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【米国株今週の展望】FOMC・金利に注目!株価は上下どっち?

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先週は夏休みといったような夏枯れ相場でした。実はほとんど主要指数に変動はしていなかったんです。出来高もそこまで大きくは下落していなかったのですが、金曜日は本当に動きがなく、閑散としていたのは事実です。

 

セクターローテーションも起ってはいたのですが、大きくローテーションされたというよりは少し調整が入った程度だったと思います。

 

その中で今週の展望ですが、出来高が少なかったので、逆に上でも下でも先週よりは大きく動くと考えられます。注目ポイントを紹介しながら今週の展望をお話ししていきます。

 

では米国株投資家もみあげの「【米国株今週の展望】FOMCに注目!株価は上下どっち?」をお楽しみください!

 

*投資判断はあくまで自己責任で 

先週の各指数

先週の指数

各種指数の変動

・ダウ:27,433.48→27,931.02 (+1.8%)

・ナスダック:11,010.98→11,019.30(+0.01%)

・SP500:3,351.28→3,372.85(+0.6%)

・ラッセル2000:1,569.19→1,577.88 (+0.6%)

 

先週はダウを除いてほぼ横ばいでした。セクターローテーションも発生していましたが、実はほとんど変化なしだったんです。この後のヒートマップで状況は再度確認してみますが、結果としては投資家は様子見・夏休みの相場だったという事になります。

 

 

来週の注目ポイント

 

来週の経済指標スケジュール

 

来週の経済指標の発表スケジュールです。現在材料が非常に少ないので、米中関係もほぼプロレス状態になってるために、これらの指標は基本的に重要になります。

 

8月17日21時30分

アメリカ・ニューヨーク連銀製造業景気指数 08月

 

8月18日21時30分

アメリカ・住宅着工件数 07月

 

8月20日3時

アメリカ・FOMC議事録 07月

 

8月20日21時30分

新規失業保険申請件数 

 

8月21日21時30分

アメリカ・中古住宅販売件数 07月

 


 

注目ポイント

 

特に重要なのはFOMC議事録内容よりも、実はその後にFED関係者がどのような発言をするかだと思います。実質金利上昇が懸念されているので、それに対して「実質金利上昇を抑える」といったようなハト派の発言があればマーケットは上昇継続。逆にFEDはなにも手を打たないなどの発言だと下落するかもしれません。

 

新規失業保険申請件数も先週は大幅に減少していました。この傾向が続けばマーケット的には非常にポジティブだと思います。

 

また住宅関係も注目です。何故ならば追加経済政策は9月までもつれそうです。ということは失業給付金手当もなし、更に立ち退きモラトリアムも無いです。住宅関係の指数が悪い場合は、REIT関係が大きく下落する可能性も考えられます。

 

 

トランプ大統領支持率

トランプ大統領の支持率も上昇していましたが、バイデン陣営も支持率を上昇させています。理由としては副大統領に指名したカマラハリスさんが主な理由だと考えられます。


支持率推移

ご覧になったらわかるようにトランプ大統領の支持率が急上昇しています。トランプ大統領としてはここで勢いに乗りたいところですね。

 

トランプ・バイデン支持率推移

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RealClearPolitics - Election 2020 - General Election: Trump vs. Biden

 

カマラハリスさんは米国において、初めて要職に就く可能性がある女性黒人議員ということになります。人種的な話はしたくないですが、そういった意味で黒人中間層を取り込む思惑が見えてきますね。

 


討論予定

トランプ政権としてはバイデン候補との討論会までに様々な状況を味方につけておきたいと考えていると思います。

 

新型コロナウイルスを理由に初回の討論会を予定されている9月29日ではなく9月上旬に繰り上げるよう呼びかけた。支持率で出遅れているトランプ氏は、有権者が郵便投票を始める前に討論会に臨みたい考えだ。一部の接戦州では期日前投票が9月に始まる。

トランプ陣営、バイデン氏との討論会の早期開催目指す-巻き返し狙う - Bloomberg

 

・2回目の討論会は、10月15日にフロリダ州マイアミ

・3回目は10月22日、テネシー州ナッシュヴィル

・4回目はトランプ陣営が希望してるとの事です。

 

バフェットの動向(注目)

 

ウォーレンバフェット率いるバークシャーハサウェイの動向の影響を来週はちょっと注目していいかもしれません。

www.marketwatch.com

 

では今回のバークシャーハサウェイの投資動向で何を注目するべきか自分なりの私見を述べたいと思います。


航空株)
デルタ7190万株→0
サウスウエスト5360万株→0
アメリカン航空4190万株→0
ユナイテッド2220万株→0

*航空株は全売却です。これはセクターローテーションで航空株は上昇しましたが、そこに水を差すことになります。バフェットさん、もしかしたら追加経済政策が上手くいかない事を見越して、9月以降の航空業界の支援が途切れる事を予想したかもしれません。すなわち投資をするのはいまではない、もう少し後でいいと考えたかもです。


金融株)

ウエルズファーゴ3.2億株→2.4億株
JPモルガン5770万株→2220万株
ゴールドマン・サックス192万株→0

 

金鉱株)

【GOLD】バリック・ゴールド→2090万株

 

*これは金利を意識するべきだと思います。実質金利が一時上昇したために、金融株は上昇しましたが、バフェットは経済がそこまで力強くないと考えてると思います。ということは実質金利はまだまだ上がらない、要するにゴールドはまた上昇局面になるという見込みであると考えられます。時間外で【GOLD】は8%近く上昇していますね。

 

コロナ状況(ポジティブ)

米国コロナ死者数推移

死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。

このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。

 

コロナ死者数はまだ増加は止まっていないですが、感染者数が減少してきているので、これくらいの増加なら、しばらくしたら死者数減少に移行しそうな形だと思います。

 

7月27日146,935人(前日対比475人増)

7月28日148,011人(前日対比1076人増)

7月29日149,256人(前日対比1245人増)

7月30日150,713人(前日対比1457人増)

7月31日150,713人(前日対比1357人増)

8月1日151,957人(前日対比1244人増)

8月2日154,447人(前日対比1133人増)

8月3日154,860人(前日対比413人増)

8月4日155,403人(前日対比543人増)

8月5日156,806人(前日対比1,403人増)

8月6日158,256人(前日対比1,450人増)

8月7日160,104人(前日対比1,848人増)

8月8日161,356人(前日対比1,252人増)

8月9日162,425人(前日対比1,069人増)

8月10日162,938人(前日対比513人増)

8月11日163,461人(前日対比523人増)

8月12日164,537人(前日対比1076人増)

8月13日166,027人(前日対比1490人増)

8月14日167,110人(前日対比1083人増)

8月15日168,446人(前日対比1336人増)

8月16日169,481人(前日対比1035人増)

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https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA

 

米国市場状況(8月第3週)

8月第3週ヒートマップ

 

今週は資本財・一般消費財・生活必需品・金融とそしてアップルがバンドルプランや起債によって上昇しています。金融関係は金利上昇があって上昇していますね。

 

資本財は経済指標の鉱工業指数などが調子が良かったのもあります。

 

トランプ大統領は経済支援を明言しています。そういった意味では実はREIT関係がもっと上昇しなくてはいけないのですが、現状だと立ち退きモラトリアム(住居立ち退きを防ぐ政策)も延長されておらず、REIT関係では立ち退きが頻発するリスクも出てきています。

 

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8月第2週ヒートマップ

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まとめ 

では「【米国株今週の展望】FOMCに注目!株価は上下どっち?」をまとめていきますね!

 

総括していくと、もちろん経済指標次第ですが、基本的には上に抜けそうな雰囲気があります。経済政策を急いでいない状況、思った以上に経済回復は進んでる可能性があります。

 

そして先週は金利上昇も懸念されていますが、バフェット氏の動き、そして様々な要素を考えると実質金利がこれ以上上昇する事もあまり考えられません。ただしFOMC議事録後にマーケットがネガティブに受け取るような報道が入らないかは注意必要です。

 

閑散相場だったので、動くときは大きく動く可能性もありますが、基本的には上昇を目指すマーケットだと思うので、落ち着いて投資していきたいですね。

 

皆さんの米国株による長期的な投資継続を心から応援しています。

 

8月第2週のコメントです。備忘録

来週は追加経済刺激策の動向は最重要なのは間違いないです。但しその後の8月15日 の米中対談に向けてのトランプ政権の中国対応は要注目です。今回の支持率変動からも今後トランプ政権が更に中国叩きのPRを強める傾向になると考えられるからです。

 

シナリオ的には追加経済政策→株価上昇→米中対立激化(プロレス)→株価調整→再度株価がじりじり上がる。と言った事も考えられそうです。

 

また今週大きな下落局面だった成長分野のハイテクグロース株が今週は持ち直すかも注目です。また目が離せない1週間になりそうです。

では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!

 

*投資判断はあくまで自己責任で

 Keep your fingers crossed!

 

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