今日の米国株は軟調でした。ダウ-0.65% ナス+0.15% SP500-0.36% ラッセル-1.77% myポートフォリオ-0.7%となっています。
コロナ状況下で不安を抱える事を象徴するかのようにナスダックのみプラスでラッセルは大幅下落となっています。
オープン時は下落傾向から、中盤にかけてプラスにまで戻したんですが、最終的には明日の新規失業保険申請件数への様子見かのように利確の動きが入り、ナスダック以外はマイナスになっています。
新規失業保険申請件数は予想は129万人、前回154万人です。
それ以外にも注目点がありますので、簡単に纏めてますので、是非最後まで読んでみてくださいね。
では米国株投資家もみあげの「【米国株】コロナ感染懸念で薄氷を歩く米国株投資家」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
出来高が少ない(マイナス)
出来高に関しては本日は通常より20%程少なくなっています。下記はS&P500ETFで最も出来高が多い【SPY】の出来高です。(VOOの約20倍位の出来高があります。)
棒グラフがボリューム表示です。20日平均だと107万/dayにたいして、本日の出来高は80万/day となっています。
新規失業保険申請件数、コロナ感染拡大、そしてクアドルプルウィッチングを控えて米国株投資家が様子見をしているのが良くわかる状況になっています。
コロナ新規感染が過去最高に(マイナス)
昨日からの報道をチェックしていますが、とにかく米国株はコロナ感染に関してのニュースに非常に敏感です。
アリゾナ、フロリダ、テキサス州はCovid-19パンデミックが3月に始まって以来の感染増加数の最大を更新したそうです。米国ではこれは第二波ではなく、第1波の延長と捉えられ始めてます。
アリゾナ州は2,392人、フロリダ州は2,783人、テキサス州は2,622人の増加数です。またテキサス州のコロナウイルスによる入院が1日で11%急増という報道もあります。
FRBパウエル議長証言(ニュートラル)
FRBパウエル議長の議会証言では改めて下記が強調されました。
・無制限の資金を貸し出し、無制限の資産を買う準備ができていると証言
・緊急の経済対策を現状維持し続ける(新たに仕事を辞めた人や、苦労している中小企業への支援を継続することを考えるのが適切)
→そして政権に対して新たな追加措置が早急に必要である事を再度強調しています。
メスター米クリーブランド連銀総裁
・2020年下半期の経済は不安定な回復を見込む可能性が高い
・2022年までにほぼゼロ金利が維持される見通し
・失われた経済を取り戻すには長い時間がかかります
・今年の米国成長率はマイナス6%程度
・2020年は9%の失業率
まとめ
では「【米国株】コロナ感染懸念で薄氷を歩く米国株投資家」をまとめていきますね!
今日のマーケットの状況を見てると、米国株は完全にコロナ状況のヘッドラインで上下に動いています。ロックダウンするかどうかは関係なく、とにかく怯えてるイメージであることは間違いないですね。
先週のパウエル議長の冷や水をかけられた発言から、コロナの恐怖でマーケットに資金が入りずらくなってると考えていいと思います。それもある為に明日の新規失業保険申請件数は非常に注目です。
この数字がいいか悪いかでまた大きくマーケットが動きそうです。それと本日ラッセルが非常に調子が悪かったです。この指数も継続して下落するようなら要警戒と考えていいと思います。
19日には日本のメジャーSQにあたるクアドルプルウィッチング(株式指数先物取引、株式指数オプション取引、個別株オプション取引、ストックオプションの取引期限が重なる日)が控えてるのでこれも要注意ですね。
では皆さんの米国株投資による長期的な素晴らしい資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
Keep your finger's crossed!
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