本日米国株はガチで強かったです。ダウ+1.78% ナス+2.21% SP500+1.59% ラッセル+0.77% my+1.15%となっています。ナスダックの強さが特に目立ちました。
ナスダックに組み込まれてる【AMZN】が5.5%、【TSLA】が14%も爆上げしたので、その2銘柄だけでも大きく押し上げられてるからですね。
米国の3連休中に特にコロナ拡大のニュースも目立った事はなく、先物の段階からリスクオン→中国の経済指標が好調→米国の経済指標まで好調!といった流れだと思います。
また直近の【TSLA】を筆頭に絶好調のEV関連でも注目したい点があるので、キーワードとして今回は3つのポイントからトレンドを考察しています。そちらも是非読んでみてくださいね。
では米国株投資家もみあげの「米国株ガチ強い!注目3ポイント!中国とEV(ESG)とバイデン氏」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数が+0.21%
・大豆油指数が+1.6%
・原油価格40.32→40.62ドル/バレル
・ゴールド1775→1786 *過去最高値は2011年9月の1920
・10年債0.675→0.682
・VIX指数▲3.28%→+0.94%(27.94まで)
今日は明確にリスクオンに各数字が変化しています。(VIXはそれほど変化なし。)
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
昨日の出来高
10日平均97,530,597 vs 1日68,532,054
本日の出来高
10日平均96,382,153 vs 1日54,954,696
10日平均と比較すると出来高はかなり薄いです。ただSPYだけを見るのではなく、今度は現在最も投資資金が集まってると言われるQQQの出来高も確認してみます。
QQQ出来高
本日の出来高
10日平均38,198,863 vs 1日32,727,056(VOO3,519,860)
10日平均の出来高よりは低いのですが、QQQの出来高が非常に多いです。というのがVOOと比較した場合は、出来高は約10倍なんです。QQQには特に個人資金も多く集まってるみたいです。
雇用統計(大プラス)
ISM非製造業景気指数(6月)詳細
総合 57.1(45.4)
事業活動 66.0(41.0)
新規受注 61.6(41.9)
雇用 43.1(31.8)
入荷水準 57.5(67.0)
この非製造業景気指数が50を超えたのは大きいです。製造業も50を超えてきています。着々と経済回復してきてる事を示すポジティブな要素になります。
中国とEVとバイデン氏
指標関係や経済指標は好調な状況をよく表してると思います。出来高はまだまだ不安定なのは事実ですし、割高な銘柄も出てきてるとは思いますが、今日の状況を見ていて、気になった点があるので考察します。
それはテスラ含めたEV関係の銘柄の好調ぶりです。そこで今回は中国の経済回復と併せて、そしてトランプ大統領とバイデン候補の大統領選の状況も考慮して、キーワードとして3つ考えてみました。
・中国の経済回復
・エコ(ESG)
・バイデン氏
上記3点をキーワードにちょっと今の流れを考察しておきたいと思います。
考察
①中国がPMIによって明確に経済回復してる事を示しだしています。
財新サービス業PMI(6月)10:45
結果 58.4
予想 53.2 前回 55.0
財新コンポジットPMI(6月)10:45
結果 55.7
予想 N/A 前回 54.5
これによって、中国関連における事業が好感を持たれだす傾向になると思います。特にEV関係に関しては主戦場は国策としてEV自動車の普及を目指してる中国です。テスラーはその中でも特に注目されていますね。
②事実EV関係の銘柄の躍進は直近で非常に目立ちます。ちなみにこれ以外でも水素燃料を開発してアマゾンと提携している【PLUG】など実は再生エネルギー関連の銘柄も本日10%近く上昇しています。
③そして最後にバイデン候補です。バイデン候補が大統領になった場合は、こういったEVや再生エネルギー関連の事業が大きく躍進することが期待されています。中国とは現実的に今より良好になるかは不透明ですが、再生エネルギー関連にはバイデン候補はポジティブの可能性が高いです。
まとめ)こうなってくるとマーケットは大統領がどちらに転んでもある程度先行きが読めて、更に将来的に期待できそうな事業への資金が集中するというのも今のEV関連、TSLAの躍進は関係してそうだなと感じました。
コロナ感染状況(一進一退)
本日のコロナ報道
相変わらずコロナの感染拡大は広がっています。それは事実としてあります。テキサスは日曜日に1日8000人の増加という過去最高の数字も記録しています。但し、マーケットが感染数の増加は織り込みだしてる傾向は間違いないです。
死傷者数も減少傾向ですが、死傷者は感染拡大より1-2週間程タイムラグが発生するので、そのポイントは忘れずに。
米国コロナ死者数推移
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
死者数は正に一進一退です。
6月30日126,140人(前日対比336人増)
7月1日127,410人(前日対比1270人増)
7月2日128,062人(前日対比652人増)
7月3日128,740人(前日対比678人増)
7月4日129,434人(前日対比694人増)
7月5日129,676人(前日対比242人増)
7月6日129,947人(前日対比271人増)
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「米国株ガチ強い!注目3ポイント!中国とEV(ESG)とバイデン氏」をまとめていきますね!
今日はISM非製造業景気指数が非常にいい数字を叩きだして、そしてマーケットも先物の段階からリスクオンに行きそうな状況だったのが、そのまま上昇という形になっています。
決算もマーケットはもちろん意識し出していると思いますし、 コロナの死者数も選挙の状況も織り込み出してるとは思います。少し楽観的に過ぎる気もしますが、トランプ大統領でもバイデン候補でもどちらが大統領になっても問題ない銘柄に資金が流れる傾向もありそうです。
時にマーケットは楽観的になりすぎる場合が多いので、個人投資家は勝って兜の緒を締めよ!といった具合に浮かれることなく地に足を付けて投資を継続していきたいところです。
では皆さんの米国株投資による長期的な素晴らしい資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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