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米国株長期投資実録(個別株&ETF)。米国駐在員。2018年9月資産1400万→10年後5,000万→20年後1億の目標へ!投資&金融リテラシー&米国生活など飾らない言葉で。お金で幸せになりましょう!

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米国株は株主第一主義!連続増配企業は王様!

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コロナ暴落から3か月が経過しました。米国株は壊滅的なダメージを受けてから回復しています。そこで気になるのが連続増配企業がどうなったか?だと思います。

 

米国株は株主第一主義としてしられています。それを最もよく表すのが連続増配企業の圧倒的な強さ、どうしてそのシステムが生まれているか?その点も含めて改めてご紹介していきます! 

 

解説は米国株投資家もみあげです。よろしくね!

 

リケ女のモアです!頑張ります! 

 

では米国株投資家もみあげとモアの「米国株は株主第一主義!連続増配企業は王様!」をお楽しみください!

 

 

米国は株主第一主義

今回は株主第一主義の内で特に明確にわかりやすい2つのポイントを説明していくよ。1つは内部留保益の使い方、そしてもう1つがそこから生まれる連続増配企業実績。

 

この株主第一主義があるから米国株は株主に大きな利益を還元してくれるともいえるよ!

 

今回も米国と日本の企業の違いを比較しながら、簡単にわかりやすく説明していきますよ。最後のポイントや注意点もしっかり読んでもらえるとありがたいな。

内部留保益の使い方

企業が会社の設立から現在に至るまでの損益計算書における当期純利益の累計額から配当金等を差し引いたものを内部留保といいます。

 

米国ではこの内部留保(貯めこんだ利益)に課税される税制度があるんだよ。米国企業は政府の税金調査機関から、どれくらい利益を株主にお返しするか、成長事業に投資するか、が厳しくチェックされちゃう。その結果。。。。税金調査機関が認めれば利益への課税がされなくなるから米国企業は株主へのお返しという利益還元に必死なんだよ。

 

注:実際に内部留保課税が実施された実例を挙げる事はできませんが、企業への株主還元への抑止力として働いてると推測されます。

 

日本はこういった制度がないために、2018年度はなんと過去最高の460兆円も内部留保益があることが判明してるんだよねー

 

あ、でも逆説的に考えると日本企業はこの内部留保益が460兆円もあったから逆にいうと日経平均ってそこまで大崩れしていないってあったりするんじゃないかな?

 

それは間違いなくあると思うよ。今回はその日本ん企業の体質が功を奏してると思う。ただ平常時は間違いなく米国企業の方が株主にはありがたいね。

◆米国と日本企業の違い◆ 利益をあげたら、
米国企業:株主第一主義+成長事業に投資を行って成長を継続
日本企業:企業として貯蓄する傾向が強い

 

 

米国企業の連続増配力

 

先ほどの内部留保(貯めこんだ利益)を株主に還元する方法として、「株主への配当金を出すこと」を米国企業は大切にしてるんですー。そして~、その配当金を「増やし続ける!」を何年継続しているかによって、称号をもらえるたりするんです!これは 連 続 増 配 年数が、株主重視の指標としてよく使われるからなんですよね~。

 

その称号とは~~。25年以上連続増配している銘柄を「配当貴族」、50年以上連続増配している銘柄を「配当王」と呼ぶんです。なんか貴族とか王様とかすご~~~い!この連続増配を日本企業と米国企業で比較するとその差は歴然!

 

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*現在時点は配当貴族は108社

 

実はこれモアが作ったイラストなんですよ。流石センス抜群!

 

やるじゃん!モア!はおいといて。(笑)驚愕だよね・・・どんだけ米国企業は株主ラブなのよって話なんだよ。そしてコロナ暴落でも配当貴族は1社しか減ってない。どれだけ強いんだよ。

 

更に配当王の中には連続増配60年を超える企業もいくつかあるんだよ。米国企業は配当を継続することに大きな価値を置いてるのが本当によくわかるよねー。

 

また株主も増配に対して凄く敏感で、増配できない企業に魅力を感じないっていうのもあるんだ。株主も厳しいからこそ、米国企業の株主第一主義って姿勢が出来上がった気がするなー。

 

連続増配企業の調べ方とかは下のブログ記事に詳細があります。

www.momiage.work

 

 

配当金に2重課税がかかる

 

米国株に投資すると配当金を貰えることになるんだけど、その配当金に対して米国課税分の10%と日本での課税分20.315%が自動的にひかれてしまうんだ。

 

これが二重課税といって、もちろん米国分に関しては確定申告をすればある程度取り返せるんだけど、投資家にとってはその部分が手間になってしまうんだね。配当金が少ない間は確定申告の手間が嫌だからしなくていっか、っていう人もいるくらいなんだ。

 

配当金は利益の先取りともいえると思うし、このデメリットを嫌って配当金戦略をしない投資家も多いから難しい所ですねー。。。。

 


 

まとめ

 「米国株は株主第一主義!連続増配企業は王様!」をまとめていきますね!

 

米国株がどれだけ株主に優しく、株主第一主義か伝わったでしょうか。コロナ暴落でどれくらい連続増配企業が減るかと思ったのですが、25年以上の連続増配企業は1社だけ脱落という、、、見事な強さを誇っていることもわかりました。

 

それではもう一度今回のお話しのポイントをおさらいしておきましょう!

ポイント! 米国株の株主主義は桁違い
①内部留保課税で内部留保益を株主に還元
②その還元によって配当王29社、配当貴族108社
③米国では実は配当金戦略の方が人気がある(課税の仕組み上)

 

ただ最後に一つ大事な事を伝えておきます。連続増配企業の中で高配当株も混ざっています。高配当個別株投資は自分の経験上、米国株の中でも非常に難易度が高い投資方法になります。それは高配当はレンジが大多数存在して、エントリータイミング次第ではずっと含み損を抱え続けるからです。その点はよーく理解しておいてください。

 

次のシナリオを楽しみにしててくださいねー! 

 

「このお話しは、以前YouTube動画になったシナリオをブログに書き直した内容になります。ブログカテゴリーで”米国株シナリオ”にまとめていきます」

 

*投資判断はあくまで自己責任で

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