1日111,096,545
2日前の出来高
10日平均 78,814,798 vs 1日82,110,711
1日前の出来高
10日平均 84,114,688 vs 1日89,237,958
本日の出来高
10日平均 88,092,620 vs 1日83,895,859
SPYの出来高は昨日と比較すると下落しました。大口投資家は売りはしていますが、積極的な買いはまだ見られないという事だと思います。それでも一部銘柄は買われています。今日はダウ関係の銘柄が買われていましたね。
QQQ出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
4日前の出来高
10日平均 45,939,133 vs 1日123,067,414(VOO5,131,786)
3日前の出来高
10日平均 54,860,137 vs 1日95,662,484(VOO4,231,118)
2日前の出来高
10日平均 61,175,149 vs 1日62,898,165(VOO3,318,053)
1日前の出来高
10日平均 64,172,277 vs 1日68,909,975(VOO3,571,622)
本日の出来高
10日平均 66,917,354 vs 1日71,634,097(VOO3,689,111)
QQQの出来高もVOOの出来高も上昇しています。個人投資家は結構動いたように見えます。含み損などに耐え切れない現金化した投資家が多かったように見えますね。ずっと個人投資家は耐えていた気がしますが、ここにきて個人投資家もあきらめが入ってきてるサインだとは思います。
マーケット状況
セクターローテーション
今日は寄り付き後からセクターローテーションが起こっています。
上昇セクター
金融・消費財・資本財・生活必需品・バイオ銘柄(特に上昇)
下落セクター
ハイテク・GAFAM・ハイテクグロース
下落セクターは個人の投資も多く、個人投資家があきらめて売りに更に走った感があります。また【AAPL】アップルなどは買いも入ってたのですが、機関投資家の売り圧力が非常に強く、上昇には転じられていませんでした。
そのなかで【TSLA】テスラが+0.37%で終わったのは、よく持ちこたえたと言えると思います。
マーケットオープン時
マーケット終了時
コロナ状況(ニュートラル)
米国コロナ死者数推移
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
8月27日1228人増 vs 本日974人増です。本日は2週間前と比較して死傷者数は微減です。大幅に低下はしてないですが、緩やかに下がっている傾向になっていると思います。
8月22日175,406人(前日対比1151人増)
8月23日176,362人(前日対比956人増)
8月24日176,806人(前日対比444人増)
8月25日177,279人(前日対比473人増)
8月26日178,486人(前日対比1207人増)
8月27日179,714人(前日対比1228人増)
8月28日180,824人(前日対比1110人増)
8月29日181,773人(前日対比949人増)
8月30日182,779人(前日対比1006人増)
8月31日183,069人(前日対比290人増)
9月1日183,598人(前日対比529人増)
9月2日184,689人(前日対比1091人増)
9月3日185,744人(前日対比1055人増)
9月4日186,797人(前日対比1053人増)
9月5日187,765人(前日対比968人増)
9月6日188,538人(前日対比773人増)
9月7日188,941人(前日対比403人増)
9月8日189,208人(前日対比267人増)
9月9日189,679人(前日対比471人増)
9月10日190,815人(前日対比1136人増)
9月11日191,789人(前日対比974人増)
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「米国株はダウ好調・ナスダック下落!アップルの復調が鍵か!?」をまとめていきますね!
本日は本当に経済・政治的なニュースがなく、完全に投資家の需給のバランスだったとおもいます。セクターローテーションが起こってる事も伝わったと思います。
ナスダックは50日の移動平均線を割ってしまったので、そこから持ち直すかが注目です。そしてナスダック・ハイテクが上昇するかはアップルが鍵になると思います。
但し、米国人投資家もそろそろ悲観で諦めムードに入ってきてるので、それをマーケットがどう受け止めるかだと思います。機関投資家からはまだ積極的な買いは入ってないように見えます。
また来週の展望で別途まとめますね。米国株投資家にとって今週は本当にきつかったと思います。1週間本当にお疲れ様でした。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
Keep your fingers crossed!
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