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シカゴは4月15日に雪が降ったと思えば、今日は23度。寒暖の差が激しくてつらいです。笑。体調管理は皆さん十分おきをつけくださいね。
今回は資産運用を考える時の初歩の初歩銀行貯金と保険に関してお話したいと思います。
銀行預金と保険をもう一度考えてみよう!
銀行預金と保険は日本人が当たり前に行ってるお金に関する行為になります。ただそれを何も考えないで行っていないでしょうか?預金と保険は何のために行っているのでしょうか?
もし資産運用の為に行っているとしたら、残念ながら現在の日本においてはその両者は資産運用になり得ません。
その理由を今からお話したいと思います。
銀行貯預金
皆さんが資産運用を考える時まず一番最初に考えるのは銀行預金による貯金じゃないでしょうか?
本来銀行の預金利率が資産運用に足る投資価値があるならば、十分有効な資産運用方法だと思います。
1970年から1980年であれば郵便貯金の10年定期預金が8%~12%。銀行の1年定期でも5%超えしていたそうです。
但し現在日本は超低金利。更にATMでの手数料まで考えると銀行預金は資産を目減りさせているともいえます。
例えばATM手数料1回100円から200円、平均150円と考えて週1利用したとします。
年間で約7,200円費用が発生する計算になります。
預金が100万円とすると年間で0.7%を支払ってることになります。
普通預金利率
主要銀行の普通預金利率を調べてみました。下記のリストの数字になっています。
正直乾いた笑い声がでてきますよね。
それだけ銀行も収益が厳しいということです。・・・0.7%には到底及びません。
1年預けたら最も利率がいいあおぞら銀行でもATM手数料を払うだけで-0.6%以上ですね。
では定期預金はどうでしょうか。
定期預金利率
(定期預金の意味がないですね・・・・)
こちらも一番高い利率の銀行を使用しても1年預けたら-0.45%ですね。
結論として100万円銀行に預けたとしても、ATM手数料だけでどんなに良くとも0.5%程の利子を銀行に払い続けるという結果になります。
もちろん額が増えれば手数料分より増えます。
日本とアメリカの違い
アメリカでもCD(Certificate of Deposit)という定期預金が存在します。
昔に比べたら利率が大分さがったみたいですが 、こちらは期間・銀行にもよりますが年率2%を超えています。元本保証も2,000万円ほどなので、資産運用の一つとしてアメリカではよく使われています。
ほっといても2%以上の利子がほぼノーリスクで入ると考えれば 資産が多い人が本当に得をする国だなとつくづく感じます。
下の表が自分が使ってるネット証券会社のCDの種類の画面です。
種類はどれくらいあるかというと少なくとも500種類以上あるみたいです。それくらいCDの需要があるということですね。
(1年間近く預けると2.5%近くの利率が付くCDもあるので、驚きです。それでほぼノーリスク。)
銀行預金まとめ
だから自分としてはアメリカに住んでCDを使えばいいよ!日本にいてもしょうがない!じゃないんです。アメリカ人だって、CDがあっても他の投資を行うのですから。
要は現状日本で資産運用を行うにあたって、残念ながら銀行預金は資産運用に値しないなんです。
保険
次に考えるのが保険での資産運用だと思います。
多種多様な保険があるので、詳細の説明は割愛しますが保険のプランには3つの主なプランがあります。
掛け捨保険
一定の保険料を支払って不測の事態において保険料が一定額払われるようにするもの。
終身保険
一定の保険料を支払うのですが、不測の事態においては、掛け捨てより受け取り額が少なくなります。
ただし満期がくると払い込み金額にいくらかの利率がのって返還されます。
養老保険
一定の保険料を支払います。こちらは掛け捨て&終身保険より更に不測の事態においては、受取額が少なくなります。
但し満期がくると払い込み金額に終身保険より更に利率がのって返還されます。
まとめると下記になります。
次は保険会社の違いを比較していきます。
日本の保険会社
保険会社の種類も沢山あるし、プランも様々なので割愛。
外資系の保険会社
自分はPrudentialの米ドル建て保険に入っています。2009年4月1日の保険法改正前にはいれば、非常に高い利率になり資産運用として素晴らしいという紹介で加入しました。
実際当初何も知識がない自分にとっては、貯金として有効な手段になったと思っています。ですが現在は一部を残して解約しています。 (自分のアセットを公開するときに、詳細は記載しますね)
理由としては、
・終身保険で30歳の時点で加入して満期65歳で払い込み額の1.17倍返還
・養老保険で30歳の時点で加入して満期65歳で払い込み額の1.5倍返還
株式投資を行っている方は想像つくと思いますが、少ないんです。
アメリカで契約可能な保険会社
駐在員用に下記のような保険が売り出されています。一部情報で?と思う部分もありますが・・・・10年で約2倍になると言った宣伝ですね。
保険まとめ
3種類の保険を紹介しましたが、正直なところ他のサイトでもお話されていますが、
保険はあくまで保険として利用した方がいいと思います。
会社勤めをされている方は社会保険に入ってるはずですし、何か仕事上で事故が発生しても労災もおります。
もしどうしても心配というなら、掛け捨ての保険にだけ加入して終身と養老は必要はないというのが今の考え方です。
年間12万円までなら控除も効きますし、その枠内で納めるのが一番の有効活用かと。
まとめ
いかがだったでしょうか。
・日本の銀行貯金とアメリカの銀行貯金
・日本の保険とアメリカの保険
を比較してご紹介していきました。日本の銀行と保険では資産運用になり得ないことがお分かりいただけたでしょうか?
関連記事でもご紹介していく株式投資の場合で見込める年間の利率が5~7%です。もっと多くないのか?とかもっと少ないという話もありますが平均的にとるとこのくらいの数字になるそうです。
但しもちろんリスクも出てきます。貯金が資産運用で悪いとは言わないですが現状日本だと貯金するだけで資産が目減りしていくことになります。
またインフレの状況において貨幣価値が下がっていく場合は貯金の利子程度では資産価値が年々と目減りしてくことになります。
保険も上記5%~7%の利率に比べると、投資価値は極めて少ないです。
また今回で一番お伝えしたいのが、銀行も保険会社も投資を行なって資産を増やしてる為、その分マージンを引かれて、自分たちは銀行と保険会社からお金を得ているです。
これを機に一度資産運用を見直してみてはいかがでしょうか?
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