米国株は更に下落!ダウ-0.56% ナス-1.27% SP500-0.81% ラッセル-0.61% 自分-1.56%となっています。本日も米国株は下落しています。それほど大きな下落に見えないですが、激しいボラティリティが発生しています。
米国株は終わってみれば、下落で済んでいましたがオープンして3-4時間はまたもや暴落レベルに下落していました。ナスダックは4%以上の下落となってました。そこから午後にかけて状況が改善してここまで戻しています。
雇用統計は良くはない、但し追加経済政策に進捗ありとなると外的要因ではニュートラルだと思います。本日も大口・個人の需給によってマーケットの状況は決まってしまったように感じます。金融・レジャー・航空などは上昇していますね。
では米国株投資家もみあげの「米国株は更に下落!投資家の需給改善兆候か!?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数が▲0.48%(149.69)
・大豆油指数が▲1.44%(32.81)
・原油価格41.30→39.53ドル/バレル
・ゴールド1930→1933*過去最高値は2011年9月の1920
一時1916近くまで下落しています。
・10年債0.636→0.718(+12.82%)
10年債は大きく売られました。それによって金利上昇です。金利上昇はダメージが大きく、10年債の直近のバランスが取れた水準は0.6後半と言ったところでしょうか。
・VIX指数+26.46%→▲8.48%(30.75)
VIX指数は一時+10%まで上昇しました。そこから上記状況に改善されています。
金利の水準が非常に危なっかしい状況になっています。原油価格も直近のレンジだった40を下抜けています。よってまだ楽観できる状況ではないです。指数関係は引けにかけてリスクオンになりましたが、火曜日の状況をしっかり見極めていきたいですね。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
4日前の出来高
10日平均 48,404,894 vs 1日64,106,869
3日前の出来高
10日平均 51,466,715 vs 1日54,595,543
2日前の出来高
10日平均 53,093,257 vs 1日67,814,058
1日前の出来高
10日平均 53,241,836 vs 1日136,433,722
本日の出来高
10日平均 63,822,166 vs 1日138,647,500
SPYの出来高は本日も急増していますね。10日平均の2倍、そして昨日より更に上昇。本日は売りだけではなく、S&P500でも一部買いが入ってると思います。マーケット状況を見てると一部好調なセクターがあります。金融などです。
QQQ出来高
4日前の出来高
10日平均 33,380,968 vs 1日35,558,501(VOO5,057,913)
3日前の出来高
10日平均 34,532,774 vs 1日35,930,517(VOO3,004,794)
2日前の出来高
10日平均 35,819,402 vs 1日50,224,895(VOO5,246,827)
1日前の出来高
10日平均 37,703,143 vs 1日98,823,687(VOO139,285,344)
本日の出来高
10日平均 45,939,133 vs 1日123,067,414(VOO5,131,786)
QQQの出来高は本日も急激に上昇しています。昨日から30%プラスで、10日平気としては2.7倍近くです。そして下落しているという事は、ハイテク関係がメインで売りが続いたという事です。更に個人もなげうってますね。VOOは昨日より出来高が減ってるのは、売りがそれほど大きく入ってないからだと考えられます。
経済指標(ネガティブ)
8月米雇用統計
民間部門雇用者数
結果 102.7万人
予想 132.5万人 前回 148.1万人(146.2万人から修正)
製造業雇用者数
結果 2.9万人
予想 6.5万人 前回 4.1万人(2.6万人から修正)
週平均労働時間
結果 34.6
予想 34.5 前回 34.5
労働参加率
結果 61.7%
予想 61.8% 前回 61.4%
8月雇用統計は悪かったと思います。前回の状況より悪化しています。ISM製造業や非製造業景気指数は改善してるにもかかわらず、雇用の改善はまだ進んでいない状況です。この数字は追加経済政策を更に急がせる圧力にはなってきそうです。
この状況を理解してるともいえるのですが、本日追加経済政策で進捗がありました。
トランプ政権の副大統領ペンス氏がコロナ追加経済政策を決定しないで議会をシャットダウンしないことを合意したと報道がありました。追加経済政策へ進捗です。またムニューチン・ペンス氏の間でも追加経済政策金に対してのギャップを埋める事を前向きに進めている報道もありました。
マーケット状況
マーケット状況を見てると、金融が上昇??と疑問がわきます。今日は金利が上昇したのでそれをきっかけに金融が買われている状況です。ナスダックやハイテクはまだ不調が継続するかもしれませんが、本当の暴落は金融・社債関係のクラッシュから始まります。
ハイテク関係の調整がどこまで続くかはわからないですが、マーケット全体が崩れることはないような気がしています。
コロナ状況(ポジティブ)
米国コロナ死者数推移
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
8月21日1078人増 vs 本日1053人増です。本日も死傷者は2週間前と比較して減少しています。今日は株価は大きく下がっていますが、コロナ状況から回復しつつあるのは間違いないですね。
8月17日170,052人(前日対比571人増)
8月18日170,497人(前日対比445人増)
8月19日171,821人(前日対比1324人増)
8月20日173,177人(前日対比1356人増)
8月21日174,255人(前日対比1078人増)
8月22日175,406人(前日対比1151人増)
8月23日176,362人(前日対比956人増)
8月24日176,806人(前日対比444人増)
8月25日177,279人(前日対比473人増)
8月26日178,486人(前日対比1207人増)
8月27日179,714人(前日対比1228人増)
8月28日180,824人(前日対比1110人増)
8月29日181,773人(前日対比949人増)
8月30日182,779人(前日対比1006人増)
8月31日183,069人(前日対比290人増)
9月1日183,598人(前日対比529人増)
9月2日184,689人(前日対比1091人増)
9月3日185,744人(前日対比1055人増)
9月4日186,797人(前日対比1053人増)
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「米国株は更に下落!投資家の需給改善兆候か!?」をまとめていきますね!
本日もオープン直後は凄まじい下落でした。暴落当時を思い出す勢いがあったのは間違いないです。但しナスダック先行で下げてたのでダウはそこまで強烈に下げていませんでした。
ハイテク暴落・ナスダックバブル崩壊という報道が目立ちますが、短期的に見れば調整のような気もしています。午後には状況はかなり改善されていました。9月7日月曜日がレイバーデイでお休みなので、週明けに需給がどうなるかが注目です。
来週の展望は別途まとめますが、ハイテクが主体の投資家にとっては我慢の時間が続きそうです。また金利が上昇したためにFOMCに対しての期待値も上がっていきそうです。
今週は本当に嵐の一週間でした。皆さんお疲れ様です。週末はゆっくりできるといいですね。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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株価に天井感があるなかで、特に貴金属関係は高値を付けてるわけではなく、今後の上昇も期待できます。今のタイミングで検討してみてもいいんじゃないでしょうか。
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