米国株は本日ダウ+2.05% ナス+0.78% SP500+1.36% ラッセル+2.39% myポートフォリオは+1.12%という状況でおわりました。特にダウとラッセル2000が非常に強かったです。リスクオンの状況を本格的に株価が示す状況になっています。
また米国で起こってる暴動に関しても暴動自体がそもそも秩序の無い略奪行為に近い状況になってきたという認識も広がっていて、米国政府が本格的に沈静化にむかっていますね。それをうけて【RGR】という銃製造メーカーの株価は大きく下落しました。
本日起こった注目事項をまとめると共に、海外の投資メディアを見ていて一点リスクになりそうなポイントを見つけたので、今回はそれを紹介したいと思います。
では米国株投資家もみあげの「米国株のリスクが中小企業!米中プロレスと暴動で忘れちゃだめ!」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
注目事項
ワクチン候補
トランプ政権によってCOVID-19のワクチン候補として会社が5つ選定されました。その会社はモデルナ、アストラゼネカ、メルク、ジョンソンエンドジョンソン、ファイザーになります。(【MRNA】、【AZN】、【MRK】、【JNJ】、【PFE】)
こちらの選定ですが、正直な所マーケットは織り込み済みだと思うので、大きなプラス要素にはならないと考えています。但しもしこの5つの候補のワクチン進捗具合が期待値通りにならないときはマーケットのリスク要素になるかもしれません。
中国への渡航禁止可能性
米国運輸省は中国から、中国への渡航禁止を6月16日から実施する可能性がある事を発表しています。但しそれ以外の国に関しては国交の再開を発表し出しているために、航空株は全体的に上昇していました。【JETS】は本日7.3%上昇しています。
但し注意して欲しいのは【AAL】アメリカンエアラインズのS&Pの格付けがBマイナスにダウンされています。これはジャンク格に落ちたという事です。全体的に上昇しているといっても、こういったファンダメンタルに関係ある情報は入手しておきたいです。
中小企業のリスク
マーケットウォッチのこちらの記事において非常に面白い内容が確認されましたので、こちらの内容を簡単に皆さんにお伝えします。中小企業が今後のリスクにつながるという見解です。
中小企業が好調な理由
GDP成長率が2%以下である場合は、中小企業株の成長率が高くなることが歴史的に証明されてるというデータです。現在は確実に2%以下になるので、中小企業株が上昇するのは当然といった状況なのかもしれません。
実際に1か月のデータを見て見ても、ラッセル2000はダウやS&P500をアウトパフォームしています。いってみれば今のリスクオン相場は中小企業の回復が支えてるマーケットといってもいいかもしれません。青がラッセル、赤がダウ、オレンジがSP500です。
*Bloomberg
中小企業のリスク
・パウエルFRB議長は何度も中小企業には更に追加の刺激策が必要と発表してた
・5月15日で下院で可決された3兆ドルの追加支援策が上院において完全に沈黙
・週600ドルの失業者支援が7月に終了する。20%近い失業率が回復しなかった場合、その補助なしで中小企業が持たない可能性。
現在まで米中プロレス、そこからの暴動によって上記問題は完全に棚上げになってしまっていますが、今後は上記リスクが解決しない場合景気回復に大きな影を落とす可能性があると思います。
また現在のマーケットの見込みですが
・大企業も中小企業も、(通常の経済活動が)夏の終わりか秋の初めに再開することを前提に先物の賭けをしている
→中国の緊張の高まり、米国メインストリートの社会不安、小型株のアウトパフォームと相まって、この前提が小型株の夏の後退で崩れる可能性があるという事です。
まとめ
では「米国株のリスクが中小企業!米中プロレスと暴動で忘れちゃだめ!」をまとめていきますね!
今回の記事は自分的にも非常に重要だと思います。最近の報道を見てるとどうしても暴動や米中プロレスに焦点が当たりがちなんですが、何か大切な事を忘れてる感覚に襲われる時があります。
コロナの米国における第二波に関しても、メディアをかなり詳しくみていかないと状況を掴むことができません。僕たち投資家はできる限り目立つ情報だけじゃなくて、その裏に隠れてるリスクなどをできる限り把握しておいた方がいいと思っています。
こういった状況がある事を忘れずに慎重に投資を継続していきたいですね。
では皆さんの米国株投資によるお金持ちになる資産運用を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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自分が何故オススメの米国ETFではなく、個別株投資をメインで行ってるか。読者様の質問に回答する形で記事にしています。是非読んでみてください!
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