米国株は大幅反発しました!ダウ+1.6% ナス+2.71% SP500+2.01% ラッセル+1.45% 自分+6.9%となっています。この反発で気になるのは今日は「デッドキャットバウンス」かどうかだと思います。
デッドキャットバウンスは下落傾向にある時に、一時的に株価が反発することを言います。よって今日だけを見てもデッドキャットバウンスの可能性があるので、株価が上昇してもぬか喜びになる可能性があります。
今日は出来高なども含めてデッドキャットバウンスかどうかをできる限りチェックしていきたいと思います。
では米国株投資家もみあげの「米国株は反発!デッドキャットバウンスか!?明日が超重要!」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数が+0.74%(146.00→147.08)
・大豆油指数が▲0.51%(33.47→33.23)
・原油価格36.86→38.01ドル/バレル
・ゴールド1929→1947*過去最高値は2011年9月の1920
・10年債0.682→0.700(+3.37%)
今日は金利は上昇しました。但しこちらも昨日同様に金利が上昇したと考えるよりも、リスクオンの傾向に資金が移行したと考えた方がいいと思います。
・VIX指数+2.31%(30.68)→▲8.42% (28.81)
今日はマーケットオープン前から綺麗に先物関係がリスクオンに持ち直していました。原油も昨日大豆油が上昇してたことから導かれるように戻しましたね。
10年債は金利の落としどころとしてはやはりこの辺なのかもしれないです。VIX指数も30を下回りました。マーケットはまだまだ疑心暗鬼ながらも上昇してもいいのかな?といった心理状況のような気がします。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
4日前の出来高
10日平均 53,093,257 vs 1日67,814,058
3日前の出来高
10日平均 53,241,836 vs 1日136,433,722
2日前の出来高
10日平均 63,822,166 vs 1日138,647,500
1日前の出来高
10日平均 72,227,132 vs 1日111,096,545
本日の出来高
10日平均 78,814,798 vs 1日82,110,711
SPYの出来高は昨日と比較すると大きく落ちました。これはいい傾向です。売りポジションが無くなってきたと捉える事もできると思います。とはいえまだまだ油断はできないですが、ひとまず山は一旦越えた可能性があります。
QQQ出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
4日前の出来高
10日平均 35,819,402 vs 1日50,224,895(VOO5,246,827)
3日前の出来高
10日平均 37,703,143 vs 1日98,823,687(VOO)
2日前の出来高
10日平均 45,939,133 vs 1日123,067,414(VOO5,131,786)
1日前の出来高
10日平均 54,860,137 vs 1日95,662,484(VOO4,231,118)
本日の出来高
10日平均 61,175,149 vs 1日62,898,165(VOO3,318,053)
QQQの出来高も本日は下落しています。こちらも個人は売りが無くなってきたと考えられると思います。VOOも大きく下落していますね。むしろ後述するような【TSLA】【AAPL】、そして今日大きく上昇した【ZM】+11%などに個人の買いが集まってる気がします。
TSLAとアップル
自分は正直この2つの銘柄の出来が今のマーケットを決めてしまっているんじゃないかと考えています。よって今日はこの2つの銘柄の出来高とチャートを見てみたいと思います。
【TSLA】本日+11%
出来高:10日平均 96,141,609 vs 1日78,038,277
出来高は10日平均より下がっています。今日は売り圧力もありましたが、買いの方が明らかに大きく、しかも売りの勢いも落ち着いたように見えました。これは非常に重要なポイントです。
テスラが元気になると特にハイテクグロース系が元気になります。
チャートをみてみると50日移動平均線から切り返した形になります。このまま上昇してまずは20日移動平均線を越えれるかですね。
またRSIは40から切り返しています。今の現状が70以上(買われすぎ)なら怖いですが、50にも到達してないのでまだ過熱感は無いと思います。
【AAPL】本日+4%
出来高:10日平均 211,756,554 vs 1日172,187,061
出来高は10日平均より下です。今日は売り圧力もアップルにはそこまでかかっていませんでした。ただ買いが強いわけでもない。とはいえ上昇はしているので一安心と言ったところでしょうか。
チャートを見てみるとアップルは一時20日平均線に差し掛かっています。アップルは明日以降20日移動平均線を越えれるかが注目ですね。
マーケット状況
今日は全面的にハイテクが好調でした。そして金利が上昇したにもかかわらず、金融関係はそんなに上がっていない。原油価格も上昇しましたが、【XOM】は上がっていない。これが今のマーケットだと思います。
適正価格関係なしに、大口の思惑で上下させられてしまう。酷いボラティリティ状況ですが、その流れに負けないように冷静に判断していきたいですね。まだ大口投資家が一気に資金を入れ直してはいないです。逆にいうとまだ下げる可能性もあるという事。ただ下落時に少しずつでも投資していきたいですね。
コロナ状況(ネガティブ)
米国コロナ死者数推移
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
8月24日444人増 vs 本日271人増です。本日は2週間前と比較して死傷者数は微増しています。最近大きく死傷者数が減っていたので、ここで一旦下げ止まってる感じもします。
8月21日174,255人(前日対比1078人増)
8月22日175,406人(前日対比1151人増)
8月23日176,362人(前日対比956人増)
8月24日176,806人(前日対比444人増)
8月25日177,279人(前日対比473人増)
8月26日178,486人(前日対比1207人増)
8月27日179,714人(前日対比1228人増)
8月28日180,824人(前日対比1110人増)
8月29日181,773人(前日対比949人増)
8月30日182,779人(前日対比1006人増)
8月31日183,069人(前日対比290人増)
9月1日183,598人(前日対比529人増)
9月2日184,689人(前日対比1091人増)
9月3日185,744人(前日対比1055人増)
9月4日186,797人(前日対比1053人増)
9月5日187,765人(前日対比968人増)
9月6日188,538人(前日対比773人増)
9月7日188,941人(前日対比403人増)
9月8日189,208人(前日対比267人増)
9月8日189,679人(前日対比471人増)
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「米国株は反発!デッドキャットバウンスか!?明日が超重要!」をまとめていきますね!
デッドキャットバウンスかどうかを検証してきましたが、力ない上昇にも見えるのですが、売りポジションが少なくなってきてるのは感じます。言ってみればこれ以上売る材料がないとも言えます。
ただ明日以降がとにかく重要で、明日以降多少上下があってもこの4日間のボラティリティが落ち着いて、徐々に上昇する形をとれるかどうかが注目だと思います。
また本日ご紹介した以外に注目したいのは、2点です
・トランプ大統領がノーベル平和賞にノミネート→大統領選に追い風
・マイクロソフトのTikTok買収に暗雲か、米国政権とバイトダンス(TikTokの企業)が米国での事業活動に関して前向きに協議中
まだまだ予断を許さないですが、明日以降も慎重に投資を継続していきたいですね。来週にはFOMCも控えているのでその点は忘れないでください。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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