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米国リートETFがオススメの理由とは?リートの投資方法

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米国株は現在既にバブルの状況にあると思います。但し、そのバブルに乗れてない、もしくは乗り遅れてるセクターや銘柄がいくつかあると思っています。その一つが米国リート、米国リートETFだと考えています。

 

米国リートは平均的に4%近くの高配当、更に米国不動産の特に住宅価格は上昇し続けてきてる。それでもいくつかの不安要素で割安でおかれてると思います。以前別記事でも割安銘柄として紹介しています。

www.momiage.work 

今回はその米国リートETFが乗り遅れてる理由と、そして今から投資しても割安で投資できる米国リートETFの魅力を簡単に紹介したいと思っています。

 

では米国株投資家もみあげの「米国リートETFがオススメの理由とは?リートの投資方法」をお楽しみください。

 

*投資判断はあくまで自己責任で 

リートが乗り遅れてる理由

 

 リートが乗り遅れてる理由としてはいくつか挙げられます。特に今回は4点に注目します。この4点がある為に、特に住宅リートと小売り系・オフィス系リートは大きく下落しています。

 

1.米国では景気の先行指標ともいえる新築住宅着工件数の下落。36年ぶりの大幅減少になっています。

3月米住宅着工、36年ぶり大幅減 景気回復の重荷に :日本経済新聞

 

2.米住宅ローン申し込みも急減しています。8年10か月ぶりの減少幅となっています。

米住宅ローン申し込み急減、8年10カ月ぶりの減少幅 :日本経済新聞


上記に関連するように、住宅ローンの延期申し込みが米国は急増しています。連鎖反応を起こしています。約300万件の米国の住宅ローンが、ペナルティなしで支払いを遅延させることができる猶予プランに入っているとの事です。

 https://www.bloomberg.com/news/articles/2020-04-17/more-u-s-homeowners-skip-mortgage-payments-with-jobs-vanishing 

 

3.更に中小企業に関しては750万もが倒産リスクにあることが報道されています。

7.5 million small businesses are at risk of closing, report finds

 

4.直近で3月の米国新築住宅販売が13年7月以来の最大の下落になったことがわかっています。

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米新築住宅販売:13年7月以来最大の減少-新型コロナで需要後退 - Bloomberg

 

 

米国リートをオススメする理由

・先ほどお伝えしたように、リートが割安な可能性が高いです。


・また割安で投資をすることができれば、S&P500をアウトパフォームすることができる可能性があります。S&P500が現在アップル、マイクロソフト、アマゾン、グーグルに引っ張られて上昇してるという現状は変わりがないからです。

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上記S&P500の状況を考えるなら、人口増加国としての米国の経済成長にシンプルに投資できる不動産への投資は理にかなってると言えます。


・米国不動産の可能性としては、米国は歴史的に不動産指数は上昇し続けていることが上げられます。下記は2000年からの20年間の不動産指数になります。リーマンショックでは落ち込んでいますが、それ以外は基本的に右肩上りなのがわかります。

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Wilshire US Real Estate Investment Trust Total Market Index (Wilshire US REIT) (WILLREITIND) | FRED | St. Louis Fed

 


・前回のリーマンショックの記憶が新しいのもあり、米国政府が不動産市場が崩壊しない為の対応は非常に早かったのが上げられます。特にFRBの対応は早かったです。モーゲージローン関係の信用力低下を抑えるために、即座に政策を打ちました。

 


・トランプ大統領は元々は不動産王です。これは少しオカルト的になりますが、トランプ大統領の一族も当然不動産に関係してるはずです。そのトランプ大統領が不動産マーケットを破綻させる行動をとることは考えられません。


・最新の情報として、米国政府が住宅金融の公的機関が民間住宅ローン会社から元本や金利の返済が遅れているローン債権を買い取るとの事です。これは住宅市場破綻を防ぐために非常に効果が見込める取組だと思います。

www.nikkei.com

 

米国リートETF

投資者から集めた資金で不動産への投資を行い、そこから得られる賃貸料収入や不動産の売買益を原資として投資者に配当する商品で、一般的に「不動産投資信託」とよばれています。

 

リートETFはそのリートの更に様々な種類の集合体と考えればいいと思います。

 

 日本から投資できる米国リートETFとして代表的な物は5種類あると思います。(1種類は投資信託です。)米国リートETFの特徴としては、やはりおよそ4%の高配当になると思います。

 

【IYR】iシェアーズ 米国不動産 ETF(BlackRock)

【XLRE】不動産セレクト・セクター SPDR ファンド(State Street Global Advisors)

【RWR】SPDR ダウ・ジョーンズ REIT ETF(State Street Global Advisors)

【USRT】iシェアーズ 米国リート ETF(BlackRock)

【1659】iシェアーズ 米国リート ETF(ブラックロック・ジャパン)

*USRTを投資信託として日本で販売できるようにしたETF

 

5年間のチャートとしては下記内容になっています。上昇相場だとS&P500には劣後します。但し現状であれば、S&P500より下落したために、割安で投資するチャンスとも考えられます。

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*Bloomberg(S&P500オレンジ)
 

 

米国リートETFの特徴

 特徴表

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IYR:40%以上がインフラ・サプライチェーン・データセンターなど米国の堅調な産業メインのリート→配当率が高いが成長性が高くバランス取れてる


XLRE:50%以上がインフラ・サプライチェーン・データセンターなど米国の堅調な産業メインのリート→公益に近い性格か


RWR:住宅比率高め、景気上昇期は強いが、暴落時に弱い

→住宅比率が高い為、割安で投資できるチャンスは一番大きい


USRT:インフラを除いた分散型、高配当だがキャピタルが弱い
→キャピタルも配当もあまり良くない、バランス的には上記3つの方が上。但し信託報酬の安さは魅力的。

 

IYRとXLREとRWRからの選択という事になると思います。 上記特徴を見ながら自分のポートフォリオと相性がいいETFがいいと思います。

例)

・インデックス投資に配当を加えたいなら、バランスのIYRとか

・ハイテクなど既に割高な銘柄が多いならRWR

・QQQとXLREとの組み合わせなども面白いかもしれません

 

まとめ 

では「米国リートETFがオススメの理由とは?リートの投資方法」をまとめていきますね!

 

米国リートが何故乗り遅れてるか、そして割安になっているか、ただそれがあるからこそ今後更に期待できるかは伝わったと思います。

 

もみあげもリートを所有していますが、次回の投資は5月1日を狙っています。前回の4月1日は賃料が払えない問題が多発して下落したので、今回も同様の事が発生すると考えられるからです。

 

また別記事や動画などでもお伝えしますが、不動産リートといっても住宅・オフィス・小売りなどだけではなく、様々なジャンルの不動産が組み込まれていますので、住宅・オフィス・小売りが今は足を引っ張っても将来は更に期待できると考えています。

 

住宅・オフィス・小売りが含まれる割合が多いリートETFを選んで、大きなリターンを考えるか、もしくは手堅いインフラ・データセンター・サプライチェーンが多く含まれるリートETFを選ぶかそれは投資家次第だと思います。 

 

 

では皆さんの米国株投資による長期的な資産運用を祈って!

 

*投資判断はあくまで自己責任で

 Keep your fingers crossed!

 

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