米国株は本日大きくリバウンドしました。ダウは5.1%の上昇!S&P500は4.6%上昇!ただ投資家としては、一時期の上昇で気持ちも楽になりますが、楽観的になりすぎないように注意したい。
よって今回の下落になる前にどのような指標があったかを再度確認しておきたいと思います。デッドキャットバウンスの可能性もあるので要注意です。
人間の心理的に1週間で株価が13%も下がった後に、今回のような上昇した場合は一時的な感情で喜んで大きな下落相場が終了したと喜んでしまって大きな資金を投資してしまう可能性があると思います。
過去のリーマンショックの比較をしたとしても余り参考にはならないと思うので、指標をチェックしておいてリスクヘッジを考えてみてください。投資をするなではなくて、投資するとしても用心に越したことはないです。
1、ヘッジファンドは儲けてる
2、利益成長率
3、PEG Ratio
4、CAPE Ratio
では米国株投資家もみあげの「【米国株】ダウが過去最高5%上昇!デッドキャットバウンスに注意4つの理由!」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
ヘッジファンドは儲けてた
MSCIワールドインデックスは2008年の金融危機以来最も低下しました。米国の10年物国債の利回りは史上最低であり、石油は1バレル50ドル未満です。
そして上記状況において、インデックスファンドは損失がでているのですが、逆にアクティブファンドにおいては、大きな利益をだしているファンドがあります。これはここ10年の上昇相場においてアクティブファンドが成すべき利益を久しぶりに達成できる状況。
ということはアクティブファンドによってマーケットは操作されていることを認識できてると思います。
またファンドによっては3月中が今年において最も投資チャンスとして適してると考える発言があるそうです。逆に言うと一時的に上昇させておいて、ファンドは売り抜ける戦略であるとも考えられます。
利益成長率
以前S&P500の上昇率はGAFAMがほぼすべてを支えてるとお伝えしたことがあります。下記ブログ内容です。ということはそれ以外の銘柄は成長率が非常に限定されていたという事です。
下記グラフがそれを如実に示してると思います。2019年は利益を成長させるために各企業は相当もがいてたと思います。米中貿易摩擦の影響ですね。
もし上昇したとしても、株式市場が今回で落ち込むであろう企業の収益成長率を織り込んでるとは楽観的過ぎると考えた方がいいです。
PEG Ratio
PEG Ratioはよく成長企業の株価が適正か使われる指標になります。
「PEG比」は、株式の価格、1株当たりの収益、および会社の予想成長率の相対的なトレードオフを決定するための評価指標です。1が適正といわれます。
現在株価が下落したといっても、指標は1.5です。十分割高の水準にあることは理解しておいた方がいいと思います。
CAPE Ratio
Price earnings ratio is based on average inflation-adjusted earnings from the previous 10 years, known as the Cyclically Adjusted PE Ratio (CAPE Ratio), Shiller PE Ratio, or PE 10
価格収益率は、過去10年間の平均インフレ調整後収益に基づいています。これは、循環調整PE比率(CAPE比率)、シラーPE比率、またはPE 10として知られています。
注意したいのが、CAPE Ratioに関しては今回の下落によって、下がったといっても、28.05という未だに高い水準にあるという事です。
これはリーマンショックを除けばブラックチューズディの数字です。十分気を付けた方がいい水準であることは理解しておいてください。
まとめ
では「【米国株】ダウが過去最高5%上昇!デッドキャットバウンスに注意4つの理由!」をまとめていきますね!
ダウが過去最高の5%上昇を達成しています。とんでもない上下ですね。先週は13%近く下落して過去最速近い下落、今週は初日で過去最高の上昇といった、非常に貴重な経験を投資家はしてる事になります。
どうしてもデットキャットバウンスが頭をよぎってしまいます。また米国の火曜日は民主党候補者がほぼ決定する予備選挙としてスーパーチューズデーがあります。米国50州のうち15州での獲得数が決定するので、今後の大勢がほぼ決まる日です。
投資家は上昇で喜ぶのももちろんありですが、それで楽観的になりすぎないように慎重に投資を継続したいですね。
では皆さんの米国株投資による長期投資でのお金持ちになる資産運用を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
Keep your finger's crossed!
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