米国株に関しては、そろそろ誰もが天井感を感じてきてると思うね。流石に上がりすぎだろう。大きな調整がくるんじゃないかって。もちろん僕もそれは警戒しているけど、でも機会損失が怖いなと思いながら継続してる。
そんな時に利用を考えてもいいのはコモディティだと思う。金・銀・銅・プラチナなどの貴金属かな。他にも木材とか石油とかあるけど、今回は貴金属を中心にレビューしてみたいと思う。僕も勉強中だから、足りない部分はあるけどそこはご了承を!
女性へのプレゼントはピンクゴールドが多い米国株投資家もみあげです。よろしくね!
ジュエリーのプレゼントに飢えてるモアです!(笑)
では米国株投資家もみあげとモアの「米国株は天井か!? 貴金属(金・銀など)投資へのオススメ」をお楽しみください!
貴金属の特徴とは
今回紹介したい貴金属は金・銀・銅・プラチナです。皆さんも気になるんじゃないでしょうか?金・銀・銅・プラチナの値動きは。僕もまだ勉強中ですし、深堀は出来てないとおもうのですが、簡単に今の特徴を見てみたいと思います。
金(ゴールド):ゴールドの上昇は皆さんご存じのように紙幣価値が急落してる事によって、相対的にゴールドの価値が高まるといったイメージで間違いないと思います。
銀(シルバー):シルバーの上昇は金とも関係がありそうですが、ESG投資に資金が集まってる事とも関係性がありそう。
銅(コッパー):「炭鉱のカナリア」としても有名ですね。こちらの指数が下落始めた場合は、マーケットの下落可能性を警戒した方がいいと言われています。
白銀(プラチナ):こちらの値動きなのですが、実はESG投資に関係してるという事が、最近記事を読んでてわかりだしました。
株高の局面で株式が下落したとしても調整レベルであれば、コモディティは寧ろ上昇する可能性も考慮できます。(2020年3月のコロナ暴落など、全面的な暴落時は別と考えた方がいいです。)
金(ゴールド)
最近コモディティの動きも凄くチェックするようになってきた。株式だけだとどうしてもポートフォリオのバランスが難しくて、下落時の不安感がつきまとうからね。
そういえば金(ゴールド)って最近凄い下落しなかったっけ?あの下落を見るとゴールドは怖いって思っちゃうんだよなー。
あの下落は金利上昇懸念だったと思うんだよ。経済回復が見えてきて、金利が一度上昇が止まらないんじゃないかっていうのと、直近でゴールドというか指数が上昇しすぎちゃったね。
ただ、今回のジャクソンホールでのパウエル議長発言をみても、今後想定されたより長期的に政策金利を0-25bp(いわゆるゼロ金利)から動かさないと明言したし、再度ゴールドへの投資はタイミングとしてありだと考えてるんだ。
また米国は世界最大の金保有国として有名。FRBは金を大量に買い取って、差額によって利益を生み出してる金取引業の一面もあると聞いてる。金融政策を今後も継続していく中で、財政面を考えても金価格の上昇は期待できそうだね。
世界で最も多くの金を保有する国トップ10 | Business Insider Japan
ゴールドへの投資に関してはこちらで簡単に纏めているので、見て見てね。これ以外にも【GLD】より単価が安くて投資しやすい【IAU】や小型の金鉱株の【HMY】とかがあるね。特徴はそれぞれ違うから良く検討して投資したい。
銀(シルバー)
銀の価格の基準はどうしても見えずらいと思う。実際金と凄く連動してるように見えるしね。僕自身もそのイメージで投資してる。ただ銀の価格はESG投資にも強く関連してると最近考えだしてる。
EUのグリーンディール政策の件もあるし、確かにESGに関連してるなら投資先としても今後のESGの動きを見るためにも注目しておきたい!
データとして銀の需要を調べてみたんだ。2019年の、太陽光発電向けの銀の需要は、2014年比でおよそ2倍(太陽光発電向けの銀の需要は2019年時点で、銀需要全体の9.9%です。2014年は4.7%でした。)
「銀」相場に異変?!コロナ×ESGで貴金属相場の常識が変わる! | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
ETFなら【SIL】になるね。一時期凄まじい上昇をしてたけど、一旦落ち着いたからインするタイミングとしては悪くない状況に見える。青は【SIL】、オレンジは【GLD】
*Bloomberg
なるほど!そういえば以前のオススメETFでも紹介したESG投資ができるETFとか絶好調ですもんね!あの辺の銘柄が上昇するっていう事は相対的に銀価格も上昇するって考えてもいいのかー!
銅(コッパー)
銅は以前まではドクターコッパーとしてしか見てなかったから投資を検討することも考えてなかった。実際まだ投資する気はないんだけど、仕組みだけは知っておきたいところだよね。
確かに炭鉱のカナリアとして機能する「ドクターコッパー」、でもどうしてドクターコッパーなのかは深くは考えたりしてないなー。
調べると銅の消費量って現在中国が世界の半分以上を占めてるんだよね。ここからは想定なんだけど、新興国から急激に先進国になる時における経済成長には銅が必要不可欠で、銅の価格が下落するという事はその経済成長に何か問題が発生したという事に直結するからじゃないかと思うんだよ。
銅の価格が上がるかも!?中国と南米で上昇要因が同時発生 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア
銅ならETFとしては【JJC】になると思う。赤は【JJC】、オレンジは【GLD】
*Bloomberg
という事は、これからも銅を見てれば必ず炭鉱のカナリアとして機能するかどうかは分からないって事かー。ただ他にも要素がありそうだからもみあげさんもっと勉強してくださいね!
了解だよ!ただ、もしこれからの経済成長が期待できる「インド」・「東南アジア」・「アフリカ」とか銅の使用量が大きくなってきたら同じように機能する気もする。これはあくまで私見だけどね。
白銀(プラチナ)
プラチナってほとんど見かけることないよねー。ってか正直プラチナが何に使われるかすら想像がつかなかった。笑
なんか女性のジュエリーとかそういった類には使われてるけど、、産業分野では何に使われてるだろうってのが本音。
これは専門家のブログを紹介しちゃうね。ブログの中では今後水素自動車需要が高まればプラチナの需要が更に上がる可能性があるという事。
中国は3月26日、新エネルギー車の補助金政策に関する通知を公表した。当局の支援対象がこれまリでのチウムイオン電池を使った電気自動車(EV)から水素自動車へ方針転換したことが明らかになった。中国はEVへの補助金を50%削減して、水素自動車に新たに補助金を出す意向があるという事。
またEUも水素エネルギーに関して積極的に採用する姿勢を見せてるね!
EU、水素で狙うトップの座 温暖化ガス排出ゼロへ対策 :日本経済新聞
FCV(水素自動車=燃料電池車=FCV)は排ガス触媒に使うプラチナの量が多く、ディーゼル車の10倍といわれています。もしFCVが普及することになれば、プラチナ価格にとっては、強力な追い風になる可能性があるそうです。
確かに1年間のチャートを見てみると、青【PPLT】プラチナETFはオレンジ【GLD】ゴールドETFと比較して伸び悩んでる。逆に言うと世の中の流れ的に水素が期待できればまだまだ上昇の余地はあるって考えてもいいのか。。
*Bloomberg
コモディティお役立ちサイト
コモディティの動きとかはこちらのサイトが一目で確認できて凄く分かりやすいよ。それ以外にも各国の株価や債券の動きなどほぼ全て網羅できるので是非とも使いこなしてほしいね。
https://sekai-kabuka.com/commodity.html
文中に出てくるグリーディール政策だけど、レイリーさんのブログがまとめとして凄くわかりやすいので、紹介しておくねー。
欧州グリーン・ディールは、EUとして2050年に、温室効果ガス排出が実質ゼロとなる「気候中立」を達成するという目標を掲げ、2030年に向けたEU気候目標の引き上げやそれに伴う関連規制の見直しなど行動計画を取りまとめたものである
まとめ
「米国株は天井か!? 貴金属(金・銀など)投資へのオススメ」をまとめていきますね!
今回米国株に天井感が出てきたから、貴金属関係をちょっと紹介してみたけど、もちろん注意して欲しいのはコモディティだという事。値幅も大きく変動する時があるし、特性を理解しないで投資すると火傷する。
これらの貴金属はやっぱりポートフォリオのメインにするのではなくて、あくまでリスクヘッジも含めたサテライトの一部として投資するのが賢明だと思うよー。
株価がぐんぐん上昇してるから、守りを忘れがちだけど守りの投資として是非上手く活用してみてくださいねー!
「このお話しは、以前YouTube動画になったシナリオをブログに書き直した内容になります。ブログカテゴリーで”米国株シナリオ”にまとめていきます」
*投資判断はあくまで自己責任で
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