米国株は反転上昇。ダウ+0.17% ナス+1.06% SP500+0.32% ラッセル-0.49% 自分+3.07%となっています。FOMC議事録の下落から綺麗に反転上昇した形になります。ナスダック最高値、テスラ$2000突破、アップル時価総額2兆ドル突破と記念の日ですね。
本日の上昇の理由としては、いくつか考えられます。
1.10年債が買われて金利低下→ナスダックを押し上げ
2.テスラのブレークアウトでマーケット雰囲気を好転(テスラ$2000突破)
3.GAFAMもアップルの好調で引き上げでマーケット雰囲気好転(アップル時価総額2兆ドル突破)
上記3点以外で経済指標は良くなかったので、ダウやS&P500の上昇は限定的になっています。ナスダックは本当に金利とテスラで上昇する傾向がありますね。(ちなみに自分はテスラは所有していません。笑)
では米国株投資家もみあげの「米国株は反転上昇!テスラ$2000突破でナスダックも最高値!」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数が▲0.78%
・大豆油指数が▲1.53%
・原油価格42.85→42.76ドル/バレル
・ゴールド1937→1950*過去最高値は2011年9月の1920
ゴールドはドル高、ユーロ安もあって急激に下落しました。FOMC発表前は1950まで上昇。しかし後述のFOMC内容を受けてまた下落で1937まで落ちてます。
・10年債0.685→0.649(▲4.08%)
・VIX指数+4.79%→+0.80%(22.72)
先物指数はリスクオフなのですが、今日は兎に角10年債が買われて金利が下落したことが大きかったです。金利低下→金・銀上昇+ナスダック上昇です。ナスダックは特に金利の影響が大きいので要チェックしてた方がいいです。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
4日前の出来高
10日平均 53,358,612 vs 1日46,375,847
3日前の出来高
10日平均 49,563,575 vs 1日34,810,734
2日前の出来高
10日平均 47,803,878 vs 1日37,944,696
1日の出来高
10日平均 47,485,479 vs 1日63,670,155
本日の出来高
10日平均 50,004,268 vs 1日39,694,370
SPYの出来高は昨日から40%近く減少しています。これはすなわち特定銘柄は買われていたが、それ以外の銘柄は売られるか出来高は多くないとなります。今日はオールドエコノミーは売られるか、出来高は非常に少なかったという事になります。
QQQ出来高
4日前の出来高
10日平均 36,431,394 vs 1日31,718,861(VOO4,071,650)
3日前の出来高
10日平均 35,443,520 vs 1日30,668,583(VOO2,087,137)
2日前の出来高
10日平均 32,419,993 vs 1日23,084,241(VOO2,395,535)
1日の出来高
10日平均 32,281,814 vs 1日31,855,774(VOO2,481,808)
本日の出来高
10日平均 33,313,158 vs 1日26,372,989(VOO2,377,394)
QQQの出来高も昨日程は多くはなく、減少しています。ただ昨日は大きな下落が伴ったので、今日は【TSLA】、GAFAMなどに押し上げられてナスダックは上昇したと言えそうです。VOOは昨日と出来高は変わらずです。個人投資家も徐々に戻って来てるかもしれません。
テスラの出来高は2倍とまではいかないですが、力強く買われてることがわかります。テスラが勢いずくと特にハイテク・ナスダック関係は上昇する傾向ですね。
10日平均 13,486,073 vs 1日20,435,936
経済指標
フィラデルフィア連銀景況指数(8月)21:30
結果 17.2
予想 20.8 前回 24.1(フィラデルフィア連銀景況指数)
新規失業保険申請件数(08/09 - 08/15)21:30
結果 110.6万件
予想 92.0万件 前回 97.1万件(96.3万件から修正)(前週比)
結果 1484.4万件
予想 1500.0万件 前回 1548.0万件(1548.6万件から修正)(継続受給者数)
景況指数も新規失業保険申請件数も数字として良くないです。ただそれでも何故今日は株価が上昇するか、数字がいいと逆に金利は上昇します。景気回復は金利上昇圧力になります。逆に数字が悪いために、まだまだ金利は上がってはいけない。10年債も買い支えられます。金利が低いとナスダック・ハイテクは強いです。
こういった逆説的な部分もあったと考えられます。となるとポイントは本格的に指数が回復して金利が上がらざるを得ない局面ですね。
コロナ状況(ニュートラル)
米国コロナ死者数推移
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
2週間前は1450人増で、本日は1356人増です。2週間前を3日連続で下回ってきました。素晴らしい傾向だと思います。3日連続で直近では初めてだと思います。
またジョンソンエンドジョンソンが9月に最大6万人を対象とした新型コロナウイルスワクチンの後期臨床試験(治験)の開始を予定と発表しています。製薬最大手のJ&Jです。期待できそうですね。
8月1日151,957人(前日対比1244人増)
8月2日154,447人(前日対比1133人増)
8月3日154,860人(前日対比413人増)
8月4日155,403人(前日対比543人増)
8月5日156,806人(前日対比1,403人増)
8月6日158,256人(前日対比1,450人増)
8月7日160,104人(前日対比1,848人増)
8月8日161,356人(前日対比1,252人増)
8月9日162,425人(前日対比1,069人増)
8月10日162,938人(前日対比513人増)
8月11日163,461人(前日対比523人増)
8月12日164,537人(前日対比1076人増)
8月13日166,027人(前日対比1490人増)
8月14日167,110人(前日対比1083人増)
8月15日168,446人(前日対比1336人増)
8月16日169,481人(前日対比1035人増)
8月17日170,052人(前日対比571人増)
8月18日170,497人(前日対比445人増)
8月19日171,821人(前日対比1324人増)
8月20日173,177人(前日対比1356人増)
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「米国株は反転上昇!テスラ$2000突破でナスダックも最高値!」をまとめていきますね!
今のマーケットは本当に金利次第だと思っています。指数関係も金利にどのように影響するかが焦点です。米中関係は大統領選挙がある為に、あくまでカモフラージュとしてしか意味してないと考えています。
もちろん大統領選挙が終わればそこからは米中関係も非常に重要です。投資家にとっては株価が上昇するのはシンプルに嬉しい事ですが、金利が今の水準である事はすなわち本格的な経済回復はまだ先という事です。
実態経済と株価の乖離に戸惑う状況でもありますが、米国は政策金利は0-0.25bpで2021年まで継続する予定であることを念頭に抱えながら投資を継続していきたいですね。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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