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米国株長期投資実録(個別株&ETF)。米国駐在員。2018年9月資産1400万→10年後5,000万→20年後1億の目標へ!投資&金融リテラシー&米国生活など飾らない言葉で。お金で幸せになりましょう!

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米国株は劇的に変化!今週のトリオは決算・ワクチン・追加支援!

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先週はナスダックに大きな調整が入り、ハイテクが不調。ワクチンや追加支援期待でラッセルが上昇して、逆転現象が起きた週だったと思います。全ての指標がリスクオンになりましたが、それにしては緩やかな動きでした。

 

投資家は現在様子見をして警戒していると思います。そんな中で今週の注目はトリオ(3つのポイントです)になります。

 

まずはなんといっても決算になると思います。スケジュールを確認していると特に水曜日はマイクロソフトとテスラーという最も注目を集める企業の決算が待ち構えています。(マイクロソフトは延期の噂あり)

 

そしてワクチンと支援金にも注目が集まっています。経済指標などは特に重要なイベントは予定されていないのですが、今週もまた非常に重要な週になりそうなので、おさらいしておきますね。

 

では米国株投資家もみあげの「米国株は劇的に変化!今週注目は決算・ワクチン・支援金!」をお楽しみください!

 

*投資判断はあくまで自己責任で 

先週の各指数

先週の指数

 先週は特にナスダックが調整局面に入りました。ハイテク銘柄がことごとく下落しています。

 

各種指数の変動

・ダウ:26075.30→26,671.95(+2.3%)

・ナスダック:10617.44→10,503.19(▲1.1%)

・SP500:3185.04→3,224.73(+1.2%)

・ラッセル2000:1422.68→1,473.32 (+3.6%)

 

とはいえ、S&P500が好調というわけではなく、ラッセル指数が最も調子がいいという事になります。これはPPPローン延長やワクチンの開発などで現在最も被害を受けてる航空・レジャー・ホテル・レストラン系が復調する可能性が考慮されたからだと思います。

 

3つのポイント

 

決算

 

今週も大型企業の決算が控えています。マイクロソフト・テスラーが水曜日の同日が再注目です。

それ以外には

ツイッターインテル、IBM、アメックス
LMT、CSX、ネクステラ、VZ、AT&T
Chipotle、コカ・コーラ、PM、Intuitive

などこれでもかというくらい注目の決算が控えています。

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オペレーションワープスピード

 

トランプ政権が実施してる100億ドルの予算をかけてる「オペレーション・ワープ・スピード」が非常に注目されています。月曜日にはアストラゼネカ【AZN】のワクチン進捗状況がアップデートされる予定だという事です。

 

ワクチンタイプは遺伝子型、ウイルスベクター型、タンパク質ベース、全ウイルス型の4つのタイプのいずれかに属している。

 

8種類のワクチンのポートフォリオを選択したが、そのうち4種類はウイルスベクター(ジョンソン・エンド・ジョンソン社、アストラゼネカ社、メルク社、ヴァクサート社が開発中)、3種類は遺伝性(ファイザー社と連邦政府の資金提供を拒否したバイオナノテック社、モデナ社、イノビオ社が開発中)、1種類はプロテインベース(ノバックス社が開発中)である。

www.barrons.com

 

結核のワクチンは13年、ロタウイルスは15年、水痘は28年かかっています。その事実から考えてこの計画がどれほど壮大かつ難易度が高い事かを忘れずにワクチン銘柄に過度に投資をしすぎないようにバランスをとっていきたいですね。


追加支援

 追加支援が2兆ドル規模になると日経から報道がありましたね。元々共和党は1兆ドル、民主党は3兆ドルの規模を提案していたので、その折衷案というところになるのでしょうか。

 

但し共和党が求める企業がコロナによる責任を負う必要がなくなる「コロナ免責事項」や州単位での財政支援など、まだまだ揉めるポイントが沢山あります。この辺りが今週アップデートがあるかどうか。

 

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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61693940Y0A710C2EA2000/

 

コロナ状況(ネガティブ)

1.コロナ感染拡大継続

 

感染拡大は既に3月時点の最高値を超えてしまっています。マーケットはそこまで反応しなくなってるのも事実です。ただ今後4週間で死者数が1.5万人から1.8万人に増加する可能性がCDCからレポートされています。これをマーケットが織り込んでるのか。。。

 

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2.米国コロナ死者数推移

死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。

このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。

 

7月11日134,097人(前日対比806人増)

7月12日134,814人(前日対比717人増)

7月13日135,133人(前日対比319人増)

7月14日135,533人(前日対比400人増)

7月15日136,397人(前日対比861人増)

7月16日137,419人(前日対比953人増)

7月17日138,358人(前日対比939人増)

7月18日139,266人(前日対比908人増)

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https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA

 

米国市場状況(7月第3週)

7月第3週ヒートマップ

 

7月第二週と比較してみても今週が状況が劇的に変化したことがわかると思います。先週まで絶好調だった【AMZN】が先週上昇分を戻され、【MSFT】は先週より下落、【NFLX】は決算失敗で10%程の下落。要するにハイテク銘柄がことごとく下落しました。逆に右下のオールドエコノミーが息を吹き返した週である事がわかります。

 

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7月第2週ヒートマップ

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まとめ 

では「米国株は劇的に変化!今週注目は決算・ワクチン・追加支援!」をまとめていきますね!

 

 

先週はコロナワクチンの進展がポジティブでラッセル上昇、JPMがひとまず決算クリアでダウも上昇(S&P500も)、ただナスダックに調整がはいり、NFLXもこけて割高感のあったハイテク関係が下落という事になりそうです。一つ気になるのがREIT関係がずっともたついてるので、足元の経済への不安感は続いてると思います。

 

今週は更に重要な決算が目白押し、ワクチンへの期待感、政府の追加支援の方向性など、実は重要イベントが盛り沢山です。何かがこけたらこの上昇も狂う可能性があるので、このポイントは慎重に見極めていきたいですね。

 

まずは投資家は決算をクリアした銘柄を確実に拾っていくのが最も堅実な投資かと思われます。

 

7月第2週のコメントです。備忘録

 OPECの増産は少し勇み足な気がしています。確かに増産しないとOPECの収益的に厳しい状況なのは理解しているのですが、果たしてマーケットはどのような反応をするのか気になります。

 

またコロナ状況も相変わらず芳しくはありません。新規感染が増加、そして死者数も増加してるようにも見えます。まだマーケットの予想内だとは思いますが、ここから特に死者数が大きく上振れした場合は注意です。

 

更に決算です。直近が株価が思った以上に好調なのでこの決算がこけると厳しくなる可能性もあります。慎重に見極めていきたいですね。

 

では皆さんの米国株投資によるお金持ちになる資産運用を祈って!

 

*投資判断はあくまで自己責任で

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