米国株はテスラ・エヌビディアなどが上昇、そしてナスダックが最高値を更新しました。ダウ-0.31% ナス+1% SP500+0.27% ラッセル+0.48% 自分+5.35%となっています。ナスダックは非常に強かったですが、全体としては閑散相場になっています。
【TSLA】テスラは本日11%の爆上げ、【NVDA】エヌビディアは6.5%、バフェット氏が投資した金鉱株【GOLD】は11.5%の上昇です。ハイテクグロースも全体的に上昇していました。どうしてこういった動きになったのかを中心に今日はまとめてみたいとおもいます。
そして最後に注意点を記載しておきますので、是非読んでみてください。
では米国株投資家もみあげの「米国株はテスラ・ナスダック最高値!「閑散に売り無し」相場の注意点」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数が+1.12%
・大豆油指数が+1.13%
・原油価格42.46→42.85ドル/バレル
・ゴールド1945→1985*過去最高値は2011年9月の1920
ゴールドが10年債の利率低下、ドル安の影響もあって急上昇です。シルバーも上昇していましたね。銅も上昇していたので、一安心と言ったところです。
・10年債0.713→0.687(▲0.88%)*一時0.665まで下落
・VIX指数▲0.36%→▲3.17%(21.35)
今日は完全にリスクオンになりました。特に10年債やドル安による金利上昇懸念が無かったのは大きな上昇材料になったと考えられます。後述しますが今はとにかく金利だけは絶対にチェックした方がいいです。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
4日前の出来高
10日平均 53,615,361 vs 1日67,545,043
3日前の出来高
10日平均 54,825,972 vs 1日53,345,673
2日前の出来高
10日平均 55,363,169 vs 1日41,567,495
1日前の出来高
10日平均 53,358,612 vs 1日46,375,847
本日の出来高
10日平均 49,563,575 vs 1日34,810,734
SPYの出来高は少ないです。GAFAMもある程度上昇していましたが、【TSLA】【NVDA】【GOLD】など直近上昇を抑えられていた、バリュエーションが比較的割安と思われる銘柄へ資金が集中していたように感じます。資本財も後述の指標が不調でうられていました。
QQQ出来高
4日前の出来高
10日平均 34,117,462 vs 1日41,895,388(VOO3,512,818)
3日前の出来高
10日平均 35,297,655 vs 1日38,465,243(VOO2,945,014)
2日前の出来高
10日平均 36,431,394 vs 1日31,718,861(VOO4,071,650)
1日前の出来高
10日平均 35,443,520 vs 1日30,668,583(VOO2,087,137)
本日の出来高
10日平均 33,147,853 vs 1日24,645,812(VOO2,161,357)
QQQの出来高も少ないです。VOOは金曜日よりは多いですが、こちらも閑散です。やはり1部銘柄に大口資金が集中していると結論付けれそうです。
経済指標(ネガティブ)
ニューヨーク連銀製造業景気指数(8月)21:30
結果 3.7
予想 15.0 前回 17.2(ニューヨーク連銀製造業景気指数)
製造業景気指数が最悪でした。製造業の回復にはまだまだ時間がかかるという事になりそうです。但し、今が底と考える事もできるので、本日資本財が売られていましたが、すぐにセクターローテーションが回ってくる可能性もあると思います。
コロナ状況(ニュートラル)
米国コロナ死者数推移
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
2週間前は413人増で、本日は571人増です。よってまだ完全な減少にはいたってない事がわかります。とはいえ増加傾向でもないので、後もう一息と言ったところでしょうか。
7月28日148,011人(前日対比1076人増)
7月29日149,256人(前日対比1245人増)
7月30日150,713人(前日対比1457人増)
7月31日150,713人(前日対比1357人増)
8月1日151,957人(前日対比1244人増)
8月2日154,447人(前日対比1133人増)
8月3日154,860人(前日対比413人増)
8月4日155,403人(前日対比543人増)
8月5日156,806人(前日対比1,403人増)
8月6日158,256人(前日対比1,450人増)
8月7日160,104人(前日対比1,848人増)
8月8日161,356人(前日対比1,252人増)
8月9日162,425人(前日対比1,069人増)
8月10日162,938人(前日対比513人増)
8月11日163,461人(前日対比523人増)
8月12日164,537人(前日対比1076人増)
8月13日166,027人(前日対比1490人増)
8月14日167,110人(前日対比1083人増)
8月15日168,446人(前日対比1336人増)
8月16日169,481人(前日対比1035人増)
8月17日170,052人(前日対比571人増)
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
今週の経済指標スケジュール
8月18日21時30分
アメリカ・住宅着工件数 07月
8月20日3時
アメリカ・FOMC議事録 07月
8月20日21時30分
新規失業保険申請件数
8月21日21時30分
アメリカ・中古住宅販売件数 07月
まとめ
では「米国株はテスラ・ナスダック最高値!「閑散に売り無し」相場の注意点」をまとめていきますね!
追加経済政策には全く動きなしです。やはり決定するとしても9月以降になりそうです。選挙絡みで揉めてますしね。
そして今日の動きは「閑散に売り無し」でした。ナスダックや一部銘柄が爆上げしているのは、大口機関による投資だと考えて良さそうです。直近は大きなニュースが無いので、とにかく10年債や金利によってマーケットは上下しそうです。金利だけはしっかりチェックした方がいいです。
そして気を付けなくてはいけないのは、上記に関連する銘柄は連れ高していますが、バリュエーションの適正値をある程度見極めていかないと、突然急落することは十分ありえます。大口が買って上昇するという事は、個人投資家がそれに釣られて買いだしたらどかん!と落とされる可能性も頭に入れておいた方がいいです。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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米国株投資家も米国民も待望の追加経済対策がここまで時間がかかってしまったのは、下記ブログに纏めてる内容になります。よかったら状況を再度確認してみてください。
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