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ブラック企業・職場で働く事の意味 「港湾労働者」時代の思い出

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今回はちょっとブラック企業で働く事の意味を記事にしてみたくなりました。

 

こんにちは!アメリカ駐在員もみあげブログにご来訪頂き誠にありがとうございます! 

 

現在はアメリカに駐在しているもみあげですが、新入社員時代はもう20年近く前になりますが、いわゆる世の中でいうブラック企業のブラック職場で働いていた時代があります。 「港湾労働者」として働いてました。

 

ブラック企業・職場の定義は色々あると思うのですが、サービス残業・休日出勤が当たり前。パワハラモラハラが蔓延してる組織などなどが考えられるのでしょうか。

 

現在は働き方改革の名の下に、国自体が大きく制度改革を企業に促して企業自体も変わりつつあると思います。素晴らしい事ですしどんどん変わっていくべきです!

 

とはいえ、既にブラック企業で働いてる人、働いた人、そんな経験をお持ちの人はどうやって自分の中でその経験を納得させればいいんでしょうか?

 

最悪、精神病・うつ病・自殺した労働者の方だっているはずです。そこまでなってしまうと取り返しがつかないかもしれない。

 

ただもし今から現状を変えるとしたら、一つだけ言えるのが「流されるままに働いたら負け」って事かもしれないです。

 

もみあげの入社当時の職場

現在もみあげはアメリカで駐在員として仕事をしています。恵まれた環境だと思いますし、何よりも今までの経験があったからこそこの状態にいるのかもしれないな。と最近考えるようになりました。

 

もみあげが入社した時の職場はいわゆる皆さんが想像しやすいとしたら工事現場で働く人が一番イメージが近いかもしれません。

 

下記の様な写真の場所で働いていました。いわゆる「港湾労働者」です。港湾労働者は世間一般ではあまり聞くことはないんじゃないでしょうか?

 https://www.kouwan.metro.tokyo.lg.jp/yakuwari/toukei/

 

港湾そのままなんですが、港という輸出入貿易の国の窓口なんです。港湾労働者は貿易に関する貨物を国の入り口と出口で最初と最後に扱う労働者達ともいえるかもしれないですね。

 

百田尚樹さんの著作で「海賊とよばれた男」がありますよね。あれと仕事内容は異なっているのですが、海賊って凄くしっくりくるなーって思った事があります。


海賊とよばれた男 [DVD]

 

海で昔から働いてる人たちは海賊、そして今からいうと反社会組織がベースになった背景は間違いなくあると思います。実際建設会社や運送会社で「組」って見ないですか?あれはいわゆるヤクザ・極道がベースになってるとも考えられますよ。

 

入社してその職場に行くことになった時に、当時の人事から言われた事は「港湾はヤクザの世界やぞ!気合入れていけよ」だったのを鮮明に覚えています。 

 

入社してすぐチェックしたのは皆小指残ってるのかな?って一人一人見てましたらね。

 

 刺青いれなきゃ駄目なのか!って本気で思いました。笑

 

港湾労働者の当時の実態

あくまで当時の港湾労働者の状況ですが、下記の様な状況でした。 

 

・残業100時間越えは当たり前、200時間近く働く人も

・24時間作業なので夜勤も多い

・いわゆる3K職場(きつい、危険、きたない)

・世の中の底辺に近い、日雇い労働者も沢山

 

現在はかなり変わっていますが、自分が働いていた当時は正に上記の様な感じでした。自分は世の中の底辺にいるんだなーってよく考えた事もありました。

 

ただその当時は自分は高杉良さんの著作「青年社長」の凄く感銘を受けていて、内容はワタミ創業者の渡邉美樹さんの実話なのですが、真剣にワタミ入社を考えたほど信念や夢いう言葉があれば乗り越えられると思っていました。


青年社長(上) (角川文庫)

 


青年社長(下) (角川文庫)

 

気になったら是非とも読んで見てください。今となってはブラック企業の言葉を作り出してしまったような渡邉美樹さんですが、その創業者としての思想などは今も学ぶ事は沢山あると思います。(ってかこの本の中と別人の様になってしまって残念です。)

 

パワハラモラハラの温床

パワハラモラハラの温床の様な職場でした。殴るまではいかないですが、「死ね」とか「ふざけんなテメー!」とか日常茶飯事で罵声が飛び交います。

 

自分は一応その職場の中では高学歴・アメリカ帰りだということも知れ渡っていたので、何をしても「お前そんな偉そうな感じで、こんな簡単な事もできねーのかよ」「あいつ使えねーよなー」とかよく言われましたね。(笑)

 

誰も助けてはくれませんでした。相談したとしても上司にチクられる。お局様が優しくしてくれたからその人に愚痴を言ってたら、パワハラの一番手の上司と実は付き合ってて、裏で全てバラされてたなんて・・悪夢も蘇ります。

嘘のような本当の話です。笑

仕事できつかった思い出3つ

コンテナ番号をひたすらメモする

下記写真の中で見かけられる小さな箱です。この中に貨物を入れて世界中で貨物は輸出入されるのが基本なんです。大きさは長さ12mほど高さと幅が4m程です。重さはそれだけでも4t近くあります。

https://www.suzue.co.jp/company/business/harbors/

この中で働いてると人間なんて本当にちっさ過ぎて、どこにいるなんかわからなくなりますよね。

 

このコンテナに番号が振ってあるんです。10桁位のそれがないと税関で認証されず貿易自体ができないんです。この番号をひたすらとる係を1年位やってたのですが、これがきつかった。

夏は長袖の作業着を着て、汗だくになりながら四六時中番号を取っていく。冬は極寒の中震えながら番号を取っていく。そして一番きついのが雨が降った時や、古いコンテナだと番号が見えなくなっている。そんなコンテナが、高さ15mとかの場所におかれてしまっている。

 

機械でも簡単に取り出せない。そしたらその機械に乗せてもらって、よじ登っていくんです。本当に怖くてしょうがなかったです。でもそれをしっかりやらないと、貿易自体が止まる。更に帰ったらパワハラを受けることが目にみえている。

 

「落ちたら死ぬなー」って思いながら仕事してました。


死の危険を感じる

先ほどコンテナ番号をとらなきゃいけないとお話しました。しかしその周りはこんなバカでかい機械が動き回ります。”トランステナー”といいます。

 

この機械が動いてない場所を探し回るんです。事故の話もよく耳にしました。ある日作業員がいなくなったら、これにひかれてカエルみたいにぺちゃんこになってたと。

 

 

右側に見えるキリンみたいな機械は日本の高速道路を走ってると見かける事があるんじゃないでしょうか?ガントリークレーンといいます。高さは120m程あって、重さ50トン位までは吊り上げられます。

 https://www.kouwan.metro.tokyo.lg.jp/yakuwari/toukei/

 

内部はこんな感じですね。自分も乗らせてもらったことがあります。

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*朝日新聞デジタル

 

この機械を使って先ほどのコンテナを貿易用の巨大船に乗せるんですが、もちろん乗せるだけじゃ運ぶことはできないので、船にそれを固定するための作業員や順序良く乗せる為にプランを組んで指示を出す人がいます。

 

想像してみてください。もしこれだけの大きさの貨物が落ちてきたらどうなるとおもいますか?そして実際に自分の同期入社の人間がそれで事故に有った作業員を目の前でみてしまったんです。

 

精神的に非常に落ち込んでしまって。その後仕事をやめることになってしまいました。


人生初めて土下座させられた

 

自分は下記の様な無線を10台位つかって、よく道路で見かけるトラックのコントロール係をしてた時がありました。10台の無線を使って30台位動かしていた時もあったので、日中全く暇がなく、ひっきりなしに無線で指示を出すんです。

 

お客様の下へ時間通りに届けられなかったら大きなクレームになる。また先ほどのコンテナを船に積み込むためのトラックもコントロールしてたので、それが遅れると貿易自体が遅れるといったプレッシャーもありました。

 

そしてある日、一度ミスをしてしまうんです。その時先ほどお話したパワハラ一番手の上司が日ごろからもみあげの事をきにいらなかったんでしょう。

 

突然胸ぐらをつかみだして、「お前のせいで皆の仕事が止まったんだよ!どうしてくれんだよ!謝れよ!土下座しろよ!」といわれました。

 

悔しくてしょうがなかったんですが、人生で初めて土下座することになりました。

いまとなってはどうして土下座したんだろう?ってわからないんですけど、きっとそれだけ追い詰められていたんですね。考える余地もなくて謝ればその場が収まると思ってしまったんだと思います。

追い詰められると思考が止まるよね・・

ブラック企業・職場で働いた意味

さてここまで話すだけでは、まるでよくいる先輩が酒の場とかで自慢気に話をするお話になってしまいます。「俺の時代はもっときつかった、だからこれ位我慢しろ」といった意味のない話になってしまいます。本題は違います

 


当時思っていた事、学んだ事

 

絶対に見返して・変えて・抜け出してやる)

この環境に入ったのは自分で選択した、そして自分が選んだ責任があると思ってました。だから変えれる部分は自分の力で切り開くしかないと実力をつけるために必死だった記憶があります。

 

今は世の中変わったので一人で解決する必要はないです。但し解決するために動くのは自分の意思です。だから誰かを頼ってでも抜け出せるようにした方がいいです。

 

底辺だからこそ学べる事がある)

先ほどいったように自分が入った業界は当時底辺だと思っていました。底辺だからそこで諦めるというよりは、底辺だからこそ学ぶ事がある。そして底辺がいないと世の中回らないって意識は凄く強かったし、今もそう思っています。

 

警備員さんとか誘導員さんや作業現場の方々を見て、憐れんだりしないでください。彼らがいないと世の中回らないし、本当に立派な仕事をされてると思います。

 

メンタル強化・環境への柔軟性)

一度土下座をしてしまった事もあって、土下座には何も価値がないことも実感しました。どんな罵声を浴びせられようが信念があれば耐えられるし、自分のちっぽけなプライド位すててしまった方がよっぽど効率的に生きられると思っています。

 

一度非常にキツイ経験をしてしまえば、どれだけキツイ環境に飛び込むことになってもある程度は平気になります。それもあったのか、この港湾労働者の後は外資で駐在して、今はアメリカで駐在です。環境が激変しますけど、メンタル的に何かで追い詰められることは滅多にないです。


今思う事

反面教師)

一番強く思うのがこんなブラックな環境で仲間や同じ職場の人に働いて欲しくない!です。パワハラモラハラの温床に組織をしたくないですし、この当時の思い出と反対の事を職場の人には味わってほしいと思っています。反面教師ですね。

 

仕事の努力は裏切らない)

一度自分の20代後半の失敗談の記事で失った時間は取り戻せない。「無駄だった」と書いたことがあります。ただし仕事は別だと思っています。仕事で学んだ知識そして経験が無駄になる事は絶対にないし、そう信じる事が自分が成長していく大切な要素だと思っています。

www.momiage.work

 

そして仕事で努力した分だけ、その努力を自分の将来に活かすと思えれば努力は裏切らないと思っています。特に30代まではひたすら仕事で培ったスキルや経験値がないと、それ以降で絶対に行き詰まると今でも思います。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?ブラック企業・職場で働く事の意味を今回は記事にしてみました。あくまでも個人的な経験や感想になってしまうので、誰もが納得する内容ではない事は承知の上です。

 

アメリカで自分が仕事をしていてそもそもブラックという言葉自体がない環境なのですから、ブラックという言葉自体が蔓延してる日本は非常に構造的におかしい状況であると強く思います。

 

日本マイクロソフトが週給3日制なども導入してきて、日本の働き方改革が進んでいることも強く感じていますし、素晴らしいなと思います。

www.asahi.com

 

但しまだまだブラック企業や職場にいる人は沢山いると思います。制度が変わるのを待ってるだけじゃなくて、これを読んだブラック企業で働いてる人、そしてブラックを変えれる立場にいる人が自ら進んで「流れに逆らっても環境を変える」事を意識できたらいいなと思っています。

 

仕事の努力は絶対に裏切らないと思っているので、大変かもしれないですけど人生と仕事は切っても切れないので上手な付き合い方をしていきたいですね。

 

 Keep your finger's crossed!

 

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