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【米国株】米国財務省が320兆円借入予定!FRBが社債を全て買付!?

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なんと米国財務省が4月-6月期において320兆円(3兆ドル)の借り入れを予定していること言う事です。これは非常に大きな意味があります。それは金融危機が起こる可能性が限りなく低くなるという事です。

 

特に顕著にこれを表すのが原油価格の上昇にも思えます。原油価格は本日6%近く上昇しています。シェール企業に対しての支援もばっちり入ってると思えるからです。そして企業延命のための対策もです。FRBが社債を全て買付するといったような事を表明しているからです。

 

もちろん将来的には何かしらの歪みが出る可能性があります。但しそれがどうなるかはわかりません。(過去に前例がないため)

 

今回はその320兆円に関して、少し詳細にお伝えして、どのような事に使われる。何が目的かをお伝えしていきたいと思います。

 

ではもみあげ米国株投資家の「【米国株】米国財務省が320兆円借入予定!FRBが社債を全て買付!?」をお楽しみください!

 

 

 

米国財務省の320兆円借り入れ

 

財務省は、コロナウィルスの被害が積み重なるように4月から6月までの記録的な3兆ドル(320兆円)を借りることを計画しています。

 

その上で、財務省はまた、それは第3四半期に別の6,770億ドルを予想していると述べた。第1四半期の借入は4,770億ドルを合計した。

 

昨年、財務省は新たな国債を$1.28兆ドルを発行していたために、今の所総額4.1兆ドルの借り入れ予定は去年の4倍規模になる可能性があります。

https://www.washingtonpost.com/us-policy/2020/05/04/treasury-coronavirus-debt-borrowing/

 

MMT理論と言われていますが、国の財政を関係なしに、国債を発行し続けて、中央銀行はドルを刷り続ける、言ってみれば1つの国で永遠にお金を生み出していく理論が着実に実施されていることになります。

 

FEDが5月初旬から社債買付予定

 

米連邦準備制度理事会(FRB)は月曜日、米企業からの債券購入計画の詳細を明らかにした上で、5月上旬から社債の買い入れを開始すると述べた。

 

その後まもなく、中央銀行は企業が発行した債券を直接、市場から買い取ることを開始する。FRBはまた、社債の全量買い取りも可能だと述べた。

 

まだ社債を購入していなくても、中央銀行の貸出プログラムの発表は、社債取引の混乱を食い止めるのに十分であり、ボーイングのような企業が資金調達のために債券を発行することを可能にしています。

Fed says it will start buying corporate bond ETFs in early May - MarketWatch

結果的に社債さえ発行できれば企業は延命をすることができる事になります。もちろんコロナからの業績回復が前提条件ですが、これによって米国企業は破綻するリスクが非常に低くなったことになります。

 

元々企業として力が強い企業は生き残るチャンスが格段に増えたことになりますね。但しいっていれば、ほぼ国営化される企業が増えたことにもなり、また政府の支援金ではないために、自社株買いが増える。更に企業間の格差も広がりそうです。→またしても壮大なバブルになる可能性が整うという事にもなります。

何が起こる?

 

全てを救おうとしてる

連邦準備制度理事会(FED)は、あらゆる民間、州、市の信用・債務問題を裏で支えるために、動いています。彼らは文字通り全てを買っている..それを表すように米国財務省は、それを支え続けるために、FEDから直接3兆ドルを借りようとしている。


社債市場が暴騰する可能性

今回の事を表すように、本日【LQD】と【HYG】というジャンク債を集めたETFに大きな買いが入ったそうです。株価には大きな動きはでていないですが、本来もっと下がった所が少し上昇しているという事はそれを意味するかもしれません。


中小企業や財政不安の企業の株が買われる

これは中小企業や財政不安の企業の株が買われる事を意味すると思います。特に中小企業といっても、そもそも生き残れそうな企業に限定されます。

 

自分が一番注目するのはシェール企業ですね。シェール企業の破綻が限りなく低くなったといえるかもしれません。テキサス州はトランプ政権にとっても選挙対策で絶対に落としたくない州だと考えています。早速手を打ってきた気がします。

 


 

  

まとめ

「【米国株】米国財務省が320兆円借入予定!FRBが社債を全て買付!?」をまとめていきますね!

 

先週木曜日・金曜日で下落が続いて、週末はウォーレン・バフェット率いるバークシャーハサウェイが航空銘柄を全て売却したなどポジティブ材料がなかったために、本日も下落するかと思ったのですが、早速手を打ってきた形になります。3日連続下落が続くと株式市場の状況が変わるからでしょうか。

 

そして米国財務省が320兆円の借入、FRBが社債の買付準備完了など、金融危機は起こさせない強いメッセージを米国株市場に発信しています。

 

ただこれは逆に企業の国営化が進んでるとみることもできますし、更に企業間の格差も広がると思います。社債が発行できるといっても財務的には厳しくなります。本来であれば倒産するような企業も延命できます。

 

将来的にどのような歪みを生じさせるかはわからないですが、投資家は財務チェックをしっかり行って個別株を選定する重要性が更に高まったともいえるかもしれません。 

 

 

では皆さんの米国株中・長期投資による素晴らしい資産運用を祈って!

 

*投資判断はあくまで自己責任で

 Keep your fingers crossed!

 

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