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【米国株】VYM vs SPYD vs HVD! 高配当ETF徹底比較!

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米国株投資家においては高配当株による配当金戦略は非常に人気があります。これは日本だけでなく、米国においてもインデックス投資だけでなく配当金戦略も人気が出てきてる事からも注目度が高いです。

 

配当金戦略はVTI(インデックス)vs VYM(高配当)でもお伝えしたのですが、株式利益の先取りになり人生設計を考慮すると、セミリタイアやアーリーリタイアを考えた時に不労所得として活用しやすい面が好まれるからだと思います。 

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さて今回はその配当金戦略の大きな味方になる高配当ETFにおいて特に人気がある銘柄であるVYM vs SPYD vs HDVとして徹底比較してみたいと思います!(実は思わぬ伏兵の高配当ETFもいるよ。)

 

結論としてはVYMになるんですが、優劣を競うというよりはそれぞれに良さがあるのでそちらもお伝えしていきます。

 

ではもみあげ米国株投資家の「【米国株】VYM vs SPYD vs HVD! 高配当ETF徹底比較! 」をお楽しみください!

 

高配当ETF紹介

 実は今回紹介する高配当ETF以外でも注目したいETFはあるので、最初は5種類紹介しますね。VYMとSPYDとHDVは別枠で比較するので、まずはDVYとPFFに関しての説明をします。


高配当ETFリスト

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DVY

VYMの設定日は2006年でDVYは2003年、両方ともリーマンショックを乗り越えた超優秀な高配当ETFです。

VYM 1年+24.07% 5年+9.79% 10年+12.86% 設定来+8.18%

DVY    1年+22.62% 5年+9.46% 10年+12.96% 設定来+8.43%

比較してみるとほとんど差がない・・・信託報酬が少し高いけど。というか見方によってはDVYの方が優秀な面がある気がしますが、これは完全にバンガード社の日本戦略の勝ちという事でしょう。笑

 


PFF

PFFはリターンは他の4種類に負けてしまいますね。その理由の一番大きな点としてはもちろん金融が多いのもありますが、公益・不動産・保険と非常にボラティリティア低い商品を沢山組み込んでいるからです。

 

但し株価下落時には最も安定したパフォーマンスが期待できるという事になります。となるとハイテクETFのVGTやQQQとバランス良く組み合わせると、インカムとキャピタルの両方の恩恵を投資家にもたらしてくれそうです。

 

VYM vs SPYD vs HDV比較

 VYM・SPYD・HDV概要

 

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運用会社は3つとも違います。VYMはバンガード、SPYDはステートストリート、HDVはブラックロック、実はこの運用会社ですが、ビッグ3といわれていて、S&P500企業90%の最大株主・さらに全米企業全上場企業の40%で最大の株主になれる規模であることがわかっています!

 

信託報酬には差がないですね。0.06%というとeMAXIS Slim米国株式(S&P500)の0.88%以内より安いです。これは長期投資に非常に大きな味方になりますね。為替手数料があるといっても十分長期投資できるレベルです。

 

 

パフォーマンスはVYM!配当率からするとSPYDになると思います。この配当率でVYMに大きな差を離されていないのは脅威だと思います。

 


 VYM・SPYD・HDV詳細

 

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VYMは400銘柄という数の多さ!これは小型株も取り込んで、株価成長力というキャピタルとインカムの両立を狙ってるのがわかります。ハイテクの比率としては12%と3つのETFでは最多(SPYD7%,HDV7%)、ハイテクの将来性を期待してる投資家にとっては嬉しいETFです。

 

SPYDは80銘柄均等組入れという他とは違うETFで、更に不動産を18%も組み入れてる他のETFではない特殊性を出しています。年2回の組み換えもバランスがよさそうです。

 

HDVは76銘柄ですが、上位10銘柄で60%を占めています。更にエネルギーが22%なので、特に【XOM】や【CVX】の将来性を信じて投資をする形になりますね。

 

VYM vs SPYD vs HDV結論

結論

結論としては高配当ETFのみの運用で1つだけ選べならば、VYMが一番オススメで安定してるという結論になります。VYMはリーマンショックを乗り越えてパフォーマンスをだしてるETFです。VTIやVOOとリターンもほぼ変わらないです。

 

バックテストすると3つのETFの差が明らかになります。

Portofolio1青(VYM)、Portofolio2赤(SPYD)、Portfolio3黄(HDV)

初期投資5000ドル、毎月1000ドル、配当金は再投資した場合の2016年からの実績

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VYMがSPYDを2000ドル程引き離してるのがわかります。4年間なので結構大きな差ですね。ただSPYDとHDVではそれほど大きな開きはありません。

 

直近が株価上昇局面なので、ハイテクが多く組み込まれてるVYMが有利になるのは仕方がないかもしれません。
 


特徴まとめ

特徴を簡単にまとめてみました。それぞれにそれぞれの良さがあるんです。逆に自分なら不動産セクターは所有していないので、SPYDは凄く魅力にみえますね。それに単価が安くて買いやすいのがいい!

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不動産価格推移

それと不動産には下落耐性もあり、更に上昇が安定していて実はボラティリティが高くなく米国みたいな人口増加国で不動産価値が今後も上昇が見込まれる市場だと、保有しておきたいセクターなんです。

 

S&Pケース・シラー住宅価格指数の20年間のチャートです。

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*S&Pケース・シラー住宅価格指数(S&P/Case-Shiller Home Price Indices)とは、格付会社スタンダード・アンド・プアーズ社が公表する米国の住宅価格の水準・動向を示す指数です。

 

リーマンショックにおいてS&P500指数は40%近く下落したけど、ケース・シラーは32%程なんです。実は下落に強い。そして上昇は急激ではないけど緩やかに手堅い。こういった要素を組み込めてるためにSPYDも非常に魅力的です。


HDVのトップ10銘柄

この銘柄達の今後の活躍がHDVを左右します。ただ名だたる企業が名を連ねていますので、その点は信頼性は高そうです。

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まとめ

では「【米国株】VYM vs SPYD vs HVD! 高配当ETF徹底比較! 」まとめさせていただきますね!

 

 

 今回は高配当ETF徹底比較としてVYM vs SPYD vs HDVを検証していきました。結論としてはVYMと言いながらも、もみあげ自身はSPYDを組み入れたいというように、現在のPFや投資戦略によって柔軟に考えてみてください。

 

・高配当ETFだけで運用したいしキャピタルも安定させたいならVYMは超優秀

・ハイテク銘柄とかキャピタルメインだけど、将来を考えて高配当は組み込みたいなら配当率が高くて不動産が組み込まれたSPYDは第一優先になる

・HDVは他の2つよりエネルギー価格の下落のせいで実は割安。但し連続増配25年以上の企業の力にかかってるので、老舗パワーに期待!

 

では皆さんの米国株高配当ETFによる素晴らしい配当金とリターンによる資産運用を祈って!

 

*投資判断はあくまで自己責任で

 Keep your finger's crossed!

 

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