米国株で長期投資銘柄として非常に人気がある【MCD】マクドナルドが好決算を発表しました。株価は今回の好決算で2%近く上昇しています。マクドナルドホルダーとしては実は久しぶりにホット旨をなでおろした決算です。大不祥事からの華麗な復活です。
たかが1回の決算が良かっただけなので、そんなに一喜一憂してどうするの?って思うかもしれません。しかし前回の決算からの不祥事があまりにもインパクトが強すぎて、かなりメンタル的には我慢を強いられたんです。
今回は決算内容をお伝えしながら、前回の決算からのマクドナルドの動きをお伝えしてホルダーの嘘偽りのない気持ちをお伝えしたいと思います!
では米国株投資家もみあげの「【米国株】マクドナルドが好決算で株価上昇!大不祥事からの華麗な復活!」をお楽しみください!
【MCD】マクドナルド
マクドナルド概要
株価:214.4
PER:27.5
予想PER:24.77
配当率:2.37%
連続増配:42年
営業利益率:40%
創業1940年・アメリカ合衆国 イリノイ州オークブルック
シカゴが本拠地ですね。創業者レイクロックとマクドナルド兄弟によって、全世界にハンバーガーファーストチェーン店として一気に展開。マクドナルド帝国とも言われる。
また前回のリーマンショック時では他の企業が50%近く下落してる中で、20%程度しか下落しなかったために、暴落に強い銘柄としても知られています。
直近1年間のチャート
直近1年間のチャートは残念ながらS&P500に劣後しています。但し直近1か月はS&P500が3%近くの上昇に対して、マクドナルドは8%近く上昇しています。勢いを取り戻しつつあります。
*Bloomberg(オレンジはS&P500)
今回の決算
マクドナルドホルダーとして非常に注目した決算だったのですが、予想以上に好決算で驚きました。EPSも予想を上回り、更に最も必要な売上が予想を大きく上回っています。
既存店売上高5.9%増でそのうち米国既存店が5.1%増だったことが大事なのは直営店である店舗で売上が向上したという事は、直営店以外のフランチャイズ店舗においても、売上向上策を展開していけるので、全体の売上拡大につなげれるからです。
🍔マクドナルド決算
— 米国株 決算マン (@KessanMan) 2020年1月29日
McDonald's (NYSE:MCD) Q4'19
EPS(Non-GAAP) $1.97 予想+$0.01
売上 $5.35B (+3.6% Y/Y) 予想+$40M
既存店売上高5.9%増(予:5.23%増)
米国既存店5.1%増(予:4.67%増)
株価は時間外で+1.2% (NYダウ平均構成企業)https://t.co/NPYFNKrUc2 pic.twitter.com/S7tygJ3u5k
ただし、ホルダーを最後までやきもきさせたのは、上記決算発表前後のマーケットオープン前のプレマーケットにおいて、KFC(ケンタッキーフライド・チキン)がアメリカ南部において、初めての人口肉ビヨンドミートチキン版の発売発表したことによって、株価が下落したことです。
何事か起きたかとおもいましたよ!本当に最後までやきもきましました。それほど10月の前回決算前位からホルダーとしては我慢の期間だったんです。
前回の決算からの受難
前回の決算
マクドナルドの前回の決算は下記内容になっています。残念ながらEPSと売上とも予想に届かないという結果でした。
また売上高はQ2が5.7%増だったのに対して、Q3は4.8%増になり売上成長が少し失速していることもわかると思います。
流石に売上・EPS両方とも未達で、逆に成長市場の売上+8.1%位しかいい情報を探すことができないので、今回の決算がコケタら怖いなとも思ってました。
前CEO性的不祥事!
【MCD】マクドナルド前CEOが従業員との合意による性的関係を持ったことは大きなニュースになりました。ウォールストリートジャーナルのニュースにおいて全CEOのスティーブ・イースタンブルックの性的関係はその情報が公開される3週間前から発覚していたのが今回判明しました。
マクドナルドのCEOスティーブイースタンブルックが従業員との合意上の性的関係が問題になってCEOを退任ニュースがはいってきました。(怒)
なにやってくれてんじゃあ!
McDonald's Steve Easterbrook is out as CEO due to a consensual relationship with an employee https://t.co/zW9jl0Ad4O
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) November 3, 2019
本当に受難の歴史でした。。。大好きなマクドナルドがこのまま没落したらどうしてくれんじゃと当時は本気で恨んだものです。
復活の兆し
新CEOに期待
前CEOが乱しまくった社内の風紀を改革しつつ、売上向上策を実施すると宣言したCEO!彼がどのような手腕を発揮してくれるか本当に注目してたのですが、今回の決算でいきなり巻き返してくれるとは、本当に驚きと共に感謝しかありません。
本当に米国企業にとってCEOがどのような人物であるかは最重要なファクターの一つといえるかもしれません。
キャリアアップ支援アプリ販売
キャリアアップ支援アプリの一般販売という意欲的な挑戦も直近発表していますね。
その名も「Archways to Careers」です。この支援アプリで下記事項が期待できます。
・マクドナルドがレストランサービスにおいて販売や不動産だけでなく、その基盤になるヒューマンリソースに本気で改革を起こそうとしてる。雇用の確保も期待できる。
・社内外においてのマクドナルドのイメージ向上に強烈なメッセージを出せる。
まとめ
では「【米国株】マクドナルドが好決算で株価上昇!大不祥事からの華麗な復活!」まとめさせていただきますね!
今回の決算は本当にポジティブサプライズでした。実は内心不安だったんです。フランチャイズ経営で営業利益が40%もあるマクドナルドですが、売り上げが落ち込んでしまっては意味がありません。
さらに前CEOの性的不祥事で社内の風紀が乱れてしまったニュースもはいっていました。このままだとだらしがないマクドナルドになる。
どんなに素晴らしい企業でも、慢心してだらけた企業は魅力がないです。それを新CEOが見事に立て直して、結果までだしてくれるなんてこれほどホルダーとしては嬉しい事はありません!!今後もマクドナルドでワクワクできそうです!
では皆さんの米国株長期投資による素晴らしい資産運用を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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マクドナルドの銘柄分析です。元々超高収益体制が出来上がってる企業です。売上を向上させる経営戦略を実施できれば、長期的に期待できる銘柄です。
YouTube動画でも米国株投資を発信しています。マクドナルドも登場します!米国株のブランド力が存分に強さを感じることができると思います!