米国株投資家に非常に人気があるハイテクセクターには時価総額1兆ドルを超えている企業が4社あります。それを英語ではトリリオンダラークラブと名付けているみたいです。
その4社は 【AAPL】アップル、【MSFT】マイクロソフト、【AMZN】アマゾン、【GOOGL】アルファベットになります。
今回はその4社をビジュアル的に比較してるサイトを見つけたので、中身が皆さんにもわかりやすい内容だったのご紹介したいと思います。
ビジュアルで一目で違いがわかるのは1兆ドルを超える米国企業を端的に把握でき、さらに中身をみていくとそれぞれの企業の強みも見えてくるので、必見です!
では米国株投資家もみあげの「【米国株】時価総額1兆ドル超えハイテク4社を簡単比較!アップルの脅威的な強さ!」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
時価総額1兆ドル企業
時価総額1兆ドル超え4大IT企業のサマリーになります。ぱっと見だけでも何となく凄いなと感じると思います。時価総額トップは【AAPL】アップルですね!
【AAPL】アップル1.4兆ドル
【MSFT】マイクロソフト1.28兆ドル
【AMZN】アマゾン0.93兆ドル
【GOOGL】アルファベット1.02兆ドル
CEOの皆さん本当に特徴的で、写真を見ると一発でどの企業のCEOであるか区別がつくのも非常に面白いと思います。
IT4大企業の詳細
従業員数
【AAPL】アップル10万4千人
【MSFT】マイクロソフト14万4千人
【AMZN】アマゾン64万8千人
【GOOGL】アルファベット11万4千人
アマゾンの従業員数が突出しています。となると一人当たりの利益率が低いという結果になりそうです。これは物流センターなどを急速に拡大していますので、オペレーション分野に関して雇用を促進した結果といえるかと。
戦略的に雇用拡大してる部分もあるかと思いますが、将来的にリスクにもなり得る可能性はありそうですよね。
売上
【AAPL】アップル2660億ドル
【MSFT】マイクロソフト1110億ドル
【AMZN】アマゾン2330億ドル
【GOOGL】アルファベット1370億ドル
時価総額においてはアップルとマイクロソフトに大きな差はないと思っていましたが売り上げというレベルではアップルはマイクロソフトの2倍以上ですね。
これは自分も横並びにしてみて初めて気づきました。それほどアップル製品1台当たりの売り上げが大きいという事だと思います。ハードもソフトも販売してるアップルならではの売上の大きさといえます。
逆にアマゾンは売り上げはアップルと変わらないですが、利益率がアップルと比較すると劣るために時価総額としてアップルよりは低くなるのでしょう。
当期純利益
【AAPL】アップル595億ドル
【MSFT】マイクロソフト166億ドル
【AMZN】アマゾン101億ドル
【GOOGL】アルファベット307億ドル
Cash Conversion Cycle(CCC)
【AAPL】アップル-73.76
【MSFT】マイクロソフト24.76
【AMZN】アマゾン-17.92
【GOOGL】アルファベット34.91
ここでもアップルが異常な純利益を上げているのがわかります。試しにCCCをチェックしてみたのですが、アップルはキャッシュ面に関して異常に回収率が高く、むしろマイナスになっていることがわかります。
という事はキャッシュを早急に回収して、下払いのコストは非常に遅くて済んでいるというマーケットへの支配力が強い会社であることも改めて認識しました。
利益/従業員(KPI)
【AAPL】アップル43万5千ドル
【MSFT】マイクロソフト11万5千ドル
【AMZN】アマゾン1万6千ドル
【GOOGL】アルファベット26万9千ドル
ここまでの話で予想がついたと思うのですが、アップルが異常に従業員一人当たりの利益率が高い事になります。KPIともいえますね。
とにかくアップルの経営は利益という面に関しては異常に効率がいい経営をしてるという結論になりました。グーグルもこの面に関しては非常に優良企業ですね。
まとめ
では「【米国株】時価総額1兆ドル超えハイテク4社を簡単比較!アップルの脅威的な強さ!」をまとめていきますね!
ビジュアルでも簡単に分かったと思うのですが、【AAPL】アップルの異常な強さがわかりました。売上規模はアマゾンも同じ位ですが、収益体制が全くの別物といってもいいかもしれないですね。
マイクロソフトは売り上げは劣りますが、BtoBに強みを見出してるので、安定性が高いということから時価総額が他に劣らないんだと考えればいいかと。
グーグルは3社と比較するとどっちつかず感はあるのですが、元々高収益体制なので、何かしらのきっかけがあれば一気に他社を追い抜くような潜在力を秘めてる事も感じました。
いずれにしても今回紹介した4社はどれも魅力がある企業ばかり、米国株投資家としては何よりも心強いデータになったと思います。
では皆さんの米国株投資による中・長期のストレスがない資産運用を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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