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【米国株】8億円ガソリンスタンドおじいさんは超戦略的な投資家だった!

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米国株投資をしている人は一度は聞いたことがあると思うガソリンスタンドで普通に働いてたおじいさんが死後遺産として800万ドルの株式が見つかったという事です。お名前はローランドリードさんといいます。

 

その事実からガソリンスタンドで働いてるような人でもコツコツと長期投資をし続ければ莫大な遺産を築けるといった話になるのが良くあるパターンですよね。

 

さらに投資先も誰でも知ってる投資先にガソリンスタンドおじいさんは投資をしていたからといわれますが、今回改めて経歴をみていくと新事実を見つけました!(あくまで予想ですけどね。笑)

 

それはガソリンスタンドおじいさんは、普通のおじいさんではなく、極めて戦略的かつ企業分析が鋭い投資家だったということです!

 

では米国株投資家もみあげの「【米国株】8億円ガソリンスタンドおじいさんは超戦略的な投資家だった!」をお楽しみください!

 

*投資判断はあくまで自己責任で 

ローランドリードさんへの疑問

 Roland Read, ローランドリードさんは米国株投資をしてる人ならご存じの人も多いように、死後に8百万ドルもの価値がある株式が残されているのが判明して世間をにぎわした人です。

 

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ただ今回はローランドさんの投資方法で疑問点が二つ浮かんできます。

ガソリンスタンドで働いていたのに、なんでエネルギーに投資してない?

自動車整備工場で働いてたのに、なんで自動車関連に投資してない?

 

誰もが知ってる投資先に投資をしてたから多くの財産を残した、誰でも長期投資をしたらお金持ちになれる代表みたいに扱われるのに、なんで自分が働いてたガソリンスタンドの石油関係は投資してない?なんで自動車整備工場で働いてたのに自動車関連には投資してない?

 

あれ?そもそも誰もがしってるって簡単に片づけていいのか?実はおじいさんなりに凄く戦略的に投資していたのでは?です。

 

ガソリンスタンドおじいさんの投資手法

経歴


・1921年に米国バーモンド州の貧しい農家生まれる

・1940年にブラトルボロ・ユニオン・ハイ・スクールを卒業

・第二次世界大戦でアメリカ陸軍に参加し、技術兵5級章を受章

・1945年のクリスマス前に陸軍配備が解かれ、バーモンド州に帰省します。

・1979年までガソリンスタンドやサービスステーションでの修理工等の仕事を25年間継続した。

・1979年に一旦リタイヤしますが、その後もデパートでパートタイムとして17年間働き続けた。

 


投資方法

 

投資方法は凄くシンプルですが、参考にする面が多いと思います。

 

①誰もが知っている優良企業に投資

②自分がビジネスを理解できる会社に投資

③配当金を出している銘柄に投資

④バイ&ホールド、配当金は再投資

⑤幅広く分散投資

 


 

投資銘柄

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Wells Fargoは銀行・アメリカンエキスプレスも金融セクター

P&G・コルゲート・JMスマッカー・マコーミックは生活必需品

VF Coppはティンバーランドなどのアパレルメーカー

JNJはヘルスケア

ユナイテッドテクノロジーは資本財で戦争にいってたから軍需関係のレイセオン 

 

やっぱり投資銘柄のメインにエネルギーと自動車関連が入ってないです。もしかしたら多少は持ってたのかもしれないですが、なんで一番身近な業種を投資から外したんでしょうか?そこで今回ははずした理由を予想してみます。

エネルギー(石油)のボラティリティ

1945年からガソリンスタンドで働いていたら、米国はどんどん自動車の利用数も増加していって、ガソリンスタンドは当然来客の数も増えたはずなんです。

 

それに世界中で石油は必要とされることは軍で働いていたガソリンスタンドおじいさんは絶対にわかったはずですよね。でも投資はしていない。なんでだろう?というのは下記の原油価格の推移が理由だったのでは?

 

原油価格はオイルショック前の1970年代前半は1バレル=3ドル台であったが、第一次オイルショックで1バレル=10ドル台、第2次オイルショックで1バレル=約40ドルまで上昇。これに投資していたらむちゃくちゃ資産が増えてたはずですよね。

 

1970円からの原油価格の推移

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http://www.economagic.com/em-cgi/data.exe/doespot/day-rwtc

 

第一次オイルショックは1973年、第二次オイルショックは1978年です。おじいさんはきっとこの激しいボラティリティが長期投資としてむいてない、ご自分の予想外の事が起こってると想像したんじゃないでしょうか?

 

身近で最も値段がわかるのに、投資はしなかったのは実は原油価格は身近じゃなかったってことですよね。凄い客観的な分析力を持ってる!と考えられます。

自動車業界の日本車増加

自動車販売台数は劇的に増加していたはずなんです。下記がアメリカの自動車所有台数です。1965年から1985年までの20年間で2倍に増加してるんですよ?

 

1965年は9035万台で1985年は1億7169万台です。本当に凄い上昇ですよね。しかしおじいさんは投資してないんです。

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http://www.mlit.go.jp/statistics/pdf/23000000x024.pdf

 

それはきっと、自動車業界の主役が入れ替わってた時期だったからではないでしょうか?1960年から日本製の自動車が円安を武器に劇的に米国での販売台数を増加させているんです。

 

そしてガソリンスタンドと自動車修理をしながらおじいさんは車種の入れ替わりを感じたはずなんです。これはどこの会社が将来的に長期で生き残るかわからない。と判断したのかもしれません。

 

事実60年代のアメリカでは、車は売ったら売りっぱなしで、アフターサービスの概念はありませんでした。正規ディーラーであっても交換する部品がなかなか入手できないということもしばしば。そこで日本の自動車メーカーは、日本流の販売・サービス体制をアメリカでも展開していたみたいです。

 

そういったサービスの違いも感じてかもしれません。今では日本製の乗用車は米国で約50%を占めていますしね。

 

まとめ 

では「【米国株】8億円ガソリンスタンドおじいさんは超戦略的な投資家だった!」をまとめていきますね!

 

 

今回のお話しはあくまで自分が想像した内容になります。よってご本人にもインタビューもできませんし、事実かどうかの確証はありません。

 

ただ誰もが身近の優良銘柄に投資すれば長期的に大きな資産を残せると簡単に言いすぎるのは、ちょっと違うかもなと感じました。もし皆さんで身近だからで投資していても、その企業や業界の本質をしっかりつかむことは忘れずにいたいですね。

 

だってガソリンスタンドおじさんは【XOM】とか【CVX】とかに投資してないんですもん。倒産してフィアット傘下に入ったクライスラーやフォード・GMにも投資してないんですから。

 

多分おじいさんは精神的にストレスが少なくて本当にその時、将来的にゲームチェンジされない銘柄を選んで投資をできた超戦略的な投資家だったんでしょう。(リーマンブラザーズにもちょっとだけ投資していたらしい。単に金融株が好きだった可能性も)

 

では皆さんの米国株投資による中・長期のストレスがない資産運用を祈って!

 

*投資判断はあくまで自己責任で

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