なんとオーストラリアのカンタス航空が2019年10月18日からNY⇔シドニーの”直行便”を就航したみたいです。
もちろん経由便ならこれまでもありましたが、飛行機内に20時間ぶっ続けというのは人類初の試みだということです。
もみあげも米国に駐在してる関係上何度も日本とシカゴの往復や、日本とNYの往復を経験してるので、その経験も踏まえて気になることを記事にしてみたいと思います。
ではもみあげ米国ブロガーの「【驚愕】人類初NY⇔シドニー直行便就航で人間が飛行機内で20時間!人体実験?」をお楽しみください!
NY⇔シドニー便
距離・時間
NYからシドニーまでは距離16000KM、時間として19時間半ということです。距離19000KMというと地球1周が40000KMなので、地球の3分の1以上を移動したことになります。
距離が長すぎてちょっと想像がつかないですよね。ちなみに成田からハワイは6600KMなのでその約3倍ということになります。
飛行機スペック
ボーイング787-9
ボーイング787-9型機ドリームライナーの概要と座席表をご案内します。ドリームライナーは長距離線用機材としては世界で最も先進的な機種です。
座席数はビジネスクラス42席(オレンジ)、プレミアムエコノミークラス28席(緑)、エコノミークラス166席(黄色)です。
ビジネスクラスで約40%近くのスペースを使っているので、ビジネスクラスは凄く快適そうです。 見た感じ高級感があって気持ちよく過ごせそうです。
ビジネスクラスならある程度問題なさそうなきもしますよねー。気になるのはエコノミークラスです。
時差の影響
日本からの旅行で有名なのはハワイじゃないでしょうか。ハワイまでの搭乗時間がおよそ7-8時間だと思います。また時差と考えると実質的に日本がハワイより19時間進んでます。
それに対してニューヨークとシドニーはまず気候が真逆です。日本からオーストラリアに旅行した人はわかると思うのですが、日本が冬ならオーストラリアは夏です。シドニーからニューヨークはシドニーがニューよくより15時間進んでます。
例えばニューヨーク便朝6時のフライトならシドニーにニューヨーク時間で夜中の2時に到着、そこから15時間足すので、夕方17時にシドニーに到着するということになるんです。
20時間で約1日とおもいきや、まだ実質的に11時間しか経ってないとなると人間の体内時計はむちゃくちゃになりそうですよね。
搭乗時間の影響
実際にもみあげも7時間くらいのフライトなら寝ておけばつくという感覚なのですが、それを超えだすと、その後の時間は何をしていいかわからない。非常に苦痛の時間を過ごすことになります。
またビジネスクラスならフルフラットでゆっくり休めるんですが、エコノミークラスだとエコノミークラス症候群(旅行者血栓症)になりがちです。
この疾患は、動作が少なく長時間同じ姿勢でいると下肢(足)が圧迫され、血流が悪くなり血栓(血のかたまり)ができやすくなり、できた小さな血栓が肺の静脈を詰まらせてしまうことで発症します。
身動きできないのは本当につらい。それが20時間も続くんです。途方もない時間だと搭乗した人は感じると思います。
何度もシカゴ⇔成田12時間、成田⇔ボストン13時間などエコノミーで搭乗していますが、正直な所1週間位はまともな感覚になりません。
まとめ
いかがでしたか?「【驚愕】人類初NY⇔シドニー直行便就航で人間が飛行機内で20時間!人体実験?」を記事にしました。
今回のフライトに関しては、特殊な医薬品も用意して緊急の状況に備えてるという事です。とはいえ初めての経験ですから人体実験みたいになっても仕方ないですよね。
一番つらいのはCAさんやパイロットさんとも思いますが、エコノミークラスに乗る人も疲労も相当なものになると思います。怖いものみたさで一回体験はしてみたいですが。。その時がくるかどうか。
では皆さんの快適なフライトによる素敵な人生を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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