本日米国株は上昇です。ダウ+0.5% ナス+0.74% SP500+0.43% ラッセル+0.41% my pf +0.3%PFとなっています。ナスダック指数が相変わらずの強さを発揮しています。とにかくGAFAMが強すぎるために、ナスダックも好調です。
今の不安定な状況なら大型のハイテク銘柄に資金が集まるのは納得できます。現在GAFAMとNetflixを合わせるとS&P500の25%を占めるみたいです。とんでもないことですよね。
GAFAMに資金が集まるのは現状が不安定だといいました。指数やコロナ状況関係をまとめるとそれが良くわかると思います。では本日の米国株まとめです。
では米国株投資家もみあげの「米国株上昇だが落ち着きなし!GAFAM強すぎ!の理由は?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
GAFAMチャート
一応GAFAMのチャートを見ておきます。S&P500がオレンジですが、【FB】と【GOOG】は少し負けていますが、特に【AAPL】の強さは異常ですよね。1か月で16%も上昇しているとはとんでもない事だと思います。
*Bloomberg
各指数関係の動き
・CRB指数が▲0.33%
・大豆油指数が▲0.60%
・原油価格40ドル/バレル前後をうろうろ
・ゴールド1756→1770超え!(レンジを突破か?)*過去最高値は2011年9月の1920
・10年債0.682→0.732→0.714
・VIX指数▲1.26%
10年債・原油・VIX指数をみるとリスクオンに向かってるようには見えるのですが、CRB指数と大豆油指数がリスクオフ、投資家の迷いを象徴してるかのように感じます。
それを象徴するかのように出来高が非常に少ないです。【SPY】の出来高ですが10日平均 122,423,927 vs 67,627,699と約半分になっています。また本日引け間際は出来高がググっと上がって売られた事も象徴的でした。
ダウ先物の波乱(ニュートラル)
米国6月22日の夜(日本時間6月23日お昼位)にダウ先物で波乱がありました。その一部始終をまとめておきます。
ホワイトハウスの貿易アドバイザー、ピーター・ナバロ氏が「中国との貿易協定は "終わった "」とFOXニュースのインタビューに答えたという事です。
→これでダウ先物大幅下落プラス1%からマイナス1%まで下落しました。
そしてその1時間後位に、あわててナバロ氏がWSJへのコメントで
・"OVER”の解釈が意図から外れてる
・終わったという意味ではない
・信頼に対しての主張をしようとした
・第一段階の事を言ってるわけではない
→これでダウ先物はV字回復、ほぼ元通りの数字に戻る。
→本当にお騒がせですが、マーケットの落ち着きの無さを象徴するようなシーンでした。元々ナバロさんはタカ派で中国との関係性を厳しくしたい意見を強く発します。
トランプ政権発言(プラス)
・トランプ大統領斜この数週間以内に国民に追加の現金給付を検討していることを改めて強調しています。
・ムニューチン経済対策長官がリセッションは2020年以内に終わるだろうという見込みを発言
・また非公開だが1兆ドルの追加経済対策プランを検討中→マーケットはこれを受けて株価上昇というのがブルームバーグの報道。
コロナ感染は悪化か?(マイナス)
本日のコロナ報道
・全米のコロナ患者数平均値は1.6%(過去1週間平均が1.3%)
・カリフォルニア州のコロナ患者数は6219人増加で1日の記録更新
・フロリダが1週間平均3.8%に対して、本日3.3%の上昇率→フロリダは少し落ち着いたのか?
・テキサス州は患者数は昨日111,601に対して本日は114,881
→テキサスエリアのICU病床が11日以内に満床になる可能性あり
コロナ状況グラフ
下記は本日CNBCによって報道された、コロナ状況グラフです。感染拡大が州によってかなり違うのがはっきりとわかると思います。
また報道によると先週より今週は30%程コロナ患者数が急増しているという事です。アストラゼネカのワクチン開発報道によって打ち消されたみたいですが、全く楽観できない状況であるのは間違いないです。
U.S. 7-day average of coronavirus cases surges 30% from week ago
まとめ
では「米国株上昇だが落ち着きなし!GAFAM強すぎ!の理由は?」をまとめていきますね!
今回はGAFAMが強すぎる理由はこれだけ不安定なら仕方がないですね。ファンダも安定して事業も強いなら資金は集まります。
トランプ政権のコロナ対策アドバイザーであるファウチ感染症研究所所長は、コロナタスクフォースは検査を減らすように指示はだされてない。コロナ感染拡大はこの2週間が山場だと言っています。またワクチン関係も改めて早くても今年年末、2021年の初頭になると忠告しています。
ダウ先物の大波乱のように、政権関係者も選挙が絡んでて、非常にセンシティブです。それがマーケットにも影響してる気がします。
米国のwithコロナ状況はまだまだ続きそうです。次の経済対策が待たれるところで、状況によってはボラティリティも激しくなるのが続きます。ただ一喜一憂しないで慎重に投資を継続したいですね!
では皆さんの米国株投資による長期的な素晴らしい資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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