本日米国株は堅調に上昇しました。ダウ+0.85% ナス+1.87% SP500+1.54% ラッセル+1.54% my+1.45%となっています。ダウ以外の指数は非常に堅調だったも思われます。ダウは【BA】が受注減の6%以上の下落で大きく足を引っ張っています。
今日の経済指標としては消費者信頼感指数が予想を上回った事です。これはマーケットにはポジティブです。
そして本日民主党代表候補のジョーバイデンさんが改めて、大統領に当選した際の経済政策を表明しています。この表明が個人的には非常に重要なポイントだと思っています。マーケットに心理的に与える影響度が大きかったのでは?と考えています。
またコロナに関しても、どうもマーケットの動きが今までとは違った動きをしてるようにもみえます。本格的にwithコロナともいえるかもしれません。感染者数より死者数を見るべきかもしれません。
そんな本日の米国株状況をまとめてます。是非最後まで読んでくださいね。
では米国株投資家もみあげの「米国株堅調に上昇!理由はコロナ死者数減少か?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数が+0.68%
・大豆油指数が+1.01%
・原油価格39.63→39.31ドル/バレル
・ゴールド1772→1781*過去最高値は2011年9月の1920
・10年債0.634→0.657
・VIX指数▲8.49%→▲4.25%(30.43まで)
指数的には実は大きな変動はないんです。ただ先物関係が上昇してるのがわかります。後はゴールドが更に上昇しましたね。どちらかというとマーケットに今日は資金が集まったという解釈になると思います。
重要経済指標(プラス)
コンファレンスボード消費者信頼感指数(6月)
結果 98.1
予想 91.5 前回 85.9(86.6から修正)
こちらの消費者信頼感指数が上昇したのは非常にいい傾向です。特にラッセルや一般消費財には大きなプラスになると考えられます。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
昨日の出来高
10日平均106,655,0563vs 1日71,991,584
本日の出来高
10日平均109,842,646vs 1日101,054,110
出来高は大きく上昇しました。大口機関投資家の月末リバランスも終えて今日は終了間際に大きく買われたみたいです。その理由として2つのポイントを考察しています。
バイデン候補発言(重要)
これは完全に私見なのですが、改めて次の大統領選挙においてトランプ大統領と一騎打ちを行うバイデン民主党候補が本日ドナーキャンペーンのインタビューにおいて下記内容を述べています。
”あなた方の多くは嫌がるだろうが、私はトランプ氏の税金カットのほとんどを取り除くつもりだ”と述べました。
バイデン氏はまた現在の法人税率21%を28%に引き上げると述べ、今後10年間で推定1.3兆ドル(約140兆円)の増税になると述べた。トランプ減税は法人税を35%から21%に縮小していた。
上記増税が実施された場合はマーケットへの株価影響度合いは12%から15%の下落を引き起こす可能性があると言われています。
本日のこの発表を受けての感想なのですが、今のタイミングでバイデン氏がこれを明言したのは早計だった気もします。なぜならばマーケットは株価下落がバイデン氏の当選を引き寄せる可能性も考慮し、逆に株価を堅調に推移させるのでは?と考えてしまうからです。(これはあくまで自分の感想なので、根拠はありません)
またもう1点超重要ポイントがあります。8月初旬に副大統領候補を決定することも発言しています。(クオモ州知事の可能性がでてきています。)元々バイデン候補は77歳、健康面の不安は言われています。もし健康面で問題があった場合は副大統領が大統領になります。よって副大統領候補は今回非常に重要ななのでその点も要注意です。
コロナ感染状況(微プラス)
本日のコロナ報道
・カリフォルニアが1週間平均2.8%増加率から本日は2.9%に増加。
・アリゾナは2日間で感染者数が6.3%増加(1日4682人増加、合計79215人)
・サウスカロライナは1日の感染者数最高記録1755人
・クオモNY州知事がこちらの州からの訪問者に関しては、2週間の隔離命令をだしました。AL, AR, AZ, CA, FL, GA, IA, ID, LA, MS, NC, NV, SC, TN, TX, UT.
一つ重要なポイントがあります。コロナ感染拡大人数にマーケットは反応し続けてきていましたが、感染者数が過去最大の増加になってるにもかかわらず、先週位から感染者数よりも、どちらかというと死亡者数を注目し出してる可能性があります。
本格的にwithコロナで織り込みだしてる動きが見え隠れしてきてる感じがするので、感染者数と死亡者数に注目していく必要が出てきそうです。
米国コロナ死者数推移
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
6月24日121,979人(前日対比771人増)
6月25日124,416人(前日対比2437人増)6月27日は株価急落
6月26日125,039人(前日対比623人増)
6月27日125,539人(前日対比500人増)
6月28日125,804人(前日対比265人増)
6月30日126,140人(前日対比336人増)
この4日間は死者数が減少傾向にあるのがわかります。
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「米国株堅調に上昇!理由はコロナ死者数減少か?」をまとめていきますね!
今日のポイントとしては3つあったと思います。
・消費者信頼感指数が〇
・バイデン候補だと株価が下がる懸念からの株価下支えか?
・コロナは感染者数よりも死者数をチェック
特に最後のコロナに関しての感染者数より死者数をチェックは今後のwithコロナの状況を考えると非常に重要になってくると考えられます。こちらは毎日更新していきます。
明日も上昇しているとしたら、7月2日が雇用統計なのはわすれないでください。どちらに転ぶか不安になる人は、資金を入れすぎないように注意です。その後は米国は3連休になるので、メンタル的に厳しくなるかもです。
では皆さんの米国株投資による長期的な素晴らしい資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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