米国株は本日大きくリバウンドしました。上昇率としては4%以上。これは昨日実施したFRBの0.5%の利下げが効果も当然あったと思うのですが、もみあげは別の視点としてスーパーチューズデーの結果によってバイデンさんが勝利がほぼ確実になり、投資家・マーケットの不安が一つ取り除かれたからと思っています。
何が投資家・マーケットは不安だったのでしょうか?それは簡単にいうとサンダースが大統領になる可能性が凄く不安だったと思うんです。
それほど民主党サンダース候補が掲げている政策が米国市場・米国投資家にとっては大ダメージが予想されていたからです。
また他にも米国市場にとってプラスの材料が出てきています。経済指標であるADP雇用統計とISM日税増業景況指数が非常に良かったんです。その指標が不安感を払拭したマーケットを押し上げたともみれますので、まとめますね。
では米国株投資家もみあげの「【米国株】株価急反発4%上昇!スーパーチューズデーで相場が転換か?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
スーパーチューズデー
スーパーチューズデーは米国45州のうちの15州がその日に決まる。共和党・民主党の代表候補者指名に最も大切な日でした。それはカリフォルニア州(CA)がおよそ4000議席のうち415も議員数があり、大きな影響を及ぼすからでもあります。
代表候補者選びは日本でいうと比例選挙制度にあたります。総取りではなく獲得議席数によって最終的には決まる形です。
今回そのスーパーチューズデーに挑んだ4名の注目候補者は下記になります。
スーパーチューズデー前まではサンダース議員の勢いが上昇していて、バイデン氏が負けるのではないかという情報が出ていました。実際にそのタイミングで株式市場は急落しています。
サンダースが民主党代表になると株式取引税が0.5%、資産税対象は富裕層の95%、更に国民皆保険導入を提唱しているので、ヘルスケアは壊滅的なダメージをうけるなど、それに対しての恐怖感は相当な物があったと思います。
FRBの0.5%利下げ
FRBパウエル議長が0.5%の利下げを示唆する発言をしました。これによって米国株式市場は大きく動揺して、一時は上昇するかに見えたのですが、逆に景気後退を大きく不安視することになったといえる動きをみせて最終的に3%近くの下落になりました。
FRBのこの利下げに関してはマーケットとの対話に失敗したなど酷評されました。ただしこの利下げは本来やる必要がないが、コロナウィルスによるマーケットの不安感を払拭するために、どうしてもやるしかなかったとも考えられます。
0.5%を下げたら景気後退に突入したとあります。それは2008年の事ですが、その時は金利が5.2%、現在は金利は1.5%ほどです。状況が違いますし、金融政策的に正しいかどうかはまだ誰も分からないと思います。
経済指標が非常にいい
経済指標が本日2つ発表されています。ADP雇用統計とISM非製造業景況指数です。この経済指標がマーケットが驚く程よかったです。
ADP雇用統計
ADP雇用統計は非常にいい数字です、17万の予想に対して18万3千の結果です。更に素晴らしい事がこの2年間においての2か月合計の数字が最高だったことです。
ISM非製造業景況指数
ISM非製造業景況指数は予想が54.8にたいして結果が57.3だったことです。もちろん予想を大きく上回ったことは素晴らしいのですが、さらにいい事としてこの1年間においての最高値を達成したことです。
また新規オーダーのインデックス指標に関しても2018年6月以来の最高値を達成していますね。
これらの2つの指標が良かったことはマーケットに対しての不安感からの脱却を後押ししたと考えられます。
まとめ
では「【米国株】株価急反発4%上昇!スーパーチューズデーで相場が転換か?」をまとめていきますね!
スーパーチューズデーがもしかしたら一つの転換点の可能性に関して今回は記事にしました。真実はこれからわかってくるのでしょうけど、それくらいサンダースというのはマーケットに恐怖を与えていたと思います。
バイデンかトランプならマーケットは大きな影響を受けないと見込んでいると考えられます。確かにコロナショックは怖いです。まだ織り込んでいない可能性も高いです。
但しこれだけ経済指標として数字も安定しているとしたら、大きな下落はこれ以上はこないんじゃないかと予想しています。
答え合わせは先になりますが、どんな状況にも対応できるように長期投資を継続していきたいですね。
では皆さんの米国株投資による長期投資でのお金持ちになる資産運用を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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