トランプ大統領が米国1月8日の13時から今回のイラン司令官殺害以降の一連の事件に関して声明を発表しました。この声明の内容を受けて米国株価は急上昇しています。
一連の流れを簡単におさらいすると共に今回の声明内容もまとめています。
・1月3日金曜日にイランのソレイマニ司令官がアメリカの空爆によって殺害された
・昨日イランからイラクのアメリカ軍基地にロケット弾10数発発射
イラン 米軍に弾道ミサイル 革命防衛隊“司令官殺害への報復” | NHKニュース
・アメリカ軍に死傷者などなし報道(人的被害なし)
・本日トランプ大統領から声明
投資家はどう行動するべきか、また注目銘柄なども簡単に分析してみました。そして今後の自分としての投資方針も参考程度に記載しています。
あくまで素人考えなのでご了承ください。
では米国株投資家もみあげの「トランプ声明で米国株価上昇!声明まとめと今後の投資注意点」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
トランプ声明
トランプ大統領の声明は本当に力強かったです。是非とも英語わからなくても動画だけでもみてみてください。登場シーンもさることながら、ゆっくり力強く話してるのがわかると思います。
LIVE: President @realDonaldTrump Addresses the Nation https://t.co/vRH9gVAD0N
— The White House (@WhiteHouse) 2020年1月8日
内容要約
「各国はイランの行動を長い間容認してきた。その日々は終わった。」
「米国は中東の石油を必要としない」
「イランは核兵器を所有するという野望を捨てなければならない」
「イランの繁栄を可能にするには新たな取引が必要」
「イランが核兵器を取得することは決して許さない」
「イランにさらなる制裁を課す」
自分が他に注目してる点は、アメリカ国民を私がいる限りは絶対に不安にさせないといった強い意志を感じる発言の数々です。テロリストを絶対に許さない。今まで我々を苦しめてきたテロリストを一切排除する。
アメリカ国民にとってはこれ以上ないリーダーシップを示した声明だったんじゃないでしょうか。日本国民のもみあげだとしても感じる所がある声明でした。
今後の支持率が気になる方は是非下記サイトでチェックしてみてくださいね。
注目ポイント
・2019年12月ISM製造業景況指数
47.2 前月比-0.9 予想平均を下回る。
・2019年12月ISM非製造業景況指数
結果:55.0 予想:54.5
予想よりは上昇しているが、楽観的な数字ではないという事。慎重な判断が必要。
~1月14日: FRBの米国市場への資金投入 合計1400億ドル 15兆円
1月15日: 米中第1フェーズ合意署名予定(トランプ宣言)
2月:大統領選挙候補者選びスタート
2月3日
アイオワ州で「党員集会」
ー各党の候補者選びがスタートー
2月11日
ニューハンプシャー州で「予備選挙」
3月:更に候補者絞り込み
3月3日
スーパーチュースデー
ー各州の候補者選びが集中するー
4-6月:FRBによる量的緩和終了予定(毎月6兆円)
→常設レポ導入でほぼ同様の効果期待
7月:民主党党大会→民主党候補決定
8月:共和党党大会→共和党候補決定
11月:大統領選挙
注目銘柄・セクター
軍需関係
【LMT】ロッキードマーティンや【RTN】レイセオンになりますね。【BA】ボーイングは何度かお伝えしてますけど、民需も入ってますので注意です。事実ウクライナで737が墜落してしまっています。ボーイングは本当にピンチな気がします。
軍需関係は今回投資した方は上下があったとしても、投資してすぐ売るのはやめた方がいいと思います。そもそも軍需関係は地政学的に考えると米中貿易問題が発生した時からもし地政学的に有利だと思うなら投資しておくべき銘柄です。
今回アメリカとイランの関係悪化で中東情勢の不安で一時的に爆上げになっていますが、そこから落ちたとしても不用意に手放すべきではない気もします。米中問題・中東問題という二つの問題が存在する限りは、米国が軍事費を削減することは考えずらいからです。
軍事費が何故必要か、アメリカが他の国とのパワーバランスを保つために軍備が必要だということから逆算していって、軍需関係は投資した方がいいと思います。
ヘルスケア
ヘルスケアはトランプ大統領の支持率が高まれば高まるほど、株価は上昇していくと思います。事実最近の動きを見ていると、保険関係の【UNH】ユナイテッドヘルスは好調です。アナリストからもアップグレードを受けています。
【JNJ】ジョンソンエンドジョンソンも実はベビーパウダー問題で発ガン性とは関係ないという立証がまた発表されています。アメリカ政府が支援してる期間において25万人の女性を対象に行われたとの事。
Study Says Link Between Powder, Ovarian Cancer Not Established, Potentially Helping Johnson & Johnson
3:45 PM ET, 01/07/2020 - MT Newswires
ハイテク
GAFAとマイクロソフトは継続的に投資でいいと思います。もみあげはとにかくマイクロソフトをイチ押ししています。上昇も下落も自分の投資方針に合っていて、心地いい程度に収まってくれるので心理的なストレスが少ないんですよね。
1月8日時点で、マイクロソフト・アップル・グーグルが上場来最高値を更新しています。高値ともいわれていますが、冷静にみてポテンシャル的には衰えを見せてない気がします。
タバコ
タバコ銘柄が上昇しているのは、嗜好品は政情不安に関係ないということから手堅く買われてる気がします。それと10年債の利率が1.8%という低い利率で推移しています。そうなると債券のリターンに比べれば高配当で政情不安に関係ないタバコ銘柄に人気が出ている気がします。
タバコ以外でも10年債の利率が低い状態だと、高配当銘柄で財務が硬い銘柄は比較的人気が出るかもしれないですね。ただ逆に割高でつかんでしまう可能性もあるので、その点は注意です。
投資タイミング
2020年始まってすぐに様々なイベントが発生していて、投資家の皆さんは混乱すると思うのですが、やはり一番わすれちゃいけないのは今年は大統領選挙だという事だと思います。
トランプ大統領がどのような行動をとったとしても支持率がどうなるかがとにかく大事です。そのポイントだけは忘れないようにした方がいいと思います。
となると株価が大きく下がる方向への舵取りは避けたいはずです。FRBはリセッションを絶対に起こさせないために、越年資金53兆円、更に追加資金まで中東情勢不安に備えて投入しています。この流れだけはメインに据えておくべきかと。
となると1月15日が一つのキーポイントになると思っています。1月15日が米中第一フェーズの合意署名をトランプ大統領が予告してるからです。
投資家としては波に乗り遅れたくない、逆にのんびりしてていいのかと焦るかもしれないですが、1年は始まったばっかりですし、長期投資家からしたら本当に最終的には誤差だと思っています。焦りだけは禁物だと思います。
ちなみにもみあげの直近の投資を報告すると、12月31日にマイクロソフト6万円、ユナイテッドヘルス6万円、1月3日に配当率3%のETFを5万円追加投資しました。
わからないときは信じてる銘柄(エース銘柄)に追加投資、更にわからないときはETFに投資というシンプルな投資です。
まとめ
では「トランプ声明で米国株価上昇!声明内容まとめと今後の投資注意点」をまとめていきますね!
トランプ大統領の声明は本当にアメリカという超大国の大統領として強いリーダーシップを示した素晴らしい内容だったと思います。あれを聞いて気持ちが上がらない国民ってなかなかいないんじゃないかと。テロは絶対に許さないという意志も感じました。
投資家としてはこの上昇で一喜一憂するのではなく、長期投資ならしっかり軸の銘柄やセクター・ETFを定めて投資した方がいいと考えています。また一気に集中投資をしてもいいですが、今後まだまだ重要なイベントも控えてるので、スケジュールを頭に入れて投資してもいいかと思います。
もみあげの中では1月15日が一つのキーポイントだと考えてるのでそこまでは様子を見ながら投資を継続していきます。
ではみなさんの米国株投資による幸せな資産運用を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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イランの司令官殺害に関して投資家として人として思う事を書いた記事です。
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