コロナワクチンの治験成功報道で米国株は本日爆上げをしています。ダウ+3.85% ナス+2.44% S&P500+3.15%といったお祭り状態です。
コロナワクチンの治験成功報道は【MRNA】モデルナです。こちらのニュースをお伝えすると共に、どんなセクターが買われて、投資家はどのような行動をとっているかを本日はお伝えしたいと思います。
ここまでくると乗るか反るかの丁半博打にも近い状況になっているので、ますます投資家は判断が難しくなってきていますね。
・コロナワクチン治験成功報道が爆上げきっかけ
・FRBパウエル議長発言はポジティブ
・大口投資家の動きに注意
では米国株投資家もみあげの「コロナワクチンの治験成功報道で米国株爆上げ!丁半博打に伸るか反るか?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
モデルナ治験成功(爆上げ要素)
今回の治験では、異なるワクチン量を2回に分けて18~55歳の男女45人に投与した。その結果、新型コロナに感染し、回復した患者に見られるのと同程度かそれ以上のレベルの抗体が全員に確認できた。
新型コロナ:米モデルナ「全員が抗体獲得」 ワクチン治験で有望結果 :日本経済新聞
米バイオテクノロジー会社のモデルナは18日、開発中の新型コロナウイルスワクチン候補が初の臨床試験で有力な初期兆候を示したと発表した。新型コロナの撃退を助ける免疫反応システムが体内に作られる可能性が示されたという。
米モデルナの新型コロナワクチン、初の治験で免疫反応の有力な兆候 - Bloomberg
この情報を受けて【MRNA】モデルナは本日20%近く爆上げしています!正にマーケットはモデルナ効果で総楽観になっています。
FRBパウエル議長発言(プラス要素)
パウエル議長は日曜日にインタビューで下記内容で返答しています。
「FRBは経済支援のためにあらゆる手段を講じる」
「下落の勢いとスピードは前例がない」
「感染第2波が来ないと仮定した場合、経済は年後半を通して着実に回復するだろう」
「但し完全回復にはワクチンが必要」
パウエルFRB議長:米経済の回復過程、21年末まで長引く可能性 - Bloomberg
上記内容はプラス要素ととらえられています。要するにFRBは改めて何度でもやる。但し楽観的には見ていないという慎重な現実路線の発言が好感されたとも思われます。
次回は19日を予定します。この中での発言も非常に注目ですね。
パウエルFRB議長、上院公聴会で19日証言-微妙なバランス芸必要に - Bloomberg
大口投資家の動き(注意事項)
ショートが焼かれてる
大口投資家と一般投資家の動きが完全に逆行し出しています。大口投資家はロング(買い)に投資をして、一般投資家はショート(売り)に投資をしています。ここまで差が離れだすのは非常に危険な状況だという事がわかります。
いってみれば、ショートし続けていた投資家はどんどんポジションをとれなくなっていき、大口投資家がマーケットを支配できる状況が更に進んでいるともいえます。
出来高上昇中
S&P500で最も一日の出来高が大きいSPYの出来高が直近で上昇中です。VOOの約20倍位1日の出来高が発生します。本日でボリンジャーバンドの情報を突き抜けようともしています。買われすぎの傾向も見えると思います。
まとめ
では「コロナワクチンの治験成功報道で米国株爆上げ!丁半博打に伸るか反るか?」をまとめていきますね!
相変わらずあまりにもボラティリティが激しすぎて、困惑する投資家も多いと思います。ただもし今の状況で動揺するようなら、ポジション持ちすぎだとは思います。上昇しても下落してもご自身の許容量になるように、現金比率をコントロールした方がいいです。
丁半博打に伸るか反るかではなく、個人投資家は自分で現金比率をコントロールして博打にならないようにできるはずです。それこそ長期投資で最も大切な事だと考えています。
5月22日は全人代、5月23日はラマダン終了と地政学関係のイベントが多いので十分注意していきたいですね。
では皆さんの米国株投資による中・長期の資産運用の成功を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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