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米国株長期投資実録(個別株&ETF)。米国駐在員。2018年9月資産1400万→10年後5,000万→20年後1億の目標へ!投資&金融リテラシー&米国生活など飾らない言葉で。お金で幸せになりましょう!

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米国株は上昇!経済指標?だが「クレクレ相場」が明らかに!

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米国株は本日全指数が上昇です。ダウ+1.39% ナス+0.52% SP500+0.64% ラッセル+1.91% 自分-0.13%となっています。ハイテク関係は本日は不調でした。マーケットを引っ張ったのは金融関係と航空関係だったと言えます。

 

金融関係は間違いなく追加経済政策への期待からだと思います。航空関係は追加経済政策内で援助プランが検討されているからです。

 

経済指標として特にADP雇用統計が最悪なのに、それでもこれだけ上昇してるのは間違いなくマーケットは催促相場になってしまっていると思います。その点を簡単にご説明したいと思います。

 

では米国株投資家もみあげの「米国株は上昇だが正に「クレクレ相場」が明らかに!」をお楽しみください!

 

*投資判断はあくまで自己責任で 

各指数関係の動き

 各指数

・CRB指数が+0.54%

・大豆油指数が0.00%

・原油価格41.59→42.17ドル/バレル

・ゴールド2016→2036*過去最高値は2011年9月の1920

ゴールドは一時2055まで上昇。利確によって下落

・10年債0.509→0.550(+8.55%)

・VIX指数▲2.14%→▲3.24%

 

 

指数関係は全てリスクオンにふれました。今日の状況としてはADP雇用統計の数字は最悪でしたが、逆の意味で催促相場になってる気がします。追加経済政策期待ですね。 


 

 SPY出来高

S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。

 

 

4日前の出来高

10日平均 59,274,486 vs 1日61,396,528

3日前の出来高

10日平均 59,998,405 vs 1日80,610,945

2日前の出来高

 10日平均 62,241,989 vs 1日51,822,974

1日前の出来高

 10日平均 61,918,899 vs 1日41,428,081

本日の出来高

 10日平均 60,360,792 vs 1日38,649,820

 

SPYの出来高はそれほど大きな変化はなかったです。相変わらず小康状態が続いてるように見えます。

 


QQQ出来高

 

 

4日前の出来高

 10日平均 39,737,369 vs 1日40,957,293(VOO2,936,070)

3日前の出来高

 10日平均 39,155,403 vs 1日52,879,311(VOO4,453,482)

2日前の出来高

 10日平均 41,017,232 vs 1日31,771,676(VOO3,766,879)

1日前の出来高

 10日平均 40,164,376 vs 1日24,768,324 (VOO2,118,567)

本日の出来高

 10日平均 38,311,208 vs 1日20,968,727 (VOO2,596,231)

 

QQQは昨日より下落、今日はハイテク勢は不調でした。ただVOOが上昇しています。【DIS】・【AAL】・【BA】など大きく上昇していた銘柄があったので、それによってSP500は引っ張られてたと思います。

経済指標

今日は経済指標2つありました。1つは非製造業に関わる指数。1つは雇用です。両方とも重要な指標です。


ISM非製造業景気指数(7月)詳細


総合   58.1(57.1)
事業活動 67.2(66.0)
新規受注 67.7(61.6)
雇用   42.1(43.1)
入荷水準 55.2(57.5)

仕入価格 57.6(62.4)
輸出   49.3(58.9)
輸入   46.3(52.9)

→特に雇用が気になります。雇用の数字が良くない事は次のADP雇用統計にも表れていると思います。


ADP雇用者数(7月)


結果 16.7万人
予想 120.0万人 前回 431.4万人(236.9万人から修正)(前月比)

 

ADP雇用統計は信じられない数字でした。たったの17万人、予想より100万人以上少ない状況、むしろこれで株価が上昇したというのは、催促相場だとしか考えられないです。

 

雇用統計に関してもトランプ大統領が「大きな数字」が見れると発言したみたいですが、これは逆の意味での大きな数字かもしれません。完全に催促相場の状況ですね。

 

追加経済刺激策-進捗

 

本日も追加経済刺激策は合意には至りませんでした。上院が共和党が過半数、下院が民主が過半数という捻じれがここにきて、足を引っ張っていますね。

 

共和党は追加経済政策に250億ドル(約2.6兆円)の航空会社への補助金を入れようとしてるみたいです。航空会社は危機的な状況にあるので妥当だと思います。それもあって本日【AAL】・【BA】など航空系が上昇ですね。

https://twitter.com/CNBCnow/status/1291086725536788482?s=20

 

 

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・民主党上院議員のシューマーさんは追加経済政策は合意に進んでると発言。

 

・ムニューチン長官は今週合意しないと、それ以降の合意はあり得ないと発言。

 

・共和党側が民主党側の提示の3兆ドルに歩み寄る姿勢も見せだしてる。

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ポイントは追加経済刺激策の総額、失業保険給付手当の額、そして職場復帰のコロナ訴訟に対する法的な保護、この辺りになりそうです。マーケットはおそらく先週の1兆ドル、週間200-300ドルよりも多くなることを期待してそうな雰囲気があります。

 

1兆ドルでは恐らくマーケットはもう納得しないと思います。ここまでこじれてしまったらいよいよ3兆ドルに近づいてきてる可能性もあります。となると考えられるのが通貨価値がまた下がるので、金が上昇するのは継続しそうです。

 

コロナ状況(ポジティブ)

米国コロナ死者数推移

死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。

このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。

 

昨日よりコロナ死傷者数は激増しています。2週間前が1160人だったので、今日は1403人という事はまだ増加してることになります。まだまだ予断を許さないですね。

 

7月18日139,266人(前日対比908人増)

7月19日140,119人(前日対比853人増)

7月20日140,534人(前日対比415人増)

7月21日140,906人(前日対比372人増)

7月22日142,066人(前日対比1160人増)

7月23日143,190人(前日対比1124人増)

7月24日144,242人(前日対比1052人増)

7月25日145,546人(前日対比1304人増)

7月26日146,460人(前日対比914人増)

7月27日146,935人(前日対比475人増)

7月28日148,011人(前日対比1076人増)

7月29日149,256人(前日対比1245人増)

7月30日150,713人(前日対比1457人増)

7月31日150,713人(前日対比1357人増)

8月1日151,957人(前日対比1244人増)

8月2日153,090人(前日対比1133人増)

8月3日153,503人(前日対比413人増)

8月4日154,046人(前日対比543人増)

8月5日155,449人(前日対比1,403人増)

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https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA

 

 

決算予定

 $CLX $BYND $SQ $MRNA $ROKU $FSLY $TSN $ATVI $CHGG $CVS $W $DIS $MELI $GPN $SPCE $TWLO $CMS $LVGO $MCK $AMRN $ETSY $PLUG $NET $BMY $RACE $TTWO $MPC $MPLX $ZNGA $DBX $DDOG $UBER $WIX $KOS $TTD $ENPH $CRON $BP $TEVA $PENN $FVRR $RNG

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まとめ 

では「米国株は上昇だが正に「クレクレ相場」が明らかに!」をまとめていきますね!

 

本当にクレクレ相場だと思います。悪い経済指標や時間がかかればかかるほど、どんどん期待値が大きくなり、催促相場の状況になってしまっていると思います。

 

個人的にも精神的には結構きます。降りたくなるけど降りるのもチャンスを逃しそう。そういう気持ちになる米国株投資家は多いんじゃないでしょうか。ただ無理はしなくてもいいと思います。資金管理など資金余力はしっかり持っておいた方がいいとは思います。

 

また個別株では米国株で最も注目されてる【LVGO】リボンゴ・ヘルスと【TDOC】テラドックの合併話が持ち上がっていました。両銘柄ともコロナ禍での勝ち組銘柄です。

 

マイクロソフトのTikTok買収も今後2-3週間で、300億ドル位の規模になりそうだという報道も入っています。 

 

 明日は新規失業者保険申請件数の発表です。こちらも状況が悪化してるようならマーケットに与える影響が大きいので要注意です。(更に催促相場になりそうですが、、、)

経済指標予定・実績

8月3日(月)23:00

アメリカ・ISM製造業景気指数 07月→◎

8月5日(水)

21:15

アメリカ・ADP雇用者数 07月

23:00

アメリカ・ISM非製造業景気指数 07月

8月6日(木)21:30

アメリカ・新規失業保険申請件数 07/26 - 08/01

8月7日(金)21:30

アメリカ雇用統計

では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!

 

*投資判断はあくまで自己責任で

 Keep your fingers crossed!

 

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