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ソフトバンクグループ(9984)が大勝利の1兆円利益か!米連邦地裁がTモバイルとスプリント合併承認!

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ソフトバンクグループ(9984)・孫正義さんがまたしても大逆転です!米連邦地裁が複数の州からの合併阻止訴訟をはねのけて、Tモバイルとスプリントの合併承認をしました!ホルダーさんは本当におめでとうございます!

 

直近ではソフトバンクグループに物言う株主であるエリオットが投資をしたことで、株価上昇を期待されて、ソフトバンクグループ株価は上昇していましたが、更に今回の合併承認で追い風が吹きそうです。

 

というのがすでにスプリントの株価が本日70%近く上昇していて、株式を所有しているソフトバンクグループと孫正義さんは単純計算で1兆円(100億ドル以上)の株式利益を得ることができる状態になったと考えられます。

 

今回はその内容と合併までの経緯、そしてTモバイルとスプリント合併内容をお伝えしたいと思います。

 

ではもみあげ米国株投資家の「ソフトバンクグループ(9984)が1兆円追加利益か!米連邦地裁がTモバイルとスプリント合併承認! 」をお楽しみください! 

 

*投資判断はあくまで自己責任で

ソフトバンクグループ大逆転!

ソフトバンクグループ(9984)というか孫正義さんは、今回の米連邦地裁がTモバイルとスプリントの合併承認をしたことで、大逆転の利益を得ることができそうです。

 

スプリントは孫正義さんが率いるソフトバンクグループが2013年に216億ドルで買収して、78%の株式を所有している会社になります。


スプリント株価

なんとスプリントは今日だけで株価が70%以上上昇しました!70%?て意味が分からないですが、米国証券市場にはストップ高はないので、上昇する時は天井知らずなんです。

 

スプリント株価(1日)

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2013年の株価なら5.5ドル/株位だったはずなので、今日が8ドル/株です。プレミアとか考慮にいれず株価上昇利益を凄く単純に計算してみると

 

216億ドル x 8ドル/5.5ドル =314億ドルということは今回の株価上昇で100億ドルもの株式価値を得たことになります。100億ドルという事は今の為替だと1兆円以上! 

 

まさに大逆転勝利の孫さんの投資だったことになりますね。


ソフトバンクグループ年初来株価チャート(東京証券取引所)

直近でも株価が上昇傾向にあったので、これで更に上昇の波に乗れると思います。

 

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ちなみにすでに、米国証券取引所におけるソフトバンクグループの株価は本日だけで11%近く上昇しています。間違いなく東京証券取引所の株価も上昇すると考えられます。

 

Tモバイル・スプリント概要

【TMUS】T-mobile

予想PER : 18.96

配当率    : 配当無し

連続増配 : 無し

本社   :    ワシントン州 ベルビュー

主要株主はドイツテレコム。74%の株主。2018年9月時点の加入者は米国で7400万人。米国第3位→2019年7月時点で加入者が8310万人

 

全米1位ベライゾンや全米2位AT&Tより安い料金での消費者への提供によって、特に都市部において利用者を拡大してきている。

 


【S】Sprint

予想PER : データ無し

配当率    : 配当無し

連続増配 : 無し

本社   :    カンザス州オーバーランドパーク

2013年ソフトバンクグループが216億ドルで買収。80.1%の株主。2019年7月時点の加入者は米国で5300万人。米国第4位→2019年7月時点で加入者が5450万人

アングル:顧客離れに苦しむ米スプリント、ソフトバンクに暗雲 - ロイター

 

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孫さん今年の決算発表でスプリントは取得時の3倍の株価になってると公表してましたね。それほどスプリントはソフトバンクグループにとって重要なんです。

 

実は既にソフトバンクグループの孫さんがこの会社においては、既に料金を値上げしない限りは単体でのサービス提供はもうできないと主張していたんです。財務的には相当追い詰められていました。

合併の経緯

 Tモバイルとスプリントの合併に関してはすでに、2019年7月26日に米司法省から承認が下りていました。

ソフトバンク傘下SprintとT-Mobile合併を米司法省が承認 - ITmedia NEWS

 

しかしいくつかの州から反トラスト法に反するということ申し立てがあり、米連邦通信委員会(FCC)からの承認が必要となっていたのです。

Tモバイルとスプリントの合併、FCCが採決へ-委員長が承認勧告 - Bloomberg

 

今回の承認によって公的機関の手続きはすべてOKがでたことになり、あとはTモバイルとスプリントの内部調整を残すのみとなりました。→しかしこれに対してまた複数の州が買収阻止を目指して起こした訴訟が発生して合併がストップしてました。

 

そして今回のニュースです。この州側の訴訟をはねのけて会社側の勝利という判決をくだしたのです!!

jp.wsj.com

Tモバイルのスプリント買収、米連邦地裁が承認 - Bloomberg

 

もし最終的に却下された場合はソフトバンクグループは大きな負債をのれんに計上しなければならなくなるので、一気に資金繰りに厳しくなるところでした。

 

合併による期待値

合併後の加入者数と電波エリア

1位 ベライゾン 35.6% 1億6300万人

2位 AT&T          33.2% 1億5200万人

3位  Tモバイル+スプリント  30%   1億3760万人

4位 その他   1.2%

合併後の電波のカバーエリアですが、下記の様な現在の携帯の電波カバーエリアがTモバイル・スプリントが合併することによって、ほとんど上位2社に遜色なくなるようには見えますね。

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アメリカの携帯会社・通信キャリア事情をプロがわかりやすく解説! | アメスマ

 

おわかりのようにこれで一気に上位2社と加入者もカバーエリアも競争できる体制になったんです。

 

合併後の新会社はTモバイルの名称で運営される。月決め契約の携帯電話サービス加入者数は約8000万人に上り、AT&Tの7500万人を上回り、ベライゾン・コミュニケーションズの1億1400万人に迫る規模となるという報道もあるので、これから米国は3強体制に突入しそうです。

 

まとめ

では「ソフトバンクグループ(9984)が1兆円追加利益!米連邦地裁がTモバイルとスプリント合併承認! 」

 

ソフトバンクグループと孫正義さんが1兆円の追加利益を得る事になりそうなTモバイルとスプリントの合併をお伝えしました。ソフトバンクグループは本日決算の発表もあるので、ウィーワークの損失をこれで一気に巻き返せるか!

 

スプリントの株価が1日で70%の上昇、更にソフトバンクグループの米国証券取引所での株価も11%上昇しているので、一気に流れがきていますね。

 

逆に米国株投資家としては競合になるベライゾンが-3%近く、AT&Tが-1%近くの下落になっています。これから更に熾烈な競争にさらされそうです。

 

今後はこの新TモバイルvsベライゾンvsAT&Tで契約者数の競争をしながら、更に5G分野でどこが他社に対して優位性を保つかが焦点になってきそうです。ちなみに今のところ実用化はベライゾンが有利だと思います。

 

では皆さんの米国株投資・日本株投資による幸せな資産運用を祈って!

 

*投資判断はあくまで自己責任で

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